デジタル大辞泉 「見せ付ける」の意味・読み・例文・類語 みせ‐つ・ける【見せ付ける】 [動カ下一][文]みせつ・く[カ下二]1 わざと人の目につくようにする。いやでも見えるようにする。「熱々ぶりを―・ける」「強大な力を―・ける」「実力の差を―・ける」2 ひどい目にあわせる。「町人を―・け、百姓を威し」〈仮・浮世物語・三〉[類語]見せびらかす・ひけらかす・これみよがし・当てつける・誇らか・揚揚・得得・得意・鼻高高・誇らしい・鼻が高い・肩身が広い・時ときを得え顔・したり顔・自慢顔・自慢たらしい・会心・昂然こうぜん・胸を張る・得意満面・得意顔・勝ち誇る・肩を張る・肩で風を切る・有頂天・優越感・意気揚揚・鬼の首を取ったよう・欣喜雀躍きんきじゃくやく・意気が揚がる・うぬぼれる・のぼせる・顎あごをなでる・どや顔・所得ところえ顔・手柄顔・驕おごり・肩肘かたひじ張る・天狗になる・見得を切る・大見得を切る・高ぶる・いい気・誇示 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「見せ付ける」の意味・読み・例文・類語 みせ‐つ・ける【見付】 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]みせつ・く 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙① ひどい目にあわせる。[初出の実例]「殊の外の荒者にて、町人をみせつけ百姓を威し」(出典:仮名草子・浮世物語(1665頃)三)② 人に得意になって見せる。わざと人目につくようにふるまう。[初出の実例]「まづ一番にお手際を見せ付(ツケ)たス」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by