デジタル大辞泉
「虚辞」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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きょ‐じ【虚辞】
- 〘 名詞 〙
- ① 真実でないことば。そらごと。虚言。
- [初出の実例]「其邪なる者は俗情の貪欲に従ひ、虚辞(キョジ)甘語を以て之を誘導(みちびく)が故に」(出典:造化妙々奇談(1879‐80)〈宮崎柳条〉二編)
- [その他の文献]〔韓非子‐外儲説左上〕
- ② =きょじ(虚字)
- ③ もともと意味があるが、ある発話の中に現われると意味をもたないような語。従属節中に単独で用いられるが否定の意味はない、フランス語の否定の副詞 ne など。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「虚辞」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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虚辞
きょじ
empty word; form word
単語を文法的特徴と語義的特徴とで分類した際,文法的・形式的意味を圧倒的に多くもつ単語。機能語 function wordともいう。実辞に添えられて文法的関係を表わす助詞,助動詞,前置詞,接続詞などをさすことが多いが,境界線をどこに引くかについては説が分れる。「虚字」「虚詞」「虚語」ともいう。おもに漢文法の術語であるが,名詞類を実辞,助詞類を助辞,動詞・形容詞を虚辞として3大別する分類もある。また,フランス語の neや英語の it,thereなどにみられる,かなり修辞的でほとんど積極的な意味をもたない用法を虚辞的 expletiveということもある。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の虚辞の言及
【文法】より
…日本語を自由に使いこなせる日本人にとっては,これらは,あらためて取り上げるまでもなくわかりきったことであるが,それは幼児期にこうした知識を労せずして習得したからなのであって,これから日本語を学ぼうとする外国人にとっては意識的に習得せねばならないことなのである。なお,上記(3)で述べた〈機能語〉とは,動詞・名詞・形容詞などのように実質的な意味をもつ語(実質語・実辞などということがある)ではなく,いわばそれらの語を補足するような語というほどの意である(形式語・虚辞などと呼ぶこともある)が,この(3)についてはのちに少々補うところがある。 ところで,いま(A)で〈ねこがねずみを食べた。…
※「虚辞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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