驕り(読み)オゴリ

デジタル大辞泉 「驕り」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「驕り」の意味・読み・例文・類語

おごり【驕・奢】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「おごる(驕)」の連用形の名詞化 )
  2. 勢いにまかせて行動すること。得意になっていばること。わがままなふるまい。思いあがり。驕慢
    1. [初出の実例]「或は無礼の驕(ヲゴリ)の前に手を束ねて恥を忍びき」(出典太平記(14C後)一一)
  3. 過分の金銭を費やすこと。ぜいたく。奢侈(しゃし)。過差。
    1. [初出の実例]「夫れ暴虐(しひわざ)し奢侈(オゴリすさび)し、悩まし害(そこ)なひ、侵(をか)し凌ぎ、誅(つみ)なへ殺すこと尤(はなはだ)多し」(出典:日本書紀(720)継体八年三月(前田本訓))
    2. 「人は己れをつづまやかにし、おごりを退けて、財(たから)をもたず」(出典:徒然草(1331頃)一八)
  4. 人に御馳走すること。ふるまうこと。
    1. [初出の実例]「はつ鰹のおごりに、客、大根おろしの所望」(出典:咄本・楽牽頭(1772)大根売)

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