無病息災(読み)ムビョウソクサイ

デジタル大辞泉 「無病息災」の意味・読み・例文・類語

むびょう‐そくさい〔ムビヤウ‐〕【無病息災】

病気をしないで健康であること。
[類語]ぴんしゃんぴんぴんしゃんとしゃんしゃんしゃきっとしゃっきり不死身強靭タフ生き生き意気軒昂けんこう老健健康無事健勝清勝すこやか壮健健全丈夫じょうぶ達者元気まめつつがない息災強壮強健頑健矍鑠

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精選版 日本国語大辞典 「無病息災」の意味・読み・例文・類語

むびょう‐そくさいムビャウ‥【無病息災】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 病気もせず、健康であること。達者であること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「抑もこれは、医王仏の化現。無病息災の方便の為、三帰の翁仮に現れ出でたるなり」(出典:大観本謡曲・寝覚(1546頃))

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四字熟語を知る辞典 「無病息災」の解説

無病息災

病気もせず、健康であること。達者であること。

[使用例] 無病息災を売物のようにしていた妹婿吉田が思いがけない重患にかかって病院にはいる[寺田寅彦障子落書|1908]

[使用例] 私よりは確かに丈夫だが、無病息災だったわけでもない[尾崎一雄*秋海棠|1953]

[解説] 「息災」は健康であること。

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