硬セッコウ(石膏)【こうせっこう】
- 百科事典マイペディア
- セッコウの無水物。成分は硫酸カルシウムCaSO4。斜方晶系の柱状または板状結晶で,普通は塊状,粒状で産出。モース硬度3〜3.5,比重3.0。真珠光沢,…
メタン系炭化水素【メタンけいたんかすいそ】
- 百科事典マイペディア
- アルカン,パラフィン系炭化水素とも。一般式C(/n)H2(/n)(/+)2で表される脂肪族鎖式飽和炭化水素で,環式構造をもつものは含まない。メタン(n=1)…
毒キノコ【どくキノコ】
- 百科事典マイペディア
- 毒菌とも。普通食べると中毒を起こすキノコをいう。その毒成分はコリン,ムスカリンなどが代表的で,神経系を冒したり,消化器,血液などに影響を与…
構造岩石学
- 岩石学辞典
- ドイツ語ではGefugekunde der Gesteineで,岩石の成分要素の空間的配列に関するデータの研究を意味している.特に肉眼的構造および野外関係に重点が…
マグネシウム鉱物 (マグネシウムこうぶつ) magnesium mineral
- 改訂新版 世界大百科事典
- マグネシウムMgを主要成分とする鉱物。マグネシウムは60種以上の鉱物に含まれているが,ドロマイト(Ca,Mg)CO3,マグネサイトMgCO3,ブルーサイトM…
中西 武雄 ナカニシ タケオ
- 20世紀日本人名事典
- 昭和期の農芸化学者 東北大学名誉教授。 生年明治45(1912)年1月23日 没年平成11(1999)年4月8日 出生地三重県度会郡御薗村大字王中島 学歴〔年〕東…
ジョエル・ヘンリー ヒルデブランド Joel Henry Hildebrand
- 20世紀西洋人名事典
- 1881.11.16 - ? 米国の物理化学者。 元・カリフォルニア大学教授。 ニュージャージー州ケムデン生まれ。 ペンシルベニア大学に学び、1906年学位取…
飲泉療法 いんせんりょうほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 温泉療法の一方法。温泉にはいろいろな化学物質が含まれており、入浴だけでなく飲用も効果がある。医師の処方による薬剤の飲用と同様に扱われ、温泉…
相互侵入高分子網目 そうごしんにゅうこうぶんしあみめ interpenetrating polymer network
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- IPNと略称される。ポリマーブレンドの一種である。ブレンド成分ポリマーが橋架けポリマーであって,それぞれの異種橋架けポリマーが部分的あるいは全…
イノシン酸 イノシンサン inosinic acid
- 化学辞典 第2版
- inosine 5′-monophosphate.C10H13N4O8P(348.21).略称IMP.イノシンの5′位にリン酸基をもつ5′-ヌクレオチド.アデノシン-5′-ホスフェートに亜硝酸を…
標準試料 ヒョウジュンシリョウ standard sample
- 化学辞典 第2版
- 化学分析では標準物質をもとにして,化学量論により各操作法の正確さを決定して分析法を確立する.合成物質,あるいは天然物質について,ある特定成…
クマリン クマリン coumarin, coumalin, cumalin
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】coumarin.2H-1-benzopyran-2-one.C9H6O2(146.15).o-ヒドロキシケイ皮酸のラクトン.クローバーをはじめ各種の植物中に含まれる芳香成分.サ…
アジュバント アジュバント adjuvant
- 化学辞典 第2版
- 抗体をつくる際に,抗原とまぜて投与することにより抗体産生能を高める物質.市販のアジュバントには,オイルに免疫活性化能の高い結核菌の死菌その…
costituzióne
- 伊和中辞典 2版
- [名](女)〔英 constitution〕 1 設立, 創設 ~ di una dittà|会社の創立. 2 組織;構成 ~ di una squadra|チームの構成. 3 憲法, 基本法(典) Co…
コショウ こしょう / 胡椒 pepper [学] Piper nigrum L.
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- コショウ科(APG分類:コショウ科)の常緑藤本(とうほん)(つる植物)。インド南部のトラバンコール地方原産で、香辛料として古くから栽培されている…
及 jí [漢字表級]1 [総画数]3
- 中日辞典 第3版
- 1 [動]及ぶ.在学习方面我不~他/勉強の面では私は彼に及ばない.2 [接続]および.[語法]書き言…
水質検査 すいしつけんさ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 水に含まれている化学的成分や微生物などを検査し、その水が目的とする基準に適合しているかどうかの判定を行うことをいう。具体的には、水道水が水…
ゲラニオール geraniol
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C10H17OH 。非環式モノテルペンに属するアルコール。ゲラニオールはトランス形で,沸点 230℃。シス形はネロールと呼ばれ,沸点 225℃である。…
ロードナイト rhodonite
- 改訂新版 世界大百科事典
- 化学組成(Mn,Fe2⁺,Ca)SiO3の鉱物。バラ輝石ともいう。三斜晶系に属し,比重3.57~3.76,モース硬度5.5~6.5,へき開は{110},{110}に完全。…
玉川[温泉] (たまがわ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 秋田県北東部,仙北市の旧田沢湖町にある温泉。八幡平(はちまんたい)火山群に属する焼山の西麓,玉川上流の渋黒沢沿いに位置する。付近には殺生谷…
柔軟剤 じゅうなんざい softening agent
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 毛髪や繊維製品にしなやかな感触を与えるために用いられる薬剤。その効果は、第一に毛髪あるいは繊維どうし、または繊維と肌との間の摩擦を減少させ…
石灰硫黄合剤 せっかいいおうごうざい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 19世紀に発明された歴史ある農薬で、殺虫兼殺菌作用を有する。有効主成分は多硫化カルシウム(CaS5、CaS4、CaS2など)で、多硫化態カルシウム27.5%…
ラッカー lacquer
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古くは漆のこと。ニトロセルロースを主成分とする揮発性塗料をさす。慣用的に揮発性塗料の総称として用いられることもある。一般に塗膜の付着力や弾…
アヘンアルカロイド アヘンアルカロイド opium-alkaloid
- 化学辞典 第2版
- ケシアルカロイドともいう.アヘンの主成分をなすアルカロイドの総称.一般に,構造上はイソキノリンの骨格を一部に含み,イソキノリンアルカロイド…
ばい焼 バイショウ roasting
- 化学辞典 第2版
- 鉄以外の金属の製錬に用いられる鉱石の処理法.すなわち,鉱石が溶融しない程度の高温度で,鉱石と酸素,水蒸気,炭素,塩素などと相互に作用させ,…
J. ヨッフェ Jacob Joffe
- 20世紀西洋人名事典
- 1886 - 1963 米国の土壌学者。 近代土壌学を確立したドクチャーエフの土壌成因論を継承し、アメリカのペドロジー研究を発展させ、マーバットに次ぐ…
脱法ドラッグ
- 共同通信ニュース用語解説
- 覚せい剤や大麻と同様の作用がある化学物質を人為的に添加した薬物。植物片などに混ぜたものが脱法ハーブと呼ばれる。粉末や液体の製品もあり、お香…
はなぢ【鼻血】
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 鼻血(はなぢ)の多くは、左右の鼻のあなを仕切っている鼻中隔(びちゅうかく)が傷ついて起こる出血です。とくに、鼻かぜやアレル…
ツクシ
- 食の医学館
- 《栄養と働き&調理のポイント》 ツクシはシダ植物のスギナの胞子茎です。同じ根から別に生える栄養茎はスギナと呼ばれ、お茶や薬用酒として利用さ…
デキストリン dextrin
- 改訂新版 世界大百科事典
- デンプンを酸またはアミラーゼ類で加水分解すると,最終的にはグルコースとなるが,その途上で,さまざまな分子量の中間生成物が得られる。これらを…
アルミニウム鉱物 (アルミニウムこうぶつ) aluminium-bearing mineral
- 改訂新版 世界大百科事典
- アルミニウムを主要化学成分とする鉱物。自然界におけるアルミニウムの産出は,酸化物,水酸化物,硫酸塩,ケイ酸塩などの塩類として知られている。…
催淫薬 (さいいんやく) aphrodisiac
- 改訂新版 世界大百科事典
- 催淫薬という言葉は,俗間では男女の房中に用いられる媚薬(びやく)(ほれぐすり)と同じ意味で使われ,いかがわしいものや有効成分の不明なものま…
タマゴテングタケ たまごてんぐたけ / 卵天狗茸 [学] Amanita phalloides (Fr.) Secr.
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 担子菌類、マツタケ目テングタケ科の猛毒キノコ。高さ10~18センチメートル。傘は径8~15センチメートル、表面は暗緑色ないしオリーブ褐色。ひだは白…
じょうずなはーぶてぃーのいれかた【じょうずなハーブティーの入れ方】
- 食の医学館
- 料理の香り付けをはじめ、ハーブやスパイスにはさまざまな楽しみ方がありますが、最近人気の高いのがハーブティー。その魅力は、いつでも手軽に心地…
竜涎香【りゅうぜんこう】
- 百科事典マイペディア
- アンバーグリスとも。マッコウクジラの腸内に生ずる灰色ないし褐色の蝋状塊で,捕食したイカの口器などが含まれるため,これらに原因する一種の病的…
スラグ
- 百科事典マイペディア
- のろ,滓(さい)ともいう。金属鉱石を製錬する過程で分離し,溶融金属の上に浮く非金属性の不用物。原料中の不純成分とフラックスからなる。日本では…
バイオリアクター
- 百科事典マイペディア
- 微生物,動植物細胞,酵素などによる反応を利用して,物質の生産・分解・変換などを連続的に行う装置。細胞を培養しながら用いる場合もあるが,高分…
里 正義 サト マサヨシ
- 20世紀日本人名事典
- 大正・昭和期の畜産学者 北海道大学名誉教授。 生年明治15(1882)年7月14日 没年昭和36(1961)年1月28日 出生地三重県 学歴〔年〕東北帝大農科大学〔…
よな
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 熊本県の阿蘇(あそ)山中(なか)岳が噴出する細粒の火山灰の通称。しばしば山腹や山麓(ろく)に多量に降り、草木や農作物を害し、それを食べる牛馬も下…
てつ【鉄】
- 漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典
- 微量ミネラルのひとつ。元素記号はFe。赤血球中に含まれる赤色色素であるヘモグロビンの構成成分。肉類、魚介類、豆製品、野菜類などに多く含まれる…
スペクトル
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [フランス語] spectre ) 可視光をプリズムで分光して現われる赤、橙(だいだい)、黄、緑、青、藍(あい)、紫などの色のついた帯をいう。…
セリシン セリシン sericin
- 化学辞典 第2版
- 絹糸に約25% 含有され,繊維を形成するフィブロインの外側を覆っている天然タンパク質.一般に,絹糸の精錬工程で熱水に溶解することにより除去され…
胆汁色素 (たんじゅうしきそ) bile pigment
- 改訂新版 世界大百科事典
- 動物の胆汁(胆液)の主成分の一つで,4個のピロール環が3個の炭素原子を介して結合したテトラピロール構造を主体とし,両端に2個の水酸基をもつテト…
地球潮汐 (ちきゅうちょうせき) earth tides
- 改訂新版 世界大百科事典
- 海水に月や太陽の引力が作用し,その起潮力によって海面が昇降する現象は,海洋潮汐あるいは単に潮汐として人々によく知られている。起潮力は海水だ…
竹本 常松 タケモト ツネマツ
- 20世紀日本人名事典
- 昭和期の薬学者 東北大学名誉教授;徳島文理大学名誉教授。 生年大正2(1913)年1月28日 没年平成1(1989)年1月23日 出身地大阪府岸和田市 学歴〔年〕…
ツルナ
- 食の医学館
- 《栄養と働き&調理のポイント》 日あたりのよい海岸に自生する野草で、別名をハマヂシャともいいます。茎がよくわかれて地をはうように伸びること…
基底膜 (きていまく) basement membrane
- 改訂新版 世界大百科事典
- 動物の体表をおおう上皮の下側に,その裏打ちをするように張る板状構造物をいう。細胞膜や,細胞内の膜とはまったく構造的に異なるので基底板basal l…
卵黄 らんおう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 動物の卵に特有な貯蔵物質で、卵が胚(はい)発生をする際の栄養源となる。多量に蓄積されると黄色を呈するのでこの名が与えられている。多くの場合卵…
迷路 (めいろ) labyrinth
- 改訂新版 世界大百科事典
- 内耳とまったく同じ意味と考えてよいが,迷路が内耳を包んでいる組織をも含んだ総称である点に違いがある。側頭骨の中のいちばん硬い岩様部の中に迷…
果汁 かじゅう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 果実類の搾汁(さくじゅう)の総称。果物はもともと水分が多いため、これを搾れば簡単に果汁がとれる。ワインの発酵用としてつくられたものが初めと考…