日本歴史地名大系 「園寺」の解説
園寺
ぎおんじ
国道一三号から東へ八〇〇メートルほど入った谷間にあり、背後の山頂に
曹洞宗で万年山と号す。本尊は聖観音。古来は天台宗(月の出羽路)または真言宗(横手郷土史資料)であった。享保一四年(一七二九)頃の「六郡三十三観音巡礼記」に、一三番札所として「仙北郡金沢村万年山祇園寺 古書に、金洗沢鍛冶屋布金洗の観音と有。正観音 大仏師定長作」「義家公の御直垂・御袈裟有りしとなん、今は六郷の永泉寺に有り」と記され、一一世紀頃の大仏師定朝作と伝える金銅聖観音像を現在所蔵している。もとは柵本丸の東直下にある
園寺
ぎおんじ
園寺
ぎおんじ
園寺
ぎおんじ
園寺
ぎおんじ
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報