失う(読み)ウシナウ

  • うしな・う〔うしなふ〕

デジタル大辞泉の解説

[動ワ五(ハ四)]
今まで持っていたもの、備わっていたものをなくす。「職を―・う」「友情を―・う」
普通の状態でなくなる。安定した状態でなくなる。「気を―・う」「バランスを―・う」
かけがえのない人をなくす。死に別れる。「戦争で父を―・う」
手に入れかけて、のがしてしまう。取り逃がす。「機会を―・う」
競技・ゲームなどで、相手に得点を入れられる。「守りのミスから三点を―・った」
手段や方法などをなくす。どうしたらよいかわからなくなる。「人生の指針を―・う」「解決の道を―・う」
(「…たるを失わない」の形で)…であることができる、十分にその資格がある、の意を表す。
「富岡先生もその一人たるを―・わない」〈独歩・富岡先生〉
消滅させる。
「深き心もなき人さへ罪を―・ひつべし」〈・御法〉
こわしてなくす。ほろぼす。
「寝殿を―・ひて、異(こと)ざまにも造りかへむ」〈・宿木〉
10 殺す。
「召し出だして―・はん」〈平家・六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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