誇り高い(読み)ホコリタカイ

デジタル大辞泉 「誇り高い」の意味・読み・例文・類語

ほこり‐たか・い【誇り高い】

[形]誇りをもち、品格を保っている。誇りに満ちあふれている。「―・き勇者」
[類語]誇らか揚揚得得得意鼻高高誇らしい鼻が高い肩身が広いときしたり顔自慢顔自慢たらしい会心昂然こうぜん胸を張る得意満面得意顔勝ち誇る肩を張る肩で風を切るこれ見よがし有頂天優越感意気揚揚鬼の首を取ったよう欣喜雀躍きんきじゃくやく意気が揚がるうぬぼれるのぼせるひけらかすあごをなでるどや顔所得ところえ手柄顔おご肩肘かたひじ張る天狗になる見得を切る大見得を切る高ぶるいい気誇示見せつける

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「誇り高い」の意味・読み・例文・類語

ほこり‐たか・い【誇高】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙 ほこりを持ち品位を保っている。また、ほこりに満ちあふれている。
    1. [初出の実例]「両の手で蕾のやうに上向いた乳房を押へ、美しい泉のほとりにすっくりと立った、あの誇り高い裸女を」(出典:猟銃(1949)〈井上靖〉薔子の手紙)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android