てんぴょうほうじ〔テンピヤウホウジ〕【天平宝字】
- デジタル大辞泉
- 奈良時代、孝謙天皇・淳仁天皇・称徳天皇の時の年号。757年8月18日~765年1月7日。
皇室会議 こうしつかいぎ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 皇室に関する重要事項を審議するために設けられる会議制の国の機関(皇室典範28条以下)。議員は10人で、皇族2人、衆・参両院の正・副議長、内閣総理…
ぶん【聞】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 聞くこと。また、聞いて知ること。[初出の実例]「様子を聞て病を知るを聞(ブン)と云」(出典:都鄙問答(1739)四)② 令制で、太政官の論…
とう‐もく(タウ‥)【湯沐】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 湯をあび、髪を洗うこと。湯でからだを洗って清めること。ゆあみ。[初出の実例]「頭一人。〈掌下供御輿輦。〈略〉帷帳。湯沐。洒二掃殿…
大光明寺陵だいこうみようじりよう
- 日本歴史地名大系
- 京都市:伏見区堀内村大光明寺陵[現]伏見区桃山町泰長老北朝の光明天皇・崇光天皇の陵。光明天皇は後伏見天皇の子、母は広義門院寧子。延元元年(…
こじき【古事記】
- デジタル大辞泉
- 奈良時代の歴史書。3巻。天武天皇の勅命で稗田阿礼ひえだのあれが誦習しょうしゅうした帝紀や先代旧辞を、元明天皇の命で太安万侶おおのやすまろが文…
ほむたわけ‐の‐みこと【誉田別命・品陀和気命】
- 精選版 日本国語大辞典
- 応神天皇のこと。仲哀天皇の第四皇子。母は神功皇后。河内国の天皇の料地の名による。
ニコラウス(2世) にこらうす Nicolaus Ⅱ (?―1061)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- グレゴリウス改革期のローマ教皇(在位1058~61)。1045年以来フィレンツェ司教。教皇登位後は、フンベルトゥスHumbertus(?―1061)、ヒルデブラン…
退位 たいい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 天皇が位を退くこと。譲位ともいわれる。日本における最初の天皇退位は,645年の皇極天皇(→斉明天皇)によるもので,皇位は孝徳天皇へ受け継がれた…
重祚 ちょうそ
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 一度退位した天皇が再び天皇の位につくこと飛鳥時代の斉明天皇(皇極)と奈良時代の称徳天皇(孝謙)の2例があり,いずれも女帝。
安居 あんご
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 仏教の出家修行者たちが雨期に1か所に滞在し、外出を禁じて集団の修行生活を送ること。サンスクリット語バルシャーバーサvārāvāsaの訳。雨(う)安居、…
勅願寺 ちょくがんじ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 天皇の発願によって建立された寺院をいう。文武天皇の薬師寺,聖武天皇の東大寺などが有名。
しん‐のう(‥ワウ)【親王】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「しんおう」の連声 )[ 一 ] 皇族男子の身位の一つ。① 令制では、天皇の兄弟、皇子をすべてさすが(女子は内親王)、淳仁天皇の天平宝…
倭姫王 (やまとひめのおおきみ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 飛鳥(あすか)時代,天智(てんじ)天皇の皇后。古人大兄(ふるひとのおおえの)皇子の王女。天智天皇10年(671)重病の天皇が弟の大海人(おおあまの)…
改元 かいげん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- それまで用いられていた年号を廃して新しい年号にすること。改元には次の五つの場合がある。(1)天皇の代始による改元。奈良時代の霊亀(れいき)(元正…
こうわ【弘和】
- 精選版 日本国語大辞典
- 南北朝時代、南朝の長慶天皇、後亀山天皇の代の年号。天授七年(一三八一)二月一〇日、辛酉革命により改元。北朝の後円融天皇、後小松天皇の代の永…
monarchiste /mɔnarʃist/
- プログレッシブ 仏和辞典 第2版
- [形] 君主制[王政]主義の;君主制擁護論の.━[名] 君主制[王政]主義者;君主制擁護論者.
手研耳命 (たぎしみみのみこと)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 記・紀にみえる神武天皇の子。神武天皇の死後,天皇の位をねらい,異母弟の神渟名川耳尊(かむぬなかわみみのみこと)(綏靖(すいぜい)天皇)らを殺そうと…
士族反乱 (しぞくはんらん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 明治初年,各地でおこった明治政府批判の士族の反乱。一般には,1869年(明治2)末から70年にかけておこった長州藩諸隊の反乱(脱隊騒動)から,78年…
熊津彦命 (くまつひこのみこと)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 古代伝承上の景行天皇の皇子。「天皇本紀」によれば,天皇の皇子,皇女80人のうちのひとり。景行天皇60年11月天皇の死去に際し,皇子,皇女たちはそれぞ…
忍坂大中姫 (おしさかのおおなかつひめ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 記・紀にみえる允恭(いんぎょう)天皇の皇后。応神天皇の孫。稚野毛二派(わかぬけふたまたの)皇子の王女。反正(はんぜい)天皇没後,雄朝津間稚子宿禰(…
神祇令 じんぎりょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 令の篇目。養老令では第6篇、20条からなる。神祇信仰に基づく公的儀礼の大要を定めたもので、神祇官が春夏秋冬(四時(しじ))に行う恒例の祭の一覧に…
じょうきゅう〔ジヨウキウ〕【承久】
- デジタル大辞泉
- 鎌倉初期、順徳天皇・仲恭天皇・後堀河天皇の時の年号。1219年4月12日~1222年4月13日。
難波京【なにわきょう】
- 百科事典マイペディア
- 古代の都。その皇居を難波宮という。仁徳天皇の難波高津宮は伝承上の存在で位置未詳。今の大阪市中央区法円坂(ほうえんざか)1丁目・馬場(ばんば)町…
み‐やけ【屯倉・屯家・官家・三宅】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「み」は接頭語。「やけ」は「やか(家・宅)」の変化した語 )① 令制以前、天皇の直轄地である御田(みた)におかれ、収穫した穀物を納め…
陶部 すえべ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 大化以前に須恵 (陶) 器の生産に従事した部民。『日本書紀』雄略天皇7年条には,東漢直掬 (やまとのあやのあたいつか) に命じて,新漢陶部高貴 (いま…
葛城韓媛 (かずらきの-からひめ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 記・紀にみえる雄略天皇の妃。葛城円(つぶら)の娘。「日本書紀」によれば,安康天皇を殺害した眉輪(まよわ)王をかくまったため雄略天皇に攻められた父…
おおみ‐よ〔おほみ‐〕【大▽御代】
- デジタル大辞泉
- 天皇の治める時代。天皇の治世。
standard
- 英和 用語・用例辞典
- (名)標準 基準 規格 基準書 スタンダード (⇒global standard, measureの動詞)standardの関連語句alternative standard交替本位制assessment standard…
北朝 ほくちょう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 延元1=建武3 (1336) 年足利尊氏が京都に擁立した持明院統の朝廷。吉野に後醍醐天皇が保持した南朝と対立した。延元1年光厳 (こうごん) 上皇を奉じて…
間人皇女 (はしひとのひめみこ) 生没年:?-665(天智4)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 孝徳天皇の皇后。父は舒明天皇,母は皇極天皇で,中大兄皇子(天智天皇)や大海人皇子(天武天皇)の妹にあたる。645年(大化1)皇后となり,遷都に…
monarquista /monaxˈkista/
- プログレッシブ ポルトガル語辞典(ポルトガル語・日本語の部)
- [名]君主制支持者.[形]⸨男女同形⸩君主制支持者の,君主制の.
車持部 (くるまもちべ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 大和朝廷の職業部の一つ。天皇の乗輿(じようよ)の管理にあたった伴造(とものみやつこ)車持公(君)の管掌下にあって,その職務に要する費用を貢…
上皇【じょうこう】
- 百科事典マイペディア
- 天皇の譲位後の称。太上(だいじょう)天皇の略。太上天皇の最初は文武天皇に譲位した持統天皇。平安初期から上皇または院と略称されて通用し,同後期…
倭姫命 (やまとひめのみこと)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 《日本書紀》垂仁朝に語られる伊勢神宮起源譚の主人公。垂仁天皇の娘,日本武(やまとたける)尊のオバにあたる。崇神朝に宮廷内からいったん倭の笠…
新田部皇女 (にいたべのおうじょ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-699 飛鳥(あすか)時代,天智(てんじ)天皇の皇女。母は橘娘(たちばなのいらつめ)。天武天皇の妃となり,天武天皇5年(676)舎人(とねり)親王を生む。…
白峯神宮 (しらみねじんぐう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 京都市上京区に鎮座。崇徳天皇,淳仁天皇をまつる。崇徳天皇は保元の乱のあと,讃岐国に流され,その地で没し,白峯陵(坂出市内)に葬られたが,186…
龍安寺朱山七陵りようあんじしゆやましちりよう
- 日本歴史地名大系
- 京都市:右京区龍安寺門前村龍安寺朱山七陵[現]右京区龍安寺〈御陵ノ下町・朱山〉龍安寺後方の朱山に散在する天皇・皇后陵。龍安寺北、朱山麓に後…
美福門院【びふくもんいん】
- 百科事典マイペディア
- 鳥羽天皇皇后。藤原長実の娘。名は得子。天皇譲位後に寵を得て皇子(近衛天皇)を生み,皇后位につく。崇徳(すとく)天皇を譲位させてわずか3歳の近…
草壁皇子 (くさかべのおうじ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 662-689 飛鳥(あすか)時代,天武(てんむ)天皇の第1皇子。母は持統天皇。天智(てんじ)天皇元年生まれ。壬申(じんしん)の乱の際,吉野を脱した天武天皇…
教育総監部 (きょういくそうかんぶ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 旧陸軍の教育統轄機関。教育総監部は1898年1月に監軍部を廃して新設され,陸軍大臣の管轄の下に陸軍教育を管掌した。1900年4月の同部条例改正によっ…
すけひと‐しんのう(‥シンワウ)【典仁親王】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸中期の皇族。閑院宮第二代。東山天皇の孫。直仁親王の子。光格天皇の父。寛保二年(一七四二)中御門天皇の猶子(ゆうし)となり、翌年親王宣下。…
しらみね‐じんぐう【白峰神宮】
- 精選版 日本国語大辞典
- 京都市上京区飛鳥井町にある神社。旧官幣大社。祭神は崇徳天皇・淳仁天皇。明治元年(一八六八)明治天皇が讚岐国白峰(香川県坂出市)の崇徳天皇の…
公地公民 こうちこうみん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 律令(りつりょう)制の基本原則の一つ。大和(やまと)国家は私地私民を原則として直轄領以外は諸豪族による国土の間接支配を行い、世襲職制によってし…
讃岐典侍日記 さぬきのすけにっき
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 平安時代後期の日記文学。2巻。作者は堀河天皇に仕えた藤原長子 (→讃岐典侍 ) 。嘉承2 (1107) 年堀河天皇の発病から,天皇の看護,崩御を経て,新帝…
免疫療法【めんえきりょうほう】
- 百科事典マイペディア
- 感染症や癌に対して,抗体や免疫賦活(ふかつ)薬などを投与して治療すること。感染症に対する血清療法やワクチン療法,癌に対するサイトカインによる…
こうそ‐こうそう(クヮウソクヮウソウ)【皇祖皇宗】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 天皇の始祖と、当代天皇にいたるまでの歴代の天皇。[初出の実例]「皇祖皇宗の神霊」(出典:大日本帝国憲法(明治二二年)(1889)告文)
川島皇子(かわしまのおうじ) かわしまのおうじ (657―691)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 天智(てんじ)天皇の皇子。母は忍海造小竜(おしぬみのみやつこおたつ)の女(むすめ)色夫古娘(しこふこのいらつめ)。妃が天武天皇の皇女泊瀬部皇女(はつ…
日影皇女 (ひかげのおうじょ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 6世紀,宣化天皇の皇女。欽明(きんめい)天皇2年(541)天皇の妃となり,倉皇子を生んだ。
草壁皇子 くさかべのおうじ
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 662〜689天武天皇の皇子日並知 (ひなめし) 皇子ともいう。母は持統天皇。文武・元正両天皇の父。681年皇太子となったが病弱で,686年天武天皇の没後…