デジタル大辞泉 「得得」の意味・読み・例文・類語 とく‐とく【得得】 [ト・タル][文][形動タリ]得意そうなさま。自慢げなさま。「得得として語る」[類語]誇らしげ・誇らか・揚揚・得意・鼻高高・誇らしい・鼻が高い・肩身が広い・時を得顔・したり顔・自慢顔・自慢げ・自慢たらしい・会心・昂然こうぜん・胸を張る・得意満面・得意顔・勝ち誇る・肩を張る・肩で風を切る・これ見よがし・有頂天・優越感・意気揚揚・鬼の首を取ったよう・欣喜雀躍きんきじゃくやく・意気が揚がる・うぬぼれる・のぼせる・ひけらかす・顎あごをなでる・どや顔・所得ところえ顔・手柄顔・驕おごり・肩肘かたひじ張る・天狗になる・見得を切る・大見得を切る・高ぶる・いい気・誇示・見せつける 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「得得」の意味・読み・例文・類語 とく‐とく【得得】 〘 形容動詞ナリ活用ナリ・タリ 〙 得意なさま。意にかなうさま。満足するさま。したり顔なさま。[初出の実例]「ゆゑに諸仏はこの通塞に明明なり、この要使に得得なり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)行仏威儀)「冗談を言って、彼は得々たるものです」(出典:幇間(1911)〈谷崎潤一郎〉)[その他の文献]〔僧貫休‐陳情献蜀皇帝詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例