


 
(じ)。
に
生・
育の意があり、その情を
という。〔説文〕十下に「愛なり」とみえる。古くは子をその意に用い、金文の〔大盂鼎(だいうてい)〕に「故に天、異(翼)臨(よくりん)し、子(いつくし)みて先王を
(法)保したまへり」、また〔也
(やき)〕に「懿
(いほ)は廼(すなは)ち子まん」のように用いる。
 ウツクシビ・ウツクシブ・ウタフ・タノム 〔字鏡集〕
 タノム・アハレフ・ウツクシ・ウレフ・ツタフ
・字dzi
、子・
tzi
は声義近く、子を動詞化したものが字・
・
となった。
▶・慈愛▶・慈渥▶・慈意▶・慈育▶・慈陰▶・慈烏▶・慈雨▶・慈媼▶・慈恩▶・慈誨▶・慈顔▶・慈訓▶・慈恵▶・慈姑▶・慈護▶・慈孝▶・慈旨▶・慈石▶・慈恤▶・慈祥▶・慈親▶・慈仁▶・慈善▶・慈孫▶・慈衷▶・慈
▶・慈悲▶・慈愍▶・慈憫▶・慈父▶・慈撫▶・慈母▶・慈涙▶・慈恋▶・慈和▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…際限なく増大してゆく〈欲望〉というのが,仏教の基本的な,愛の見方である。 梵〈プレーマンpreman〉,巴〈ペーマpema〉:〈愛・愛念・慈〉。〈愛情〉のことで,肯定も否定もされうるが,〈他人・衆人を愛すること〉と〈人々に愛されること〉とは,仏教徒としても大事であるとされた。…
…サンスクリットでマイトリーmaitrīあるいはカルナーkaruṇāという。慈と悲と区別していう場合は慈がマイトリー,悲がカルナーに相当する。慈は人びとに楽を与えること,悲は人びとの苦を抜いてあげることをいう。…
※「慈」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...