疎隔(読み)ソカク

デジタル大辞泉 「疎隔」の意味・読み・例文・類語

そ‐かく【疎隔】

[名](スル)うとくなって、へだたりができること。また、へだたりをつくること。「疎隔が生じる」
「ましてや内部生活の―した他人はなおさらの事である」〈寅彦・相対性原理側面観〉
[類語]わだかまりしこり隔たりげきギャップ懸隔不一致ずれ行き違い食い違い相容れない対立もやもや差し支え障り差し障り当たり障り支障懸念気がかりフラストレーション疎んずる隔意疎外排斥擯斥ひんせき排他排外訳有り眉唾違和感猜疑さいぎ疑義疑心暗鬼疑心暗鬼を生ず邪推邪曲爪弾つまはじ退退ける隔絶疎遠いとバリアシャットアウト

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精選版 日本国語大辞典 「疎隔」の意味・読み・例文・類語

そ‐かく【疎隔・疏隔】

  1. 〘 名詞 〙 きらって遠ざけること。また、親しみがうすくなってへだてが生じること。疎遠。疎外。
    1. [初出の実例]「家属苟不索居、子孫誰有疎隔」(出典菅家文草(900頃)八・明氏族)
    2. 「若し人此教育教法に就きて疎隔する所あるとき」(出典:彼日氏教授論(1876)〈ファン=カステール訳〉一三)
    3. [その他の文献]〔晉書‐范甯伝〕

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