不面目(読み)フメンボク

デジタル大辞泉 「不面目」の意味・読み・例文・類語


ふ‐めんもく【不面目】

[名・形動]ふめんぼく(不面目)」に同じ。「会社にとって不面目事態を招く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「不面目」の意味・読み・例文・類語

ふ‐めんぼく【不面目】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 名誉が傷つくこと。面目を失うこと。また、そのさま。不名誉。ふめんもく。ふめん。
    1. [初出の実例]「恥を忍び、不面目(フメンボク)を冒して、離縁されし養家へ何の為めに出向きしぞ」(出典青春(1905‐06)〈小栗風葉〉秋)

ふ‐めんもく【不面目】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) =ふめんぼく(不面目)
    1. [初出の実例]「実に彼は死よりもつらき不面目(フメンモク)を担ひつつ」(出典:妾の半生涯(1904)〈福田英子〉一三)

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