デジタル大辞泉
「会心」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
かい‐しんクヮイ‥【会心】
- 〘 名詞 〙
- ① ( ━する ) 納得すること。会得すること。
- [初出の実例]「以上の道理を会心(クヮイシン)して爰に人に就て云はんに」(出典:福翁百話(1897)〈福沢諭吉〉四)
- ② 自分の気持、考えと一致すること。心にかなうこと。満足すること。
- [初出の実例]「鹿於二芳草一鳥於レ林、性好由来在二会心一」(出典:南海先生後集(18C中)即事、倣香山体)
- 「章三郎は会心の笑みを洩らして、ぐっと溜飲を下げた」(出典:異端者の悲しみ(1917)〈谷崎潤一郎〉一)
- [その他の文献]〔世説新語〕
- ③ 意中の人。好きな人。
- [初出の実例]「拈華不レ待二他微笑一、嬌靨嫣然見二会心一」(出典:玩鴎先生詠物雑体百首(1794)美人采蘭)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
普及版 字通
「会心」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
Sponserd by 