山国(読み)やまくに

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

山国(大分県)
やまくに

大分県北西部、下毛(しもげ)郡にあった旧町名(山国町(まち))。現在は中津市(なかつし)の西端部にあたる地域。旧山国町は1958年(昭和33)町制施行。2005年(平成17)中津市に編入。旧町名は古代の郷(ごう)名、山国川の名にちなむ。国道212号、496号が通じる。北に英彦(ひこ)山がそびえ、開析溶岩台地が広く、林業とシイタケ栽培が盛ん。山国川上流の谷底平野には米作が行われる。中心の守実(もりざね)には温泉がわく。耶馬渓猿飛の甌穴(やばけいさるとびのおうけつ)群、鷹ノ巣(たかのす)山のビュートは国指定天然記念物。守実の神尾家住宅(かみおけじゅうたく)は江戸時代中期の1771年(明和8)に建てられた国指定重要文化財。[兼子俊一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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