アミノベンゼン
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
かん‐ぜん〔クワン‐〕【×渙然】
- デジタル大辞泉
- [形動タリ]解けるさま。
かん‐ぜん〔クワン‐〕【歓然】
- デジタル大辞泉
- [ト・タル][文][形動タリ]喜ぶさま。「二郎は―として笑い」〈独歩・おとづれ〉
いん‐ぜん【隠然】
- デジタル大辞泉
- [ト・タル][文][形動タリ]表面ではわからないが、陰で強い力を持っているさま。「経済界に隠然たる勢力をもつ」⇔顕然。[類語]潜在的・潜在・伏…
さん‐ぜん【惨然】
- デジタル大辞泉
- [ト・タル][文][形動タリ]いたましいさま。また、いたみ悲しむさま。「―たる零落の形容一見して眼にあふれたり」〈独歩・愛弟通信〉
しん‐ぜん【親善】
- デジタル大辞泉
- 互いを知り合って、仲よくすること。「親善を深める」「国際親善試合」[類語]善隣・和親・修好・和・親和・宥和・協和
ちん‐ぜん【珍膳】
- デジタル大辞泉
- 珍しくて、おいしい料理。珍羞ちんしゅう。珍肴ちんこう。
テレフタル酸 てれふたるさん terephthalic acid
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 芳香族ジカルボン酸の一つ。1,4-ベンゼンジカルボン酸ともよばれる。フタル酸(1,2-ベンゼンジカルボン酸)およびイソフタル酸(1,3-ベンゼンジカル…
濃色団 のうしょくだん hyperchrome
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 有機化合物にある原子団を導入するとき、その色を濃くさせるような場合、すなわち注目している吸収帯のモル吸光係数を増大させるような原子団を濃色…
グレーベ ぐれーべ Karl James Peter Graebe (1841―1927)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ドイツの有機化学者。フランクフルト・アム・マインの富裕な商家に生まれる。ハイデルベルク大学を卒業したのち、コルベに学び、ブンゼンの助手を経…
れき‐せい【瀝青】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 樹木、泥炭、褐炭などから、ベンゼンなどの有機溶剤で抽出される有機物質の総称。植物の種類、炭化の程度などにより、内容に差がある。チ…
7月16日
- 367日誕生日大事典
- [記念日]国土交通デー;盆送り火;閻魔賽日(十王詣)[誕生日]聖) クララ(アッシージの | 忍性 | 真壁治幹 | アンドレア・デル サルト | 佐竹義宣 | ヤー…
芳香族化 ホウコウゾクカ aromatization
- 化学辞典 第2版
- 非芳香族化合物を芳香族化合物に変更すること.たとえば,石油炭化水素は,アルミナ,酸化モリブデン,白金などの触媒の存在下,450~500 ℃ で脱水素…
フェナジン phenazine
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C12H8N2 。融点 171℃の結晶。水に不溶,アルコールにやや溶け,エーテル,ベンゼンに可溶。フェナジン骨格をもつ色素,染料群が知られている。
染料中間体 (せんりょうちゅうかんたい) intermediate
- 改訂新版 世界大百科事典
- 原料から出発して最終製品の染料に至る製造工程の中間につくられる物質。染料中間物ともいう。一例として酸性染料のオレンジⅡを例にとると,ベンゼン…
じゅうクロムさん‐でんち(ヂュウクロムサン‥)【重クロム酸電池】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 炭素と亜鉛を両極とし、重クロム酸ナトリウムや重クロム酸カリウムの硫酸酸性溶液を電解液とした電池。炭素側がプラスになる。起電力約二…
クルックスの法則【Crookes' law】
- 法則の辞典
- 「各元素はスペクトル中にそれぞれ固有のただ一つの吸収帯を示す」というもの.ブンゼンとキルヒホッフによる炎光分析法の発表後しばらくして提案さ…
ピレン pyrene
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- パイレンともいう。無色,柱状晶,融点 152~153℃の縮合環式芳香族炭化水素。水に不溶,エーテル,ベンゼンに可溶。ナフタリンテトラカルボン酸の製…
かんぜん【間然】 する=所((ところ))[=事((こと))]なし
- 精選版 日本国語大辞典
- 少しも非難するところがない。非の打ち所がない。〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「梅翁の句に間然(カンゼン)する事なし」(出典:俳諧・破邪…
はん‐じせい【反磁性】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 外部の磁場と逆向きに磁化する性質。軌道電子の電磁誘導による加速が原因となる。磁化の程度は普通ごく弱いが、ベンゼン環をもつ芳香族有…
きょうやく‐にじゅうけつごう(‥ニヂュウケツガフ)【共役二重結合・共軛二重結合】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 化学結合の一つ。二つ以上の二重結合が、単結合をはさんで結合していること。-C=C-C=C-。環状形のベンゼン、鎖状形のブタジエンやポリエ…
ケクレ式 ケクレシキ Kekulé formula
- 化学辞典 第2版
- F.A. Kekulé(ケクレ)が1865年に提唱したベンゼン構造式のように,芳香環の不飽結合を局在化させて書く構造式を一般にケクレ式という.[別用語参照]ケ…
ステアリン(stearin)
- デジタル大辞泉
- ステアリン酸のグリセリド。無色、針状の結晶。ベンゼン・クロロホルムに溶け、水には溶けない。多くの脂肪の主成分の一。ろうそく・せっけんなどの…
ビフェニル
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] biphenyl ) 白色または微黄色の結晶。化学式は C6H5-C6H5 ベンゼン核が二つつながった構造をもつ。伝熱媒体としてすぐれている。
もんぜん‐ちょう(‥チャウ)【門前町】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =もんぜんまち(門前町)[初出の実例]「門前町(モンゼンテウ)の御下屋敷にをかれ折ふしの御通ひ女とはなりぬ」(出典:浮世草子・好色一…
アントラセン(〈フランス〉anthracène)
- デジタル大辞泉
- 3個のベンゼン環が直線状に縮合した芳香族炭化水素。アセン類の一。紫色の蛍光を発する無色針状の結晶。アントラキノンの原料。分子式C14H10 アント…
トリル(tolyl)
- デジタル大辞泉
- トルエンのベンゼン環上の水素原子1個を除いた残りの原子団。アリール基の一つ。CH3C6H4-で表される1価の基。トリル基。メチルフェニル。メチルフェ…
イソニコチン酸 イソニコチンさん isonicotinic acid
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- α-ピコリンの過マンガン酸カリウムによる酸化でつくられる。熱水に可溶,冷水,エチルアルコール,エーテル,ベンゼンに難溶。抗結核薬のイソニアジ…
トルエン トルエン toluene
- 化学辞典 第2版
- methylbenzene.C7H8(92.13).C6H5CH3.石油の改質油中に,またコールタール中に存在し,これらから分離,精製される.はじめにトルーバルサムを乾留…
セレノニル セレノニル selenonyl
- 化学辞典 第2版
- で示される二価の基.無機化合物では,たとえば,二フッ化セレノニルSeO2F2(二酸化フッ化セレン,ジオキシ二フッ化セレンともいう).フルオロ硫酸と…
完全数【かんぜんすう】
- 百科事典マイペディア
- 自然数nの,n以外のすべての約数(1を含む)の和がnに等しいとき,nを完全数という。たとえば6=1+2+3,28=1+2+4+7+14。n=2(p/)(-…
ケクレ けくれ Friedrich August Kekulé (Kekule) von Stradonitz (1829―1896)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ドイツの有機化学者。炭素の四原子価性および相互に結合して原子連鎖をつくることを初めて述べ、ベンゼンの六員環構造式を定めて、今日に至る有機化…
キシレン xylene
- 改訂新版 世界大百科事典
- 芳香族炭化水素の一つ。英米ではザイリンと発音する。ギリシア語のxylon(木材)に〈由来・起源〉を表す接尾語ēnēをつけて命名された語で,キシロー…
アモン‐だいしんでん【アモン大神殿】
- デジタル大辞泉
- 《Precinct of Amun-Re》エジプト南東部、ナイル川東岸の観光都市ルクソールにあるカルナック神殿の中核をなす神殿。テーベの守護神アモンが太陽神ラ…
ブンゼン‐はんのう〔‐ハンオウ〕【ブンゼン反応】
- デジタル大辞泉
- ⇒炎色反応
クロモン くろもん chromone
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 酸素複素環式化合物の一種。ベンゼン環とピラン環が縮合した構造のケトンであるので、ベンゾ-4-ピロンともいう。香料であるクマリンの異性体である。…
不均化 (ふきんか) disproportionation
- 改訂新版 世界大百科事典
- ある化合物の置換基が同一種類の分子間で移行し,置換基をもたない化合物と置換基を二つもつ化合物を生ずる反応をいう。工業的に重要な不均化反応の…
なぜ【何故】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 副詞 〙 理由、原因などを問うのに用いる。どういうわけで。なにゆえ。どうして。[初出の実例]「石火矢を打つ時は、城の近所を触廻りて、おじゃっ…
ルンゲ(Georg Lunge) るんげ Georg Lunge (1839―1923)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ドイツの工業化学者。ブレスラウ大学で化学を専攻し、ついでハイデルベルクでブンゼンとキルヒホッフに学ぶ。1860年から工業界に入り、1875年にチュ…
共沸混合物 きょうふつこんごうぶつ azeotrope; azeotropic mixture
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 2成分以上の混合液に平衡な蒸気の組成が液の組成と等しいとき,その液を共沸混合物という。共沸混合物には,水-エチルアルコール (重量%比 4.43:95.5…
アゾ化合物 アゾかごうぶつ azo compound
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 2個の炭化水素基がアゾ基 -N=N- に結合した形の化合物 R-N=N-R' の総称。R とR ' が同じとき,たとえば C6H5 のとき,アゾベンゼンといい,R …
ブンゼン‐バーナー
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] Bunsen burner ) ガスを燃焼して容易に高温を得る装置。L字形の金属製のもので、ガスを下部から円筒内に噴出させ、途中の調節…
バイルシュタイン反応 ばいるしゅたいんはんのう Beilstein's reaction
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ハロゲンを検出する方法。ロシアの化学者バイルシュタインが考案したのでこの名がある。銅線をブンゼンバーナーで強く熱したのちに、これに微量の試…
トリフェニルメタノール トリフェニルメタノール triphenylmethanol
- 化学辞典 第2版
- C19H16O(260.34).(C6H5)3COH.トリチルアルコールともいう.ブロモベンゼンからのグリニャール試薬にベンゾフェノンを反応させてつくる.板状晶.融…
こおり‐ねつりょうけい(こほりネツリャウケイ)【氷熱量計】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 氷の融解による体積変化と潜熱との関係を利用した熱量計。ブンゼンの氷熱量計が有名。比熱、融解熱、反応熱などの測定に用いる。〔物理学…
無極性溶媒 ムキョクセイヨウバイ nonpolar solvent
- 化学辞典 第2版
- 誘電率が小さく,構成分子の双極子モーメントの値がゼロまたはそれに近い溶媒.ベンゼン,二硫化炭素,四塩化炭素,ヘキサンなどがその例で,一般に…
ポリエーテルエーテルケトン(polyetheretherketone)
- デジタル大辞泉
- ベンゼン環が、エーテル結合とケトン結合によって連なった高分子化合物の総称。耐熱性・耐薬品性に優れ、機械的強度が高い。スーパーエンジニアリン…
コロネン(coronene)
- デジタル大辞泉
- 6個のベンゼン環が環状に縮合した芳香族炭化水素。サーキュレン類の一つ。薄黄色の針状の結晶で、石油精製過程で得られる、安定した化合物。融点は摂…
ハリスさんの牛乳あんぱん
- デジタル大辞泉プラス
- 静岡県下田市、平井製菓の名物。こしあんとソフトバターを、牛乳を練りこんだ生地に包んで焼いたもの。下田は初代米国総領事、タウンゼント・ハリス…
げん‐ぜん【×泫然】
- デジタル大辞泉
- [ト・タル][文][形動タリ]涙がはらはらとこぼれるさま。さめざめと泣くさま。「二人相持して―として泣きしが」〈露伴・運命〉