名を折る(読み)ナヲオル

デジタル大辞泉 「名を折る」の意味・読み・例文・類語

・る

名誉を傷つける。名をけがす。「主君の―・る」
[類語]面目無い名折れ面汚し赤恥羞恥生き恥死に恥恥さらし恥ずかしい極まり悪いやましい不名誉不面目肩身が狭い合わせる顔がない身の置き所が無い穴があったら入りたい面目次第も無い汗顔・汗顔の至り冷汗三斗・冷や汗もの・忸怩じくじ顔向けが出来ない顔が合わせられない顔が潰れるばつが悪いどの面下げて恥じ入るかた無し小恥ずかしい気恥ずかしいうら恥ずかしいおもはゆい照れ臭い恥をかく身の縮む思い後ろめたい後ろ暗い申し訳ないすまない心苦しい気の毒気がとがめる負い目自責面目丸潰れ面目を失う泥を塗る名を汚す消え入る

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精選版 日本国語大辞典 「名を折る」の意味・読み・例文・類語

な【名】 を 折(お)

  1. 名を傷つける。不名誉なことをする。名折れになるような行為をする。
    1. [初出の実例]「もみぢ葉の名も折りつべし今日よりは秋果てぬとは我れに聞かすな〈右衛門督家成〉」(出典:久安五年右衛門督家成歌合(1149))

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