奸賊(読み)カンゾク

デジタル大辞泉 「奸賊」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぞく【×奸賊/×姦賊】

心のねじけた者。憎むべき悪者
[類語]凶漢凶賊海賊山賊賊徒賊子逆賊謀反人悪人悪者悪漢悪党悪玉悪女毒婦食わせ物詐欺師山師ペテン師いかさま師あくわる凶徒凶手人非人人でなし奸物曲者暴漢暴れ者暴れん坊暴徒荒くれ者ごろつきならず者地回りやくざ暴力団無頼漢無法者与太者ごろちんぴらあぶれ者

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精選版 日本国語大辞典 「奸賊」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぞく【奸賊・姦賊】

  1. 〘 名詞 〙 心のねじけた邪悪な人。にくむべき悪人。
    1. [初出の実例]「人臣之事君。荀不中而処其心。必陥於奸賊窩矣」(出典:竹居清事(1455頃)中心説)
    2. 「いかで劔鏡の遺物(いもつ)を奪ん為に、墓を発(あば)く奸賊(カンゾク)と」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)続)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐董宣伝〕

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