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建築構造 けんちくこうぞう building construction

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

建築構造
けんちくこうぞう
building construction

建築空間を形成する構造システムの総称。使用する建築材料により木構造,鉄骨構造鉄筋コンクリート構造鉄骨鉄筋コンクリート構造およびコンクリートブロック構造などがある。木構造は比較的小規模の建物,特に住宅に,鉄骨構造は高層建築に,鉄筋コンクリート構造は中規模の建物に,鉄骨鉄筋コンクリート構造は大規模の建物に使われている。

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百科事典マイペディアの解説

建築構造【けんちくこうぞう】

各種の建築材料を使用し,外力・荷重などに応じ目的にかなった建築物を形成する方法,およびその力学的構造。種類は多いが形式的に分類すると,小単位の材料を組積みする組積(そせき)式,柱や筋かいなど細い部材を組み合わせる架構式,建物全体が一体となった一体式などがある。
→関連項目内田祥三

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世界大百科事典 第2版の解説

けんちくこうぞう【建築構造 building construction】

各種の材料を用いて目的とする建築物を構成する方法およびその力学的構造をいう。したがって,建物の全体的構成から骨組構造や,屋根,床,壁など各部の下地,仕上げに至る細部構造までが含まれる。 われわれが生活するのは空間であり,建築構造はその空間を入れる器である。器としての建築構造は居住あるいは利用する人々の安全,快適,利便,健康上の要求を満たすものでなければならない。とくに地震,風,雪など外力に対する安全性,火災に対する安全性は生命,財産にかかわるものとして第一義的に必要とされる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

建築構造
けんちくこうぞう
building structure

1個の建築物は梁(はり)、柱、壁、床などの構造要素のシステムとしての主体構造部分と、建具、造作、諸設備、配管システムなどの非構造部分との有機的な総合によってつくられる部分建築空間の総合的システムであり、建築構造は一個の主体構造のシステム、またはそれに付属する補助構造要素を含むシステムをいう。建築構造の役割は、それに作用する地震、風圧力、雪荷重などの外的攪乱(かくらん)に耐えて建築物の形態を保持し、それによってつくられる建築空間内の居住者の安全性を保証し、かつ快適な居住環境を実現するための非構造部分を支持することである。いかなる建築構造も、これらの役割を果たせるように設計されるだけでなく、経済的条件を満たし、かつ法的規制に適合するように設計されねばならない。[中村恒善]

構成方法による分類

組積構造、骨組構造、一体式構造の3種類に大別される。組積構造はブロックや切り石などの構成要素を積み重ね、目地(めじ)で接着して壁体を形成し、多数の壁体と床組で箱型構造を構成する方法である。構成要素の種類により、れんが造、石造、コンクリートブロック造などがある。骨組構造は棒材を組み合わせ、接合してつくられる構造で、木構造や鉄骨構造の通常の建築骨組がその例としてあげられる。一体式構造は、全体が連続した一体となるように、コンクリートなどの可塑性物質の流し込みとその硬化によって製作される構造である。鉄筋コンクリート構造、壁式鉄筋コンクリート構造のほか、鉄筋コンクリートのシェル構造や折板(せつばん)構造がこれに属する。実際には、これら3種類の組合せ混成構造も種々考案され、用いられている。[中村恒善]

形態的および力学的分類

まず構造要素は形態的にも力学的にも棒材と板に大別される。棒材だけで構成される骨組構造としては、棒材が剛接合されたラーメン構造、ピン接合されたトラス構造、圧縮力を支持しないケーブルを要素として含むケーブル・ネット構造などがある。平板だけを接合して、箱をつくるかのように構成される構造を壁構造または箱型構造という。シェル構造は単一または複数の曲率のある面材で構成される貝殻状構造である。実際にはこれらを組み合わせて用いることが多い。たとえば、箱型構造がラーメン構造のなかに組み込まれた骨組構造をコア・システムcore systemといい、箱型構造の部分をコアという。[中村恒善]

構造材料による分類

材料により、木構造、石造、れんが造、コンクリート系構造、鉄骨構造などに分類される。鉄筋コンクリート構造は異種材料の複合構造の一例である。[中村恒善]

施工方法による分類

土壁やコンクリートのように、施工現場で水を必要とする構造を湿式構造、それ以外を乾式構造という。[中村恒善]

目的や用途による分類

地震、台風、通常の火災に耐えられるように設計された構造を、それぞれ、耐震構造、耐風構造、耐火構造という。[中村恒善]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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