当麻[町](読み)たいま

百科事典マイペディア 「当麻[町]」の意味・わかりやすい解説

当麻[町]【たいま】

奈良県北西部,北葛城(きたかつらぎ)郡の旧町。金剛山地東麓にあり,当麻寺二上(にじょう)山で知られる。花卉(かき)栽培が盛んで,特にキク産地として有名。メリヤスプラスチックなどの工場もあり,靴下製造が盛ん。近鉄南大阪線が通じる。当麻寺や石光寺はボタンの名所。2004年10月北葛城郡新庄町と合併し,葛城市となる。15.96km2。1万5564人(2003)。

当麻[町]【とうま】

北海道中央部,上川郡の町。旭川市の北東隣で石北本線が通じ,屯田兵が開いた。西部は石狩川左岸の上川盆地底で,水田が広がる。木材,シイタケも産する。当麻鍾乳洞がある。204.90km2。7087人(2010)。

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