自惚れる(読み)ウヌボレル

デジタル大辞泉 「自惚れる」の意味・読み・例文・類語

うぬ‐ぼ・れる【×惚れる/×惚れる】

[動ラ下一][文]うぬぼ・る[ラ下二]自分自身れる意》実際以上に自分がすぐれていると思い込んで得意になる。「有能だと―・れる」
[類語]誇る自慢思い上がるおのぼれる誇らしい胸を張る肩身が広い鼻が高い鼻高高勝ち誇る驕る威張る威張り散らす付け上がる高ぶる反り返る振り回す鼻にかける増長慢心自画自賛誇示おご誇り驕傲きょうごう矜持倨傲きょごう自負自負心自賛自嘆自任自得天狗うぬぼれプライド高慢自尊自尊心気位きぐらい得意思い上がり唯我独尊手前味噌我褒め身褒めのぼせるのぼせ上がる背負しょ誇らか揚揚得得ときしたり顔自慢顔自慢たらしい会心昂然こうぜん得意満面得意顔肩を張る肩で風を切るこれ見よがし有頂天優越感意気揚揚鬼の首を取ったよう欣喜雀躍きんきじゃくやく意気が揚がるひけらかすあごをなでるどや顔所得ところえ手柄顔肩肘かたひじ張る天狗になる見得を切る大見得を切るいい気見せつける

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精選版 日本国語大辞典 「自惚れる」の意味・読み・例文・類語

うぬ‐ぼ・れる【自惚・己惚】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]うぬぼ・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 自分がすぐれていると思って、ひとりで得意になる。おのぼれる。
    1. [初出の実例]「うぬばかり江戸っ子だと思って、自惚れた奴サ」(出典:歌舞伎・曾我梅菊念力弦(1818)三立)

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