鼻高高(読み)ハナタカダカ

デジタル大辞泉 「鼻高高」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鼻高高」の意味・読み・例文・類語

はな‐たかだか【鼻高高】

  1. [ 1 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 いかにも得意なさま。大変自慢するさま。自慢気。得意気。
  2. [ 2 ] 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) [ 一 ]に同じ。
    1. [初出の実例]「何でも珍しい物をと欠(かけ)まはり、漸(やうやう)柿を十(とを)斗買出し、鼻高々と持ち出せば」(出典:咄本・茶の子餠(1774)初会)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む