熱線吸収ガラス (ねっせんきゅうしゅうガラス) heat absorbing glass
- 改訂新版 世界大百科事典
- 太陽光の赤外成分および可視光の一部を吸収するために着色された板ガラス。色調は,ブルー,ブロンズ,グレーの3種がある。フロート法(板ガラス)に…
堕胎薬 (だたいやく) abortives
- 改訂新版 世界大百科事典
- 堕胎を目的とした薬物。堕胎は外科的手術によるのが安全であり,また確実といえる。堕胎薬は,治療上の必要から専門医が用いる場合もあるが,古くか…
葉層
- 岩石学辞典
- 成層した岩石の中の薄い層で,上下の層とは岩質が異なり明瞭に区別できるもの.鉱物粒子の層状の配列でできており,厚さは1cmよりも薄い一様の岩石か…
きんにくえねるぎーたいしゃのしくみ【筋肉エネルギー代謝のしくみ】
- 家庭医学館
- 筋肉は、からだの運動を行なう器官なので大量のエネルギーを消費します。このエネルギー源はATP(アデノシン三リン酸)という物質です。 こ…
ビタミンB12 ビタミンビーじゅうに vitamin B12
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- シアノコバラミンともいい,吸湿性暗赤色結晶。造血機構に関与し,アミノ酸代謝における補酵素の働きをする。肝臓抽出物質から発見された。ビタミンB…
応答スペクトル おうとうスペクトル response spectrum
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ある地震動(地震波)によって 1質点・1自由度系の振動モデルがどのように応答するかを表したグラフ。一般に地震動は複雑で多様な周期成分を含む。一…
ツボクラリン tubocurarine
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 非脱分極型の運動神経の神経筋接合部遮断剤の一つ。類似作用薬にガラミン,ベンゾキノニウム,ラウドリッシン,パンクロニウム,β-エリスロイジンが…
スカラー積 スカラーせき scalar product
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- (1) ベクトル 2つの二次元または三次元ベクトルを a ,b とし,その大きさを a ,b ,その間の角を θ とするとき,スカラー量 ab cos θ を a と b …
羽色 うしょく
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 羽衣のもつ色で,鳥の外観上の色彩である。一般に色は白色光の一部が吸収され,一部が反射されることに起因する。羽毛の成分のケラチンはもともと無…
昆虫アレルギー こんちゅうあれるぎー insect allergy
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 昆虫由来抗原により生ずる過敏症で、(1)かんだり刺したりするハチ、カ、アブ、ブヨなどの昆虫の毒抗原による全身反応(アナフィラキシーショック)と…
易融合金 いゆうごうきん fusible metal
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 融点の低い合金の総称で、低融点合金あるいは可融合金などともいう。融点の上限をどこに置くかはあまり明瞭(めいりょう)でなく、鉛(融点327℃)ある…
磁赤鉄鉱 じせきてっこう maghemite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鉄の酸化鉱物の一つ。赤鉄鉱と同質異像関係にあるが、原子配列は磁鉄鉱に似る。磁鉄鉱の地表風化による産物として産し、またある種の火成岩の微量成…
ラバノテーション Labanotation
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- R.ラバンによって発明された舞踊記譜法。 Kinetography Labanともいう。 1928年ラバンの出版した『舞踊記録』 Schrifttanzをもとに,長年の研究によ…
マクスウェル=ボルツマン分布 マクスウェル=ボルツマンぶんぷ Maxwell-Boltzmann distribution
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古典的な気体分子運動論において理想気体が熱平衡状態で示す確率分布。ある分子がエネルギーεで運動している確率は,気体の絶対温度を T ,ボルツマ…
せつび‐ご【接尾語】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 語構成要素の一つ。独立した一語としての機能をもたない造語成分(接辞)のうち、語や語基のあとにつくもの。日本語では意味を添加するだ…
ラウダニジン ラウダニジン laudanidine
- 化学辞典 第2版
- C20H25NO4(343.42).アヘン中のアルカロイドの一つ.パパベリン類似のベンジルイソキノリン誘導体で,不斉炭素を有するが,ラセミ体としてモルヒネ抽…
クロム触媒 クロムショクバイ chromium catalyst
- 化学辞典 第2版
- クロムの触媒作用を利用した触媒.通常は化合物,とくに酸化物が使われる.クロミアCr2O3は脱水状態において,水素化,H2-D2交換,脱水素に活性であ…
地衣類 ちいるい lichens [学] Lichenobionta Lichens
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 植物体(地衣体)の大部分が菌類の菌糸で構成され、これに緑藻類または藍藻(らんそう)類が共生関係で入り込んでいる生物群。分類学上は菌類の一群と…
アルカリ長石 アルカリちょうせき alkali feldspar
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- カリ長石 KAlSi3O8 とナトリウム長石 NaAlSi3O8 の固溶体系列に属する長石類の総称。ケイ素とアルミニウムの配列に関し,低温では完全秩序であるが,…
万次郎鉱 まんじろうこう manjiroite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 二酸化マンガンの鉱物の一つ。1967年(昭和42)南部松夫(1917―2009)、谷田勝俊(たにだかつとし)(1930― )によって岩手県軽米(かるまい)町小晴(こ…
リキュール りきゅーる liqueur
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- リキュールの語源はラテン語のリクオルliquor(液体)からきており、これが古代フランス語のlicurとなり、現在のliqueurに変化したものである。[原…
糖 とう sugar saccharose
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 単糖を構成成分とする化合物の総称で、糖質とか糖類ともよばれる。狭義には、このなかの水溶性で甘味のあるものの総称である。狭義の糖には単糖と大…
温泉療法 おんせんりょうほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 天然の化学物質が溶け込んでいる水を利用した水治療法の一つ。温泉療法に利用する温泉を療養泉という。療養泉とは、鉱泉のうち、とくに病気の治療目…
ろう ろう / 蝋 wax
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 一価アルコール(ときには二価アルコール)の脂肪酸エステルで、ワックスともいう。しかし名称では、習慣上、この化学的な区別に準拠しないものがあ…
にがり bittern
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 海水から食塩を製造する際,濃縮して食塩を晶出したあとに残る液体。独特の苦みをもつため苦汁と書く。塩化マグネシウムを主成分として,硫酸マグネ…
西村 秀雄 ニシムラ ヒデオ
- 20世紀日本人名事典
- 大正・昭和期の冶金学者 生年明治25(1892)年2月16日 没年昭和53(1978)年5月22日 出生地京都市 学歴〔年〕京都帝大工科大学採鉱冶金学科〔大正7年…
テングタケ
- 百科事典マイペディア
- テングタケ科の大型キノコ。かさの裏のひだが純白〜黄色で無色の胞子をつけ,柄の上部に鐔(つば),下端に壺をそなえたテングタケ属の代表種。高さ30c…
量子数 りょうしすう quantum number
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 量子力学において,定常状態を指定するのに用いられる数またはその組をいう。量子数は一般に物理量の固有値に対応する。量子数という概念は,N.ボー…
ガラス
- 岩石学辞典
- 液体を結晶化させずに過冷却して,その粘度が固体と同じ程度に達した非晶質状態または無定形状態をガラス状態という.過冷却した液体では非常に細か…
リトマス りとます litmus
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 色素の一つ。種々の地衣類、とくにリトマスゴケRoccella、チャシブゴケLecanora、ヨコワサルオガセUsnea diffractaなどをアンモニアと炭酸カリウムで…
自然水銀 しぜんすいぎん mercury quicksilver
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 金属元素鉱物の一つ。水銀の鉱石鉱物。常温で液体。多く粘土化、あるいは炭酸塩化された酸性火山岩、堆積(たいせき)岩(有機物を伴うことがある)中…
ドデシルベンゼンスルホン酸塩 どでしるべんぜんするほんさんえん dodecylbenzenesulfonate
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 代表的な合成洗剤の主成分である。水溶液中で解離して、陰イオンであるドデシルベンゼンスルホン酸イオンと、陽イオンであるナトリウムイオンになる…
電波吸収塗料 でんぱきゅうしゅうとりょう electric wave absorption paint
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 障害となる電波を吸収するための塗料。近年海洋長大橋の架設に伴い、その付近を航行する船舶のレーダーに偽像を生じ、夜間や濃霧のときの安全航行に…
脆銀鉱 ぜいぎんこう stephanite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 銀とアンチモンを主成分とする硫塩鉱物の一つで、銀の鉱石鉱物となる。低~中温熱水鉱脈鉱床中に産し、針銀鉱など他の銀鉱物や銀硫塩鉱物、閃(せん)…
サリチル酸メチル さりちるさんめちる methyl salicylate
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- サリチル酸の代表的なエステル。o(オルト)-ヒドロキシ安息香酸メチルともよばれる。天然には冬緑(とうりょく)油や白樺(しらかば)油の主成分として存…
トラフィックペイント traffic (marking) paint
- 改訂新版 世界大百科事典
- 路面に塗装して車両および歩行者の進路や停止線等を明示するための塗料。路面標示用塗料とも呼ばれる。交通の激しい路面に塗装されるので乾燥が速い…
アパタイト apatite
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 一般式 M10(ZO4)3X2 で示される組成をもつ鉱物の総称。この式で,M はカルシウム,バリウム,マグネシウム,ナトリウム,カリウム,鉄,アルミニウム…
元素分析 げんそぶんせき elementary analysis
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 有機化合物に含まれる元素の種類を調べる元素定性分析と,組成元素の量を決定する定量分析とがある。炭化水素定量分析法としてリービヒ=プレーグル…
髄液(脳脊髄液) (子どもの病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- 脳や脊髄は、頭蓋骨や脊柱がつくる空間に満たされた髄液という液体のプールに浮いたような状態で存在しています。その構造から、脳に対する一種の…
オレイン酸 オレインサン oleic acid
- 化学辞典 第2版
- (Z)-9-octadecenoic acid.C18H34O4(282.47).CH3(CH2)7CH=CH(CH2)7COOH.油酸ともいう.グリセリドとしてほとんどあらゆる動物,植物油中に含まれて…
プレゴン プレゴン pulegon
- 化学辞典 第2版
- (R)-2-isopropylidene-5-methylcyclohexanone.C10H16O(152.23).パラメンタン骨格をもつ単環式モノテルペンケトン.シソ科LabiataeのメグサハッカMe…
サツマイモ
- 食の医学館
- 《栄養と働き》 サツマイモは、紀元前3000年以上前からすでに栽培されていた、歴史の古い野菜です。 紀元前2000年ころに南アメリカに伝わり、そ…
そううつびょう【躁うつ病(双極性障害)】
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 〈脳内の神経伝達物質が正常に働かなくなって起こる〉 躁(そう)うつ病とは、感情や意欲が極端に落ち込んだり(うつ病相)、上…
塩 (えん) salt
- 改訂新版 世界大百科事典
- 金属または塩基の陽性成分(たとえばNH4⁺,C6H5NH3⁺など)と,酸の陰性成分とから成る化合物の総称。たとえば,NaCl,KH2PO4,K2HPO4,K3PO4,MgCl(…
マーガリン margarine
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 製法 性質 保存食用油脂に発酵乳,食塩などを加えて乳化し,練り合わせてバターのような製品にしたもの。バターの代用品として,1869…
principe /prε̃sip プランスィップ/
- プログレッシブ 仏和辞典 第2版
- [男]➊ 原則,原理.le principe de la liberté d'expression|表現の自由という原則le principe d'Archimède|アルキメデスの原理Le principe est bo…
はいえん【肺炎】
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 〈免疫力が落ちているときに感染しやすい〉 肺炎(はいえん)は、細菌やウイルスなどの病原微生物(びょうげんびせいぶつ)の感染…
ゆうどくしょくぶつによるちゅうどく【有毒植物による中毒】
- 家庭医学館
- 一般の野菜や山菜とまちがえて食べて中毒をおこします。 ●チョウセンアサガオ ゴボウとまちがえた中毒事故がよくおこります。ベラドンナアルカ…
有毒植物 (ゆうどくしょくぶつ) poisonous plant
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 中毒をおこす有毒植物 皮膚炎をおこす有毒植物植物体の全部あるいは一部に有毒成分を含み,人間や動物がそれを食べたりさわったりすると…
垂直 すいちょく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 同一平面上の2直線が交わってできる角が直角であるとき、2直線は垂直であるという。点Aを通って直線lに垂直な直線がlと交わる点をHとするとき、線分A…