見得を切る(読み)ミエヲキル

デジタル大辞泉の解説

見得(みえ)を切・る

役者が見得の所作をする。
ことさらに自分の力を誇示するような態度・言動をする。また、いい所を見せようと無理をする。「よし、私が全部引き受けたと―・る」「『それくらいのことは』と社長の前で―・った手前がある」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

みえをきる【見得を切る】

おおげさな言葉や態度で、他人に自信のほどを示す。
歌舞伎で、役者が見得のポーズをとる。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

みえ【見得】 を 切(き)

① 芝居で、役者見得(みえ)③のしぐさをする。また、そのような型にはまった動作をする。
※読書放浪(1933)〈内田魯庵〉モダーンを語る「日本人は昔から芝居気があり野次性があって、要でも無い事に見えを切ったり」
② 自分を誇示するような態度をとる。ことさらに外観を飾る。
※当世花詞粋仙人(1832)「人目つくるのを、みへきる」
※家族会議(1935)〈横光利一〉「金など儲けるのは好かぬと見栄を切るよりも」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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