極熱(読み)ゴクネチ

デジタル大辞泉の解説

ごく‐ねち【極熱】

ごくねつ(極熱)」に同じ。
「―の頃は、誰も誰もをさをさ内へも参り給はず」〈宇津保・沖つ白浪〉

ごく‐ねつ【極熱】

きわめてあついこと。また、はなはだしい暑さ。「極熱の太陽」

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大辞林 第三版の解説

ごくあつ【極熱】

非常に熱いこと。 「お酒はいいのを二つ-だよ/安愚楽鍋 魯文

ごくねち【極熱】

ごくねつ(極熱)」に同じ。 「 -の頃に侍れば苦しうて内裏へも参り侍らず/宇津保 国譲中

ごくねつ【極熱】

この上なくあついこと。酷熱。 「 -の太陽/高野聖 鏡花
「極熱地獄」の略。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ごく‐あつ【極熱】

〘名〙 (形動) この上なく熱いこと。非常に熱いこと。また、その物やさま。多く酒の燗(かん)にいう。
※安愚楽鍋(1871‐72)〈仮名垣魯文〉三「お酒はいいのを二ツ極熱(ゴクアツ)だよ」

ごく‐ねち【極熱】

〘名〙 =ごくねつ(極熱)
※宇津保(970‐999頃)国譲中「ひごろは、かくごくねちのころに侍れば、苦しうて内裏にも参り侍らず」

ごく‐ねつ【極熱】

〘名〙
① きわめてあついこと。きびしいあつさ。ごくねち。
※明衡往来(11C中か)上本「殆可病根。極熱難堪之故也」
② (━する) 非常に熱くなること。
※幸若・大織冠(室町末‐近世初)「夏の日はごくねつす」
※謡曲・求塚(1384頃)「八大地獄の数々、〈略〉炎熱酷熱(ごくねつ)無間の底に、足上頭下と落つる間は」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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