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江南[市] こうなん

百科事典マイペディアの解説

江南[市]【こうなん】

愛知県北西部,木曾川左岸の濃尾平野にある市。1954年市制。中心は名鉄犬山線が通じる古知野(こちの)。明治中期以後生糸・絹織物工業が発達,現在は化学繊維による高級カーテン地など室内装飾織物の全国一の産地であるが,近年は食品,一般機器などの工業も発展している。

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世界大百科事典 第2版の解説

こうなん【江南[市]】

愛知県北西部の市。1954年市制。人口9万5521(1995)。濃尾平野の北部,木曾川左岸に位置する。中世は稲木荘,村久野荘に属し,1320年代には後醍醐天皇の命で曼陀羅寺(正堂書院などは重要文化財)が創建されている。近世に入り宮田用水,般若用水などができて新田開発が盛んに行われたが,近世後期以降は養蚕業が盛んになり,それに伴って生糸業,絹織物業が発達し,尾北地方の商工業の中心になった。第2次大戦後は化繊織物に転じ,カーテン地など室内装飾品織物の生産が多くなっている。

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