出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…逆の言い方をすれば,世界観・宇宙観の存在が住居の上に宇宙の中心性を担いうるような秩序を描かせるのである。たとえばヒンドゥー教徒にあっては,浄・不浄という尺度が住居を貫く。住居の内部は浄なる状態で保たれる必要があり,かりに穢れをうけることがあれば,すみやかに浄化されなければならない。…
…打楽器では,単皮鼓といわれるかたく鋭い音を発する小太鼓のほか,大小さまざまな銅鑼(どら),鐃鈸(シンバル)を用いるが,この打楽器類が劇全体の進行にリズムを与え,役者のあらゆる演技にアクセントをつけて,舞台の雰囲気をかきたてる効果をあげる。 役柄は,生(せい)(男役),旦(たん)(女役),浄(じよう)(豪傑・敵役),丑(ちゆう)(道化・端敵役)の四つ(生旦浄丑)に大きく分けられるが,年齢や性格に応じてそれらがさらに細かく分類されている。うたい方について言うならば,たとえば,生と浄と,旦のなかの老旦(老女役)は,いずれも地声でうたうのに対し,旦と生のなかの小生(二枚目色男役)は裏声でうたうなど,役柄によってその発声法が異なっている。…
…中国の伝統的演劇では,人物の性別・身分・性格などによって類型的に分けられた役柄を〈脚色〉というが,その代表的なもの。生は男役,旦は女役,浄は敵役で時に道化味を帯びるもの,または特異な性格をもつ豪傑的人物,丑は道化役,または小悪人的人物を指す。おのおのの役柄は年齢などによってさらに細分されており,例えば,京劇では,生はふけ役の老生,若者に扮する小生,立回りを主とする武生に分かれ,そのおのおのがまたいくつかに分かれている。…
※「浄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...