デジタル大辞泉 「面目無い」の意味・読み・例文・類語 めんぼく‐な・い【面目無い】 [形][文]めんぼくな・し[ク]恥ずかしくて顔向けできない。めんもくない。「失態を演じて―・い」[類語]名折れ・面つら汚し・赤恥・羞恥・生き恥・死に恥・恥さらし・恥ずかしい・極きまり悪い・疚やましい・不名誉・不面目・肩身が狭い・合わせる顔がない・身の置き所が無い・穴があったら入りたい・面目次第も無い・汗顔・汗顔の至り・冷汗三斗・冷や汗もの・忸怩じくじ・顔向けが出来ない・顔が合わせられない・顔が潰れる・ばつが悪い・どの面下げて・恥じ入る・形かた無し・小恥ずかしい・気恥ずかしい・うら恥ずかしい・面はゆい・照れ臭い・恥をかく・身の縮む思い・後ろめたい・後ろ暗い・申し訳ない・すまない・心苦しい・気の毒・気が咎とがめる・負い目・自責・面目丸潰れ・面目を失う・泥を塗る・名を折る・名を汚す・消え入る 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「面目無い」の意味・読み・例文・類語 めんぼく‐な・い【面目無】 〘 形容詞口語形活用 〙 [ 文語形 ]めんぼくな・し 〘 形容詞ク活用 〙 恥ずかしくて人に合わせる顔がない。世間に顔向けができないほど恥ずかしい。めんもくない。[初出の実例]「みためにもめんぼくなくこそは」(出典:宇津保物語(970‐999頃)楼上上)「『さん候、上よりの御つかひ』とばかりいひて、めんぼくなき事なれば、左右なくいひもいださず」(出典:曾我物語(南北朝頃)三)面目無いの派生語めんぼくな‐が・る〘 他動詞 ラ行五(四) 〙面目無いの派生語めんぼくな‐げ〘 形容動詞ナリ活用 〙面目無いの派生語めんぼくな‐さ〘 名詞 〙 めんもく‐な・い【面目無】 〘 形容詞口語形活用 〙 =めんぼくない(面目無)[初出の実例]「今更なんとも恐入面目(メンモク)ない次第でござる」(出典:開化問答(1874‐75)〈小川為治〉二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by