蒸れる(読み)ムレル

デジタル大辞泉 「蒸れる」の意味・読み・例文・類語

む・れる【蒸れる】

[動ラ下一][文]む・る[ラ下二]
風通しが悪く熱気がこもる。「靴を履きっぱなしで足が―・れる」
飯などに十分熱や湯気がとおって柔らかくでき上がる。「御飯が―・れる」
[類語](1蒸し暑いむんむん暑い暑苦しい暑さ焼け付く蒸すむしむしするいきれ人いきれ草いきれ猛暑暑気酷暑極暑激暑厳暑炎暑大暑暑熱炎熱酷熱熱波温気うんき向暑残暑焦熱極熱灼熱しゃくねつむっと熱気火照ほて暑中炎天油照り日照り日盛りかんかん照りじっとりじとじとじめつくうだる湿潤多湿/(2蒸かす蒸す蒸らす

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関連語 自動詞 出典 実例

精選版 日本国語大辞典 「蒸れる」の意味・読み・例文・類語

む・れる【蒸】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
  2. 湿り気のある熱気がたちこめる。また、湿った熱気がこもって不快な感じになる。むす。
    1. [初出の実例]「いきれっくさい。しかし芝居だから、むれる筈ではあるが」(出典:滑稽本・戯場粋言幕の外(1806)下)
  3. 十分に熱や湯気がとおる。特に、飯などがむされて柔らかく食べごろになる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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