かふちょう‐せい(カフチャウ‥)【家父長制】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 父系の家族制度で、家長が家族全員に対し支配権をもつ家族形態。奴隷制社会、封建制社会にみられる。② 家父長制的家族のイデオロギー、…
押坂彦人大兄皇子 おしさかひこひとのおおえのみこ
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 忍坂日子人太子・麻呂古(まろこ)王とも。6世紀後半頃の人物。敏達(びだつ)天皇の皇子。母は息長真手(おきながまて)王の女広姫。舒明(じょめい)天皇の…
しょうあん【正安】
- 日本の元号がわかる事典
- 日本の元号(年号)。鎌倉時代の1299年から1302年まで、後伏見(ごふしみ)天皇、後二条(ごにじょう)天皇の代の元号。前元号は永仁(えいにん)。次元号…
院政 いんせい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 平安時代末期に,摂関政治が衰え,武家政治が成立するまでの過渡期に現れた政治形態で,天皇の地位を退いた太上天皇が引続いて政務をとること。白河…
大覚寺 だいかくじ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 京都市右京区嵯峨大沢町にある真言宗大覚寺派の大本山。嵯峨山と号し,嵯峨御所,大覚寺門跡と称される。もとは嵯峨天皇の離宮であったのを貞観 18 (…
ふじわら‐の‐もとつね【藤原基経】
- 精選版 日本国語大辞典
- 平安前期の公卿。太政大臣。関白。通称、堀河太政大臣。父は長良。母は総継の娘。叔父良房の養子となる。応天門の変で伴善男を失脚させ、貞観一四年…
мажорита́рн|ый
- プログレッシブ ロシア語辞典(露和編)
- [形1]①多数決方式の②(選挙で)単純多数制の‐мажорита́рная систе́ма|単純多数制
ちょうげん〔チヤウゲン〕【長元】
- デジタル大辞泉
- 平安中期、後一条天皇・後朱雀天皇の時の年号。1028年7月25日~1037年4月21日。
法皇 ほうおう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 出家した太上(だいじょう)天皇の称。太上天皇の出家した例は、出家の時期が譲位の前後いずれとも決しがたい聖武(しょうむ)天皇の場合を除いて、孝謙(…
すめ‐みこ【▽皇▽子】
- デジタル大辞泉
- 天皇の子。「―天国排開広庭あめくにおしはらきひろにはの天皇、群臣に令のりこちて曰く」〈欽明紀〉
きょうほう〔キヤウホウ〕【享保】
- デジタル大辞泉
- 江戸中期、中御門なかみかど天皇・桜町天皇の時の年号。1716年6月22日~1736年4月28日。きょうほ。
清和源氏 せいわげんじ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 清和天皇より出た賜姓源氏。天皇の孫経基(つねもと)王の系統がもっとも栄えた。[編集部][参照項目] | 源氏
藤原順子
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:貞観13.9.28(871.11.14) 生年:大同4(809) 平安前期の仁明天皇の女御。藤原冬嗣と藤原美都子の娘。五条后と称される。仁明天皇の東宮時代に後…
藤原藤房 ふじわらのふじふさ (1295―1380?)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 万里小路(までのこうじ)藤房ともいう。鎌倉末期の公卿(くぎょう)。宣房(のぶふさ)の子。父とともに後醍醐(ごだいご)天皇に近侍し、天皇の討幕計画に…
有栖川宮 ありすがわのみや
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 高松宮と称した後陽成(ごようぜい)天皇の第7皇子好仁(よしひと)親王を祖とする宮家。世襲親王家の一つ。2代は後水尾(ごみずのお)天皇の皇子良仁(なが…
淡路瑞井宮あわじみずいのみや
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:三原郡西淡町櫟田村淡路瑞井宮反正天皇(瑞歯別天皇)が誕生したと伝える場所。「常磐草」は淡路瑞井宮について、今は産宮(うぶのみや)と…
ぎょ‐じ【御璽】
- デジタル大辞泉
- 天皇の印章。天皇の行為であることの証明として、法律や政令などの公布文や認証文に押される。玉璽。御印ぎょいん。
勤皇
- 防府市歴史用語集
- 天皇につくすことです。特に、江戸時代の終わりごろは、天皇のために江戸幕府をたおそうとした政治運動のことを言います。
煕子女王 (きしじょおう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-950 平安時代中期,朱雀(すざく)天皇の女御(にょうご)。保明(やすあきら)親王の娘。母は藤原仁善子(にぜこ)。昌子(しょうし)内親王(冷泉(れいぜい…
選挙区 せんきょく constituency
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 選挙を行うにあたって、全体の選挙人を選挙人団に分ける標準となる区域をいう。いいかえると、議員などの代表者を選出する基礎単位となる区域が選挙…
兵庫寮 (ひょうごりょう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 日本古代の律令制下の官司。朝廷における武器の管理・出納のことをつかさどる。〈つわもののくらのつかさ〉ともよみ,唐名は武庫署。《日本書紀》に…
大伴金村 (おおともの-かなむら)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 5世紀末-6世紀前半の豪族。大伴談(かたり)の子。武烈天皇・継体天皇の即位実現に功があり,宣化(せんか)天皇にいたる4朝の大連(おおむらじ)とな…
伯耆之巻ほうきのまき
- 日本歴史地名大系
- 近世初頭異本 伯耆巻・異本伯耆巻 後醍醐天皇の隠岐脱出と船上山の攻防における伯耆国名和庄の住人長高(長年)一族の戦功を中心に平仮名交じり文で…
壺切剣 つぼきりのつるぎ
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 皇太子相伝の剣。「西宮記」に醍醐天皇が皇太子のときに父宇多天皇から賜ったとある。本来は藤原氏の剣で基経の剣とするなど諸説があるが,藤原氏出…
粟鱒麻呂 (あわの-ますまろ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 平安時代前期の官吏。清和天皇,陽成天皇につかえる。明法(みょうぼう)博士となり,貞観(じょうがん)4年(862)大判事に任じられた。阿波(あわ)(徳…
こうか〔コウクワ〕【弘化】
- デジタル大辞泉
- 江戸後期、仁孝天皇・孝明天皇の時の年号。1844年12月2日~1848年2月28日。
親王 しんのう
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 皇族の称号の一つ天皇の兄弟と皇子をいう。天皇の姉妹と皇女は内親王。759年から親王宣下がなければ称せなくなった。
市辺押羽皇子 (いちのべのおしはのみこ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- おしはは忍歯とも記す。履中天皇の長子。母は葦田宿禰(葛城襲津彦の子)の女の黒媛。《日本書紀》顕宗即位前紀によれば,蟻臣(葦田宿禰の子)の女…
てんしょう〔テンシヤウ〕【天正】
- デジタル大辞泉
- 安土桃山時代、正親町おおぎまち天皇・後陽成天皇の時の年号。1573年7月28日~1592年12月8日。
蘇我赤兄 そがのあかえ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生没年不詳。飛鳥(あすか)時代の高官。蘇我臣倉麻呂(おみくらまろ)(雄当(おまさ)ともいう。馬子の子)の子。658年(斉明天皇4)10月、斉明(さいめい…
菟道貝鮹皇女 (うじのかいだこのおうじょ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 飛鳥(あすか)時代,敏達(びだつ)天皇の皇女。母は推古天皇。聖徳太子と結婚したが,子はなかった。「古事記」に静貝王,またの名は貝鮹王とあるが…
ほうげん【保元】
- 日本の元号がわかる事典
- 日本の元号(年号)。平安時代の1156年から1159年まで、後白河(ごしらかわ)天皇、二条(にじょう)天皇の代の元号。前元号は久寿(きゅうじゅ)。次元号…
にほんこくけんぽう‐だいいちじょう〔ニホンコクケンパフダイイチデウ〕【日本国憲法第一条】
- デジタル大辞泉
- 日本国憲法第1章「天皇」の条文の一。天皇・皇室について規定する8条のうちの最初の条文。[補説]日本国憲法第1条天皇は、日本国の象徴であり日本国民…
しんようわかしゅう(シンエフワカシフ)【新葉和歌集】
- 精選版 日本国語大辞典
- 準勅撰集。宗良親王撰。弘和元年(一三八一)成立。元弘~弘和年間(一三三一‐八四)の南朝方の撰歌集。二〇巻。歌数一四二〇首。代表歌人は後村上天…
もず‐こふんぐん【百舌鳥古墳群】
- 精選版 日本国語大辞典
- 日本の代表的な古墳群の一つ。大阪府堺市百舌鳥に分布する。仁徳天皇陵(大山古墳)・履中天皇陵(石津ケ丘古墳)・反正天皇陵(田出井山古墳)など…
しょうめい‐もんいん(‥モンヰン)【承明門院】
- 精選版 日本国語大辞典
- 後鳥羽天皇の後宮源在子。父は源通親。母は藤原範子。後鳥羽天皇の後宮にはいって宰相君と称し、土御門天皇の母となる。正治元年(一一九九)准三宮…
教育委員会 きょういくいいんかい
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 1948年に設けられた地方教育行政機関教育委員会法に基づいて,市町村および都道府県に設置された。教育行政について民主制・独立制・地方分権の3原…
藤河別命 (ふじかわわけのみこと)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 古代伝承上の人物。「高橋氏文(たかはしうじぶみ)」によれば,天皇(景行天皇か)の命により,準親王式におこなわれることになった磐鹿六鴈命(いわかむつ…
堀信増 (ほり-のぶます)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 南北朝時代の武将。大和(奈良県)吉野郡賀名生(あのう)領主。建武(けんむ)3=延元元年(1336)後醍醐(ごだいご)天皇が京都から賀名生にのがれた際,…
皇塔おおやけのとう
- 日本歴史地名大系
- 佐賀県:多久市桐野村妙覚寺皇塔桐野(きりの)集落の東の丘陵地には大小多数の五輪塔が群がっている。「肥前古跡縁起」に「寺の東山に桓武天皇・平…
忍之別皇子 (おしのわけのおうじ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 記・紀にみえる景行天皇の皇子。母は八坂入媛(やさかのいりひめ)。成務天皇の同母弟。「古事記」では押別命(みこと)。
藤原氏 ふじわらうじ
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 669年(天智8)大化の改新の功臣中臣鎌足(なかとみのかまたり)が臨終に際して,藤原の姓を賜ったことに始まる新興氏族。古代以来,朝廷の上層部を占め…
不改常典 ふかいのじょうてん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 元明天皇即位に初見し,聖武天皇譲位に終る,宣命中に引かれた法制度。「天智天皇の創始にかかる不改常典」と称せられ,その内容は皇位継承法に関す…
新待賢門院
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:安政3.7.6(1856.8.6) 生年:享和3.11.1(1803.12.14) 幕末の后妃。孝明天皇の生母。正親町実光の娘。母は四辻公亨の娘千枝子。名は雅子。文政3(…
藤原範季
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:元久2.5.10(1205.5.30) 生年:大治5(1130) 平安末・鎌倉前期の公卿。従四位下能兼の子。兄範兼の猶子となる。後白河院の近臣で,九条兼実にも仕…
六勝寺 ろくしょうじ
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 平安後期に京都東山岡崎に建立されて,院政期に隆盛をきわめた六つの御願(ごがん)寺の総称。白河天皇御願の法勝(ほっしょう)寺,堀河天皇御願の尊勝…
磐余【いわれ】
- 百科事典マイペディア
- 《日本書紀》《万葉集》に見える地名。石村とも。奈良県桜井市の南西部から橿原(かしはら)市の南東部にかけての地域。《日本書紀》のいわゆる神武東…
神功皇后【じんぐうこうごう】
- 百科事典マイペディア
- 仲哀(ちゅうあい)天皇の皇后。和風諡号(しごう)は気長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)。記紀によると三韓出兵物語の中心人物で,仲哀天皇の急死…
崇明門院 (すうめいもんいん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 鎌倉-南北朝時代,後宇多天皇の皇女。元応元年(1319)内親王となる。皇太子邦良(くによし)親王の妃となったが,親王が死去して出家。元徳3=元弘(…
刑部親王 おさかべしんのう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]慶雲2(705).5.7.天武天皇の皇子。忍壁親王とも書く。母はかじ媛娘 (かじひめのいらつめ) 。壬申の乱には天武天皇に従って行動した。天武9 (…