平明(読み)ヘイメイ

デジタル大辞泉 「平明」の意味・読み・例文・類語

へい‐めい【平明】

[名・形動]
わかりやすくはっきりしていること。また、そのさま。「平明解説
夜明け。明け方。
[派生]へいめいさ[名]
[類語]明快簡明明晰明白明瞭端的易しい明明白白はっきりくっきりありありまざまざしか明らかきわやか定かさやか鮮やか生生しい見え見え丸見えめっきり浮き彫りクリア鮮明分明顕著顕然歴然歴歴瞭然りょうぜん亮然りょうぜん判然画然かくぜん截然せつぜん明確明解自明彷彿鮮烈一目瞭然火を見るよりも明らか手に取るようたなごころを指すまがう方ない隠れもない目に見える言わずと知れたまぎれもない見るから簡単平易平たい容易たやす容易造作ない苦もなくわけがない安易軽易やすやす事も無げ楽楽らくらくらくちん軽軽かるがる難無く手もなく手軽てがる手っ取り早い易いわけない朝飯前お茶の子さいさい河童かっぱ楽勝赤子の手をひね棚から牡丹餅ぼたもちむざむざ無造作見す見すまんまと物ともせずすんなりすいすい首尾良くちょいちょいちょちょいのちょいあっさりお茶の子たなごころを返す手軽いお手の物労せずして生易しいちょろい悠悠くみし易いイージースムーズ卑近平俗簡易すらすら何でもない何の事はないあっけない世話がないお安い安直甘い赤子の手をひねとんとん拍子首尾良くよどみ無く滑らか簡便手慣れる

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精選版 日本国語大辞典 「平明」の意味・読み・例文・類語

へい‐めい【平明】

  1. 〘 名詞 〙
  2. よあけ。あかつき。明け方。平旦
    1. [初出の実例]「平明、皇帝出宮就御座」(出典内裏式(833)五月五日観馬射式)
    2. 「平明 アケホノ 晨夜部 ヘイメイ」(出典:色葉字類抄(1177‐81))
    3. [その他の文献]〔荀子‐哀公〕
  3. ( 形動 ) 公平であきらかなこと。また、そのさま。〔諸葛亮‐前出師表〕
  4. ( 形動 ) わかりやすく、はっきりしていること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「その平明な、小ざっぱりした記載を」(出典:かのやうに(1912)〈森鴎外〉)

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普及版 字通 「平明」の読み・字形・画数・意味

【平明】へいめい

夜あけ。

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