デジタル大辞泉 「奸悪」の意味・読み・例文・類語 かん‐あく【×奸悪/×姦悪】 [名・形動]心がねじけていて悪いこと。また、そういう人や、そのさま。「―の少年身を容るるに地なきもの」〈田口・日本開化小史〉[派生]かんあくさ[名][類語]邪悪・奸佞・陰険・性悪・悪辣・悪性・俗悪・凶悪・極悪・悪い・悪・罪悪・悪徳・背徳・悪行・悪事・悪逆・巨悪・諸悪・暴悪・卑劣・陋劣ろうれつ・狡猾こうかつ・邪よこしま・さがない・腹黒い・腹汚い・悪賢い・ずる賢い・小賢しい・ずるい・こすい・こすっからい・あくどい・さかしい・さかしら・老獪 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「奸悪」の意味・読み・例文・類語 かん‐あく【奸悪・姦悪】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 心がねじけて悪いこと。また、そのさまや、そのような人。邪悪。[初出の実例]「僧善神殉レ心以縦二姧悪一」(出典:続日本紀‐天平宝字三年(759)五月庚辰)「或は利勇が累年の奸悪(カンアク)を憎み」(出典:読本・椿説弓張月(1807‐11)続)[その他の文献]〔春秋左伝注‐昭公二五年〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例