負んぶに抱っこ(読み)オンブニダッコ

デジタル大辞泉 「負んぶに抱っこ」の意味・読み・例文・類語

んぶにっこ

何から何まで人の世話になること。他人好意に甘えて頼り切ること。「親に負んぶに抱っこの状態」
[類語]すがすがりつく取りすがる寄りすがる取り付く追いすがる杖とも柱とも藁にもすがる溺れる者は藁をも掴む丸ごとそっくりそのまま全部徹頭徹尾残らず残り無く余すところなくことごとく通じて総じてつぶさにこぞって丸丸身ぐるみ全一ぜんいつ全的全面的軒並み一通り一渡りごそっとごっそりすっかり一つ一つおよ有りと有る有りとあらゆる全容全貌オールラウンドすることなすこと何から何まで一部始終全体裏表網羅丸きり丸っきりあるがまま一揃ひとそろ一式十把ひとからげひとまとめありったけ総なめ細大漏らさず洗いざらい何もかも何でもかんでも根こそぎ漏れなく隈なく万事一から十まで一切いっさい一切合切いっさいがっさい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「負んぶに抱っこ」の解説

おんぶに抱っこ

幼児おんぶの次には抱っこしてと甘えるように、他人の好意に甘えて、迷惑をも顧みずに頼りきること。

〔異形〕おぶえば抱かりょう

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

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