肩身が狭い(読み)カタミガセマイ

デジタル大辞泉 「肩身が狭い」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「肩身が狭い」の意味・読み・例文・類語

かたみ【肩身】 が 狭(せま・せば)

  1. 他の人や世間に対して面目が立たない。世間体をはばかる気持である。
    1. [初出の実例]「あふ事のかたみをせばみはるの野にわかなにつけてとしを摘みつる」(出典:曾丹集(11C初か))
    2. 「何も好き好んで肩身の狭い思ひなんぞしたかないんだから」(出典:異端者の悲しみ(1917)〈谷崎潤一郎〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android