茹る(読み)ウダル

デジタル大辞泉 「茹る」の意味・読み・例文・類語

うだ・る【×茹る】

[動ラ五(四)]《「ゆだる」の音変化》
ゆだる」に同じ。「卵が―・る」「銭湯で―・る」
暑さのため、からだがぐったりする。「猛暑に―・る」
疲れや酔いなどでからだがふらふらになる。へたばる。
「酒ばかり飲んで―・っている癖に余裕がないはすさまじいぜ」〈有島星座
[類語]蒸し暑いむんむん暑い暑苦しい暑さ焼け付く蒸すむしむしするいきれ人いきれ草いきれ猛暑暑気酷暑極暑激暑厳暑炎暑大暑暑熱炎熱酷熱熱波温気うんき向暑残暑焦熱極熱灼熱しゃくねつむっと熱気蒸れる火照ほて暑中炎天油照り日照り日盛りかんかん照りじっとりじとじとじめつく湿潤多湿

ゆだ・る【×茹る】

[動ラ五(四)]湯で十分熱せられる。ゆであがる。うだる。「ジャガイモが―・る」
[類語]うだる茹でるうでる湯掻く湯引く茹で上げる茹でこぼす釜茹で固茹でボイル

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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