デジタル大辞泉 「手に取るよう」の意味・読み・例文・類語 手てに取とるよう すぐ目の前にあるように、はっきり見えたり聞こえたりするさま。手に取るばかり。「相手の反応が手に取るようにわかる」[類語]明瞭・明快・平明・簡明・明晰・明白・明明白白・端的・はっきり・くっきり・ありあり・まざまざ・確しかと・明らか・際きわやか・定か・さやか・鮮やか・クリア・鮮明・分明・顕著・顕然・歴然・歴歴・瞭然りょうぜん・亮然りょうぜん・判然・画然かくぜん・截然せつぜん・明確・明解・自明・彷彿・鮮烈・一目瞭然・火を見るよりも明らか・掌たなごころを指す・紛まがう方ない・隠れもない・目に見える・言わずと知れた・紛まぎれもない・見るから 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「手に取るよう」の意味・読み・例文・類語 て【手】 に 取(と)る=よう[=如(ごと)く] ① きわめて近く、または明瞭に見えたり聞こえたりするさま。手に取るばかり。[初出の実例]「手に取やうに城内のさたなり」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品三六)② たやすく事を運ぶさま。すぐにも実現しそうなさま。[初出の実例]「おにかみをも手の内に。にぎる程のつはものなれば。あっはれしさいは候まじと。只手に取やうにぞ申さるる」(出典:浄瑠璃・酒顛童子付頼光山入(1678)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例