「アッバース朝の滅亡」の検索結果

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マルワーン家 (マルワーンけ)

改訂新版 世界大百科事典
ウマイヤ朝のカリフ14人のうち11人を輩出した家系,一族(〈ウマイヤ朝〉の項の系図参照)。その名称の由来は,始祖のマルワーン・ブン・ハカムMarwā…

サファビー朝 サファビーちょう Ṣafavids; Ṣafavīyah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イランの王朝 (1501~1736) 。アゼルバイジャンのアルデビールでサファビー・スーフィー教団を創始したサフィー・ウッディーン (1252/3~1334/5) の…

シュウービーヤ運動 しゅうーびーやうんどう al-Shu‘ūbīya

日本大百科全書(ニッポニカ)
8世紀中ごろからイスラム世界に起こった思想運動で、とくに文学者たちの間で活発であった。アッバース朝第2代カリフ、マンスール(在位754~775)の…

ザンジュの乱 (ザンジュのらん)

改訂新版 世界大百科事典
869-883年にイラク南部のサワード地方で起こった反乱。反乱軍の兵士の多くがザンジュzanjと呼ばれた黒人奴隷であったため,一般にこう呼ばれる。サワ…

楔形文字 くさびがたもじ cuneiform script

旺文社世界史事典 三訂版
前3100年ごろ,シュメール人が絵文字から発明した文字粘土板に葦の茎や金属製のペンで刻んだ。アケメネス朝の滅亡まで,メソポタミアをはじめ全オリ…

カーイム・マカーム Qā'im Maqām 生没年:1779-1835

改訂新版 世界大百科事典
カージャール朝の政治家,文学者。本名ミールザー・アブー・アルカーシムMīrzā Abū al-Qāsim。アゼルバイジャン総督アッバース・ミールザーに仕え,…

ラーレスターン Lārestān

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イラン南部,ファールス州の南東部の地方名。ペルシア湾岸とザグロス山脈南端との間に位置する。尾根,開析された高原,盆地から成り,人口はまばら…

アダナ Adana

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
トルコ南部,キリキア平原の奥部に位置する都市。同名県の県都。国内第4位の大都市。前 1400年にはアタニヤと呼ばれたヒッタイトの植民都市であった…

あっばーど【アッバード,C.】

改訂新版 世界大百科事典

イフワーン・アッサファー Ikhwān al-Ṣafā'[アラビア]

改訂新版 世界大百科事典
〈純粋な兄弟たち〉を意味し,イスマーイール派の宗教的政治秘密結社。その成立年代は明らかではないが,10世紀にイラクのバスラを本拠として活躍し…

バンダル・アッバース Bandar Abbās

改訂新版 世界大百科事典
ペルシア湾岸のイランの港町。人口31万5075(2003)。中世には北西の対岸にあるホルムズ島の方が栄えていたが,16世紀前半,ポルトガル人の来航によ…

シュウービーヤ運動 (シュウービーヤうんどう) Shu`ūbīya

改訂新版 世界大百科事典
アッバース朝初期の8世紀から9世紀にかけ,アラブと非アラブとの平等を主張したイスラムの文化運動。その担い手は,大部分がイラン系の新改宗者から…

ウマイヤ朝【ウマイヤちょう】

百科事典マイペディア
オンマヤ朝とも。アラブによる初期イスラム王朝。前ウマイヤ朝(661年―750年)とその後身である後ウマイヤ朝(756年―1031年)の総称としても使われる…

アッバード あっばーど Claudio Abbado (1933―2014)

日本大百科全書(ニッポニカ)
イタリアの指揮者。1990~2001年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督として活躍、世界でもっとも人気のある指揮者の一人。ミラノに生まれ…

あっばーすけうんどう【アッバース家運動】

改訂新版 世界大百科事典

バーブル Bābol

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
1927年までバールフルーシュ Bārfurush。イラン北部,マーザンダラーン州の都市。カスピ海岸より 24km内陸のバーブル川沿岸に位置する。アッバース1…

アイユーブ朝 アイユーブちょう Ayyūb

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
エジプト,シリア,パレスチナ,上メソポタミア,イエメンを支配したスンニー (正統) 派のイスラム王朝 (1171~1250) 。首都はカイロ。 1169年,シリ…

シュメール‐ぶんめい【シュメール文明】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 シュメール人のつくり出した文明。楔形文字、土木工芸、法律、都市国家の組織など。ウル王朝の滅亡後も西南アジアの文化の基調となった。

ムラービト朝 (ムラービトちょう) al-Murābiṭ

改訂新版 世界大百科事典
西サハラに興ったベルベル王朝。1056-1147年。スペイン語ではアルモラビデAlmorávide。遊牧部族であるサンハージャ族の指導者ヤフヤーは,メッカ巡礼…

バイバルス(1世) ばいばるす Baybars Ⅰ (1223―1277)

日本大百科全書(ニッポニカ)
エジプトを中心としたバフリー・マムルーク朝の第5代スルタン(在位1260~77)。キプチャク出身のトルコ人奴隷で、アイユーブ朝に仕え、1250年マンス…

ホラサーン ほらさーん Khurāsān

日本大百科全書(ニッポニカ)
イラン東部からヒンドゥー・クシ山脈以南までの地の歴史的名称。「太陽の昇る地」の意。言語のうえではペルシア語文化圏に属する地域である。イスラ…

アラビア Arabia

旺文社世界史事典 三訂版
アジア大陸南西端,ペルシア湾・アラビア海・紅海に囲まれた大半島。大半が砂漠よりなる石油の大産出地域住民はセム語系のアラビア人を主体とし,イ…

トランスヨルダン とらんすよるだん Transjordan

日本大百科全書(ニッポニカ)
旧パレスチナのヨルダン川東岸地域をさす。歴史的には大シリアの一部で、旧約聖書時代のギリアデ、アンモン、モアブ、エドムの地域にあたる。古来ア…

サラセン‐ていこく【サラセン帝国】

精選版 日本国語大辞典
七世紀中頃から一三世紀中頃にかけて、西アジア、北アフリカ、南ヨーロッパの広大な地域を支配したイスラム教徒(サラセン人)の諸帝国。元首はムハ…

バーバクの乱 (バーバクのらん)

改訂新版 世界大百科事典
アゼルバイジャンのホッラム教徒の指導者バーバクBābak(?-838)が起こした反乱(816-837)。バーバクはマダーイン(クテシフォン)の人で,アゼルバ…

ホルムズ海峡【ホルムズかいきょう】

百科事典マイペディア
オルムズ海峡とも。ペルシア湾とオマーン湾を結ぶ海峡。幅約40km,最大水深190m。OPEC諸国の生産する石油の多くが通過する石油戦略上の要地。北側に…

カズビーン Qazvīn

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イラン北部,テヘラン州の都市。エルブールズ山脈南麓の広大で肥沃な平野に位置する。道路と鉄道でテヘラン,タブリーズと結ばれ,カスピ海や南西の…

リザー・アッバーシー

百科事典マイペディア
17世紀のペルシアのミニアチュール画家。当時栄えたイスファハーン派の代表的画家で,主として人物を優婉(ゆうえん)に描いた。主要作品に《シャー・…

イマーム‐ひろば【イマーム広場】

デジタル大辞泉
《Meydān-e Emām》イラン中部の都市イスファハーンの中心部にある広場。サファビー朝アッバース1世の時代に首都が置かれ、17世紀初頭に建設。周囲に…

とうかせん【桃花扇】[戯曲]

デジタル大辞泉
中国、清代の戯曲。孔尚任こうしょうじん作。1699年成立。明朝の滅亡と南京の盛衰を背景に、文士の侯方域こうほういきと名妓めいぎの李香君りこうく…

カルマト派 カルマトは Qarmat

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イスラム教シーア派の一分派の名称。9~12世紀にアッバース朝カリフ制に対抗して,各地で運動を起した。ファーティマ朝 (909~1171) の勃興もこの派…

アイユーブ朝 あいゆーぶちょう Ayyūbids

日本大百科全書(ニッポニカ)
ザンギー朝の部将であったクルド人のサラーフ・アッディーン(サラディン)が、1169年にエジプトのイスマーイール派のファーティマ朝を倒して建てた…

あっばーてぃ【アッバーティ,G.】

改訂新版 世界大百科事典

ジャーヒズ

精選版 日本国語大辞典
( al-Jāḥiẓ アル━ ) サラセン帝国、アッバス朝の学者。バスラの人。ジャーヒズは「出目」を意味する渾名(あだな)。文学、歴史、科学、神学に通じ、二…

ハワーリジ派 ハワーリジは Khawārij

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イスラム教の最も古い一分派。単数形でハーリジー派とも呼ばれる。第4代カリフ,アリー (在位 656~661) が敵対していたウマイヤ家のムアーウィヤ (→…

ザンジュの乱 ざんじゅのらん

日本大百科全書(ニッポニカ)
イスラム初期の時代に、イラク南部で起きた黒人奴隷を中心とする反乱。東アフリカ沿岸出身の黒人(ザンジュzanj)は、イラク南部で地表の硝酸塩を除…

ターイフ At-Tāif

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
サウジアラビア西部,ヒジャーズ地方の都市。メッカ南東 65km,標高 1520m以上の高原上に位置する。サウジアラビアの主要な避暑地の一つで,メッカと…

トルコ民族(トルコみんぞく) Türk

山川 世界史小辞典 改訂新版
トルコ共和国のほか,ヨーロッパの一部,シベリア,中央アジアなどに住み,アルタイ語族に属する民族。前3世紀頃丁零(ていれい)の名で匈奴(きょうど)…

ムフタシブ muḥtasib [アラビア]

改訂新版 世界大百科事典
市場監督官を意味することば。アッバース朝時代には,カリフやワジール(宰相)によって任命された。本来の職務はイスラム法の諸規定が守られている…

シャー・モスク Masjed-e Shāh

改訂新版 世界大百科事典
イランのイスファハーンに,サファビー朝のシャー・アッバース1世によって1612-37年に建立された同朝の代表的なモスク。〈王のモスク〉の意。4イーワ…

高仙芝 こうせんし (?―755)

日本大百科全書(ニッポニカ)
中国、盛唐の武将。唐に降(くだ)った高句麗(こうくり)人の後裔(こうえい)で、父の代から唐の西辺で軍務に従った。開元(713~741)末年、安西(あんせ…

ナーディル・シャー なーでぃるしゃー Nādir Shāh (1688―1747)

日本大百科全書(ニッポニカ)
イランのアフシャール朝の創始者(在位1736~47)。トルコ系アフシャール人の出身。サファビー朝のタフマースプ2世に仕え、アフガン人をイランから駆…

エジプト Egypt

旺文社世界史事典 三訂版
アスワン以北のナイル川一帯の地名。現在のエジプト−アラブ共和国にあたり,世界最古の文明の発祥地の1つ【古代】先史時代,上エジプト(ナイル川の…

イブヌル・ムータッズ Ibn al-Mu`tazz, Abū al-`Abbās `Abd Allāh

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]861.11.1. サーマッラー[没]908.12.17. バグダードアラブの詩人。アッバース朝第 13代カリフのムータッズの子。祖父は第 10代カリフのムタワッキ…

イマームザーデ Imāmzāda

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
イスラム教シーア派のイマーム (教主) の子孫,および主としてイランに残る彼らをまつった寺院をいい,現在では後者の意味で用いられる。イマームザ…

チェヘルソトゥーン‐きゅうでん【チェヘルソトゥーン宮殿】

デジタル大辞泉
《Kakh-e Chehel Sotoun》イラン中部の都市イスファハーンにある建物。17世紀半ば、サファビー朝アッバース2世よって迎賓館として建造された。名称は…

ブルガール族 (ブルガールぞく) Bulghār

改訂新版 世界大百科事典
ブルガリアの民族・国家形成に関与したトルコ系民族。彼らに言及した最初の文献は4世紀のものであるが,当時彼らは東ヨーロッパ南部のステップ地方で…

アラブ音楽 アラブおんがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
西アジアから北アフリカ一帯におけるアラブ民族の音楽。イラクからモロッコにいたるアラブ諸国で,おのおのの地域的な相違はあるにせよ,共通の言語…

シャーヒジンダ‐びょうぐん〔‐ベウグン〕【シャーヒジンダ廟群】

デジタル大辞泉
《Shohizinda ansambli》ウズベキスタン南東部の古都サマルカンドにある霊廟群。アフラシャブの丘の南麓に位置する。名称は「生ける王」を意味し、サ…

ファルガーニー ふぁるがーにー Abu'l-‘Abbās Amad ibn Muammad ibn Kathīr al-Farghāīn

日本大百科全書(ニッポニカ)
生没年不詳。フェルガナ生まれのイスラムの天文学者。ラテン名はアルフラガヌスAlfraganus。アッバース朝第7代カリフのマームーンal-Ma'mūn(在位813…

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