【摧破】さいは
- 普及版 字通
- くだき破る。〔三国志、魏、三少帝、高貴郷公髦紀〕詔して曰く、兵、未だ武を極めざるに、醜摧破し、斬首生、動(や)やもすればを以て數ふ。頃(このご…
【指帰】しき
- 普及版 字通
- 趣旨。意向。〔三国志、呉、諸瑾伝〕(孫)と談諫するに、未だ嘗(かつ)て切愕せず。(すこ)しく風を見(しめ)し、粗(ほ)ぼ指歸を陳(の)ぶ。如(も)し未…
三國志X
- デジタル大辞泉プラス
- コーエー(現・コーエーテクモゲームス)が販売するゲームソフト。歴史シミュレーションゲーム。2004年にパソコン用が発売、2005年3月にプレイステー…
ナムコアンソロジー1
- デジタル大辞泉プラス
- ナムコが1998年6月に発売したゲームソフト。1980年代の家庭用ゲームソフトを移植したもの。おもにプレイステーション用。収録ゲームは「スターラスタ…
ぎしょ【魏書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 中国の正史。一三〇巻。北斉の文宣帝のとき、魏収の奉勅撰。五五四年に成立。中国二十四史の一つ。後魏一代の歴史を編年体で記したもので、帝紀一二…
【嗽】がいそう
- 普及版 字通
- せき。〔三国志、魏、華佗伝〕(徐)毅、佗に謂ひて曰く、昨(きのふ)曹劉租をして胃管に針せしめ訖(をは)りて、(すなは)ち嗽にしむと。~佗曰く、刺…
【難色】なんしよく
- 普及版 字通
- 不満とする態度。〔三国志、魏、杜伝〕(き)、律を善くし、思人にぐ。絲竹、能(よ)くせざる靡(な)し。~~嘗(かつ)て~等をして、客の中に於て笙を吹…
【比来】ひらい
- 普及版 字通
- このごろ。〔三国志、魏、徐伝〕比來(このごろ)天下奢靡にして、轉(うた)た相ひ倣效(はうかう)す。而して徐は自として、俗と同じうせず。故に日のは…
【指画】しかく(くわく)
- 普及版 字通
- 指で線を引いて示す。〔三国志、魏、伝〕高山大澤を見るに、輒(すなは)ち軍營の處を規度指畫す。時人多く焉(こ)れを笑ふ。後、~司馬宣王之れを奇と…
【漱流】そうりゆう(りう)
- 普及版 字通
- 流れに口すすぐ。〔三国志、蜀、彭伝〕伏して處士緜竹・秦を見るに、~枕石漱、吟詠袍(をんばう)、仁義のに偃息(えんそく)し、然の域に恬淡(てんたん…
【狂愚】きよう(きやう)ぐ
- 普及版 字通
- おろか。〔三国志、呉、諸恪伝〕恪~びるにび、臨淮の臧均、表して恪を收めることを乞ひて曰く、~臣狂愚を以て忌するを知らず。敢て破滅の罪をして…
譙周 しょうしゅう (201―270)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、三国蜀(しょく)の儒者。字(あざな)は允南(いんなん)。巴西(はせい)郡西充国(せいじゅうこく)県(四川(しせん)省閬中(ろうちゅう)県の南西)の…
きたかた‐けんぞう〔‐ケンザウ〕【北方謙三】
- デジタル大辞泉
- [1947~ ]小説家。佐賀の生まれ。「弔鐘はるかなり」でハードボイルドの新鋭として注目される。他に「檻」「渇きの街」など。近年は「破軍の星」「…
な‐と
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 副詞助 〙 「なりと」の変化したもの。[初出の実例]「私が心でお前一人はどうなと成」(出典:浄瑠璃・博多小女郎波枕(1718)上)「踏(ふみ)たかな…
【屯営】とんえい
- 普及版 字通
- 軍営。〔三国志、魏、田予伝〕(りよ)を去ること十餘里にして屯營を結び、多く牛馬の糞を集めて之れを然(も)やし、他より引き去る。胡、烟火のえざる…
【刮骨】かつ(くわつ)こつ
- 普及版 字通
- 骨を削る。〔三国志、蜀、関羽伝〕曰く、矢鏃に毒り。毒、骨に入る。當(まさ)に臂を破りて創(きず)を作(な)し、骨を刮りて毒を去るべしと~。(すなは…
【錦被】きんぴ
- 普及版 字通
- 錦の夜具。〔三国志、呉、欽伝〕(孫)、嘗(かつ)て其の堂に入る。母は疎帳縹被(へうひ)、妻妾は布裙(ふくん)なり。、其の貴に在りてを守るにじ、ち…
【戒厳】かいげん
- 普及版 字通
- 非常の事態に対して、警戒を厳にする。〔三国志、魏、賈逵伝注に引く魏略〕大霖雨あり。三軍多く行くことを願はず。太(曹操)~へて曰く、今、、戒…
【閾】こんよく
- 普及版 字通
- 門のしきみ。〔三国志、魏、中山恭王伝〕嗟(ああ)爾(なんぢ)小子、~に奉ずるに忠貞を以てし、太妃に事(つか)ふるに孝を以てし、閨(けいゐ)のは令を…
【三顧】さんこ
- 普及版 字通
- 三たび訪う。〔三国志、蜀、諸亮伝〕(出師の表)臣本(もと)布衣、~先、臣の鄙(ひひ)なるを以てせず、猥(みだ)りに自ら枉屈(わうくつ)し、三たび臣…
【咨訪】しほう(はう)
- 普及版 字通
- たずね訪う。〔三国志、魏、高柔伝〕魏初、三無事、に與(あづか)ること希(まれ)なり。柔、上して曰く、~今よりの後、(てう)に疑議び刑獄の大事らば…
【視息】しそく
- 普及版 字通
- ものを見、息する。生きる。〔三国志、呉、周魴伝〕(牋七条、三)ほ息すと雖も、憂(いうてき)焦(せうしゃく)す。未だ知らず、命(つひ)に何(いづ)れ…
【敵】じてき
- 普及版 字通
- 敵をおびきよせる。〔三国志、魏、武帝紀〕(建安五年二月)將以爲(おも)へらく、騎多し。りて營を保つに如(し)かずと。攸曰く、此れにする以(ゆゑん…
【首鼠】しゆそ
- 普及版 字通
- 進退に迷う。〔三国志、呉、諸恪〕山越、阻を恃(たの)み、(ひん)(朝貢)せざること世、(くわん)なれば則ち首鼠(両端を持)し、なれば則ち狼(らうこ…
【諷諭】ふうゆ
- 普及版 字通
- それとなくさとす。〔三国志、呉、沢伝〕(孫)、嘗(かつ)て問ふ、書傳賦、何(いづ)れのをか美と爲すと。澤、諷して以て治亂をらかにせんと欲し、因…
【陸梁】りくりよう(りやう)
- 普及版 字通
- 跳梁する。暴れまわる。〔三国志、魏、高貴郷公紀〕(正元二年詔)(われ)寡を以て、式(もつ)て寇(こうぎやく)を遏(とど)むること能はず。乃ち蜀をし…
桃園の義を結ぶ
- 故事成語を知る辞典
- 義兄弟の契りを結ぶこと。また、義兄弟のような深い間柄になること。 [由来] 「三国志演義―一」に出て来るエピソードから。舞台は二世紀の終わり、後…
姜維 きょうい (202―264)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、三国蜀(しょく)の武将。字(あざな)は伯約(はくやく)。天水(てんすい)郡冀(き)県(甘粛(かんしゅく)省甘谷(かんこく)県)の人。もともとは魏(ぎ…
三国時代(中国)【さんごくじだい】
- 百科事典マイペディア
- 後漢末,184年の黄巾(こうきん)の乱以後分立した魏(ぎ),呉(ご),蜀(しょく)の三国の時代。220年に魏,221年に蜀,229年に呉がそれぞれ皇帝を称す。2…
かわもと‐きはちろう〔かはもとキハチラウ〕【川本喜八郎】
- デジタル大辞泉
- [1925~2010]人形美術家・人形アニメーション作家。東京の生まれ。東宝撮影所美術部で映画製作に携わった後、フリーの人形美術家に転身。NHKの人形…
三國志
- デジタル大辞泉プラス
- 光栄(現コーエーテクモゲームス)が販売するゲームソフト、またそのシリーズ。歴史シミュレーションゲーム。1985年にパソコン用が発売、1988年10月…
【識認】しきにん
- 普及版 字通
- 旧所有物として所有権を主張する。〔三国志、呉、鍾離牧伝〕永興に爰居(ゑんきよ)(転居)し、躬(み)自ら墾田す。~熟するに臨み、縣民に之れをする…
【詔旨】しよう(せう)し
- 普及版 字通
- 勅旨。〔三国志、呉、是儀伝〕(呂壱、嘉を誣白す)同座の人、皆壹を怖畏して、竝びに之れを聞けりと言ふ。儀獨り聞く無しと云ふ。是(ここ)に於て窮…
【苦渇】くかつ
- 普及版 字通
- 難儀する。〔三国志、魏、孫叔然伝注に引く魏略〕()肯てへずして云ふ、必ず當(まさ)に先づ讀むこと百なるべしと。讀書百にして、義自(おのづか)ら…
【屈曲】くつきよく
- 普及版 字通
- 曲折。まがりくねる。〔三国志、呉、諸瑾伝〕其の小惠を務め崇ぶ以は、必ず其の新たに死し、自ら度(はか)るになるを以て、困の民、一沮(ほうそ)せん…
【冒死】ぼう(ばう)し
- 普及版 字通
- 死をおかす。昧死。〔三国志、魏、鮑伝〕將(まさ)に出でて游獵せんとす。(くん)、車を停めて上して曰く、~如何ぞ諒闇(りやうあん)(服喪)の中に在…
【綾錦】りようきん
- 普及版 字通
- あやにしき。〔三国志、魏、夏侯玄伝〕今百王の末、秦・の餘を承け、世俗彌(びぶん)、宜しく大いに之れを改め、以て民を易(か)ふべし。今~位大將軍…
てらうち‐だいきち【寺内大吉】
- デジタル大辞泉
- [1921~2008]小説家・僧侶・スポーツ評論家。東京の生まれ。本名、成田有恒ゆうこう。仏教への深い造詣を生かし、独特な哲学観に満ちた大衆小説を…
【曝背】ばくはい
- 普及版 字通
- 背に日をあてる。〔三国志、蜀、秦伝〕僕、背を畝(ろうほ)の中に曝(さら)し(田を耕し)、顏氏の(たんぺう)を誦し、原の(ほうこ)を詠ずる~を得ば、…
【雄才】ゆうさい
- 普及版 字通
- 雄武の才能。〔三国志、魏、武帝紀〕呂布、劉備をひ、下(かひ)を取る。備、來りる。(ていいく)、にきて曰く、劉備をるに、雄才りて甚だ衆心を得たり…
【巾幗】きんかく(くわく)
- 普及版 字通
- 婦人の髪をつつむもの。〔三国志、魏、明帝紀注に引く魏氏春秋〕(諸)亮、に(しばしば)書、巾幗人のりを致し、以て宣王(司馬仲達)を怒らしむ。宣…
【叉手】さしゆ
- 普及版 字通
- 前に手を交わす。〔三国志、魏、伝〕段、上して曰く、~、命を受けて~束馬縣車、自ら死地に投じ、~劉禪の君臣をして面し、叉手して膝(ひざ)を屈せ…
【咨問】しもん
- 普及版 字通
- 教えを請う。〔三国志、呉、士燮伝〕阯士府君()に學問優、~官事小(すこ)しく(をは)れば、輒(すなは)ち書傳を玩す。春秋左氏傳、尤もにして、吾(わ…
諸葛孔明 時の地平線
- デジタル大辞泉プラス
- 諏訪緑による漫画作品。「三国志」という戦乱の時代を生きる稀代の軍師・諸葛孔明の姿を描く。『プチフラワー』1999年9月号~2002年5月号、『flowers…
甘寧 かんねい (?―222)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、三国呉(ご)の武将。字(あざな)は興覇(こうは)。巴(は)郡臨江(りんこう)県(四川(しせん)省忠(ちゅう)県)の人。若いころから任侠(にんきょう)…
呂布 りょふ (?―198)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、後漢(ごかん)末の武将。字(あざな)は奉先(ほうせん)。五原(ごげん)郡九原(きゅうげん)県(内モンゴル自治区パオトウ市の西)の人。「飛将(ひし…
鳥居清久 (とりい-きよひさ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 江戸時代中期の浮世絵師。江戸日本橋小松町にすんだ。初代鳥居清満(きよみつ)の門人。役者絵や芝居浮絵のほか,宝暦2年(1752)刊「男作(おとこだ…
【冠冕】かん(くわん)べん
- 普及版 字通
- かんむり。仕官する。名族。首位にある者。〔三国志、蜀、統伝〕司馬、にして人を知るの鑒り。~、甚だ之れを異(あや)しみ、統をして、當(まさ)に南…
【贓物】ぞう(ざう)ぶつ
- 普及版 字通
- 賄賂。〔三国志、魏、司馬芝伝〕曰く、夫(そ)れ刑罪の失、失は苛暴に在り。今贓物先に得て、而る後に其の辭を訊(き)く。(も)し掠(りやく)(治)に(た…
【京畿】けいき
- 普及版 字通
- 都の地。その直轄の地。〔三国志、蜀、後主伝注に引く諸亮集〕曩(さき)に祚(かんそ)中ごろにして、は凶を漏らす。卓を(はじ)め、京畿を震す。曹操を…