金峰神社(読み)きんぶじんじゃ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

金峰神社
きんぶじんじゃ

奈良県吉野町吉野山鎮座。「かねのみたけ神社」ともいい,「きんぼう」とも読む。元郷社。祭神はカナヤマヒコノミコト。金鉱守護神例祭 10月 16,17日。『金銅藤原道長経筒』 (国宝) を所蔵する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

きんぶ‐じんじゃ【金峰神社】

[一] 奈良県吉野郡吉野町にある神社。旧郷社。祭神は金山毘古命(かなやまびこのみこと)。野山の地主神、金鉱の守護神として信仰される。社宝の金銅藤原道長経筒は国宝。蔵王権現。かねのみたけ神社。金精(こんしょう)明神。愛染の宮。
[二] 新潟県長岡市西蔵王にある神社。祭神は金山毘古命(かなやまびこのみこと)。和銅二年(七〇九)北国鎮護のため大和国(奈良県)金峰神社を勧請(かんじょう)。蔵王さま。蔵王権現。

きんぽう‐じんじゃ【金峰神社】

山形県鶴岡市青龍寺にある神社。旧県社。祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)ほか二柱。天智天皇一〇年(六七一)役小角(えんのおづの)の草創と伝えられ、大同年間(八〇六‐八一〇)本殿を創建。江戸時代、藩主酒井氏の祈願所となる。きんぼうじんじゃ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の金峰神社の言及

【金峰山】より

…標高459m。山頂には吉野の金峰山(きんぷせん)から蔵王権現の分霊をまつったといわれる金峰神社がある。庄内藩主酒井氏も祈願所として崇敬するとともに,近世までは女人禁制の山で金峰蔵王権現の修験道の霊山として栄え,出羽三山の行者の参詣も多かった。…

※「金峰神社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報