マルコフ過程 (マルコフかてい) Markov process
- 改訂新版 世界大百科事典
- 時間とともに変動する偶然量の数学的モデルとしての確率過程{Xt,t∈T}を考える。Tは時間の集合,Xtは時刻tごとに定まる確率変数(偶然量の値)であ…
シジミ
- 食の医学館
- 《栄養と働き》 シジミは、千葉・茨城周辺の利根川河口、島根の宍道湖(しんじこ)、滋賀の琵琶湖(びわこ)、青森の十三湖(じゅうさんこ)などがおもな…
べりーるいくらんべりーぶるーべりー【ベリー類クランベリー・ブルーベリー】
- 食の医学館
- 《栄養と働き》 ベリー類とは、庭や原野、森林でとれる小さな食べられる実のことをいいます。草の実と木の実の2種類に大別されます。 草の実はほ…
人工鉱物 (じんこうこうぶつ) artificial mineral
- 改訂新版 世界大百科事典
- 人造鉱物man-made mineralともいう。天然に産出する鉱物と同一の成分,構造,組織を,化学的・物理的手法で達成したものをいい,構造,組織が天然鉱…
分子
- 知恵蔵
- 特定の物理化学的性質を示す原子、またはその結合体の最小単位のこと。1個の原子でも化学的に不活性で独立の粒子として振る舞う希ガス原子は分子であ…
貝【かい】
- 百科事典マイペディア
- 軟体動物のうち,石灰質の殻をもつものの総称,またはその殻。広義には軟体動物そのものを指し,またウニ,フジツボ,ホオズキガイ等を含めることも…
二次富化帯 (にじふかたい) secondary(supergene)enriched zone
- 改訂新版 世界大百科事典
- 地表に露出した鉱石中の金属成分が雨水により溶脱されて下降し,地下水面下で再沈殿してもとの鉱石より高品位になった部分。乾燥地域の銅や銀の硫化…
抗力【こうりょく】
- 百科事典マイペディア
- 面や線が物体に押されるとき,面や線がその力に応じて物体に及ぼす力。面などに垂直な成分は垂直抗力とよばれる。また,航空力学などでは流体中を運…
アヘン(阿片)【アヘン】
- 百科事典マイペディア
- ケシの未熟な果実に傷をつけ,しみ出た液汁を乾固したもの(生アヘン),およびこれを吸煙用,医薬用に加工したもの。麻薬。吸煙用アヘンはエキス状…
トチュウ とちゅう / 杜仲 [学] Eucommia ulmoides Oliv.
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- トチュウ科(APG分類:トチュウ科)の落葉高木。中国の南部と西部に自生するが栽培もされている。高さは10メートルに達し、葉は互生し、短い葉柄があ…
コチニール こちにーる
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中南米、メキシコ、ペルーなどに産するノパルサボテンnopal cactus(ウチワサボテン)に寄生する、エンジムシ(臙脂虫)の雌を熱処理してつくった赤…
骨粉 こっぷん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 動物廃棄物として食肉処理場などから出る骨を粉末処理してできる販売有機質肥料で、生骨粉、蒸製骨粉、肉骨粉の3種類がある。生骨粉は生骨を乾燥後粉…
カルスト かるすと Karst
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- スロベニア西部、ディナル・アルプスの北部、アドリア海に臨む石灰岩からなる台地。典型的な石灰岩地形が発達しているため、他の石灰岩地域の地形を…
華岡青洲 はなおかせいしゅう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]宝暦10(1760).10.23. 紀伊,平山[没]天保6(1835).10.2. 平山漢蘭折衷医方の大家で,華岡流外科の創始者。通称随賢,名は震,字は伯行,青洲と号…
げんこうしゅ【元紅酒】
- 飲み物がわかる辞典
- 紹興酒の一種で、4種のうちもっとも基本的な製法で製するもの。糖分は0.5%以下と4種の中でもっとも辛口で、また中国ではもっとも一般的に飲まれて…
ウルシ(漆) ウルシ Rhus verniciflua; sumac
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ウルシ科の落葉高木。中国,中央アジア原産であるが,古くから日本で栽培されている。幹は灰白色で,高さは 10mにもなりまばらに分枝する。奇数羽状…
AA記号 エーエーきごう AA notation
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アメリカのアルミニウム協会 Aluminium Association (略称 AA) によるアルミニウムおよび合金の表示法。品質は4桁の数字 (その第1数字は合金の主成分…
蛍光X線 ケイコウエックスセン fluorescent X-ray
- 化学辞典 第2版
- X線管球の対陰極からの一次X線を物質に照射すると,その物質に含まれる元素に固有な波長の特性X線を発する.この特性X線をとくに蛍光X線とよぶ.放射…
電荷移動錯体 デンカイドウサクタイ charge-transfer complex
- 化学辞典 第2版
- 電子移動錯体ともいう.電子供与体Dから電子受容体Aに電子が移動して結合が生じた状態(電荷移動状態D+- A-)と,非結合状態D…Aとの共鳴により安定…
ふく・む【含む】
- デジタル大辞泉
- [動マ五(四)]1 かんだり、飲みこんだりせず、物を口の中に入れたままの状態を保つ。また、口でくわえる。「水を口に―・む」「マウスピースを―・…
ブルーサイト brucite
- 改訂新版 世界大百科事典
- 白色板状の軟らかい鉱物。水滑石(すいかつせき),ブルース石とも呼ぶ。化学成分Mg(OH)2だが,Mgの一部をFe2⁺,Mn2⁺などで置換することがあり,そ…
しゅ【朱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 黄色を含んだ赤。あけ。朱色。また、黄色みを帯びた赤色の顔料。成分は硫化水銀。耐酸・耐アルカリ性で隠蔽(いんぺい)力も大きいが、日…
灰曹長石 かいそうちょうせき oligoclase
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 斜長石を6種に細分したときの1種。現在、鉱物学上は独立種として扱わず、曹長石に分類される。化学組成上、曹長石と灰長石成分の割合で定義される。…
含鉄泉 がんてつせん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 温鉱泉1キログラム中に10ミリグラム以上の鉄分Fe(Ⅱ)+Fe(Ⅲ)を含む温泉。Fe泉と表記する。以前は鉄泉とよばれていたが、1978年(昭和53)の鉱泉分析法…
ポリ酸 ポリサン polyacid
- 化学辞典 第2版
- 金属または非金属元素の原子を中心とする,オキソ酸数分子が縮合してできたオキソ酸のことで,縮合酸,多重酸と同義語.IUPAC命名法では多核酸(polyn…
硝酸セルロース ショウサンセルロース cellulose nitrate
- 化学辞典 第2版
- ニトロセルロースともいう.セルロースのヒドロキシ基を硝酸エステルにかえた化合物のことで,硝酸繊維素ともよばれる.工業的には,精製乾燥したセ…
セタン セタン cetane
- 化学辞典 第2版
- C16H34(226.45).CH3(CH2)14CH3.ヘキサデカンともいう.脂肪族飽和炭化水素(パラフィン族)の一つ.炭素数16のアルカンのうち,直鎖状のものをとくに…
ノッキング ノッキング knocking
- 化学辞典 第2版
- ガソリンエンジンのシリンダー内において,火花点火による正常火炎面前方の未燃焼末端ガスが自然発火することにより,騒音を伴って起こる異常燃焼現…
イタコン酸 イタコンサン itaconic acid
- 化学辞典 第2版
- 2-methylenesuccinic acid.C5H6O4(130.10).メサコン酸およびシトラコン酸の異性体.Aspergillus terreus,Asp.itaconicusなどの菌類成分の一つ.…
テイコ酸 テイコサン teichoic acid
- 化学辞典 第2版
- タイコ酸ともいう.ペプチドグリカンにつぐ主要な細胞壁成分で,グラム陽性菌の細胞壁に存在する生体高分子.細胞壁中50% 以上(乾燥重量当たり)を占…
マンノース マンノース mannose
- 化学辞典 第2版
- C6H12O6(180.16).略称Man.アルドヘキソースの一種.D-マンノースは微量ながら遊離状で,リンゴ,モモの果実やオレンジの果皮に見いだされるが,各…
ローレル ろーれる laurel
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- クスノキ科(APG分類:クスノキ科)常緑高木ゲッケイジュの葉を乾燥したもの。ベイリーブス、ローリエなどともよばれ、世界中で使われている代表的な…
硫カドミウム鉱 りゅうかどみうむこう greenockite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- もっとも古くから知られたカドミウムの鉱物。等軸晶系の方硫カドミウム鉱hawleyiteとは同質異像関係にある。また非結晶質相としてザンソクロアイトxa…
毒重石 どくじゅうせき witherite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 無水炭酸塩鉱物の一つ。あられ石と同構造の鉱物で、あられ石のバリウム置換体。低温熱水鉱脈中に産し、中性ないしアルカリ性の条件下での産物。自形…
ジェネリック家電 じぇねりっくかでん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 大手家電メーカーの製品に比べ、性能は遜色(そんしょく)なく、価格の安い家電製品。ノーブランドや知名度の低いメーカーが製造・販売している。特許…
ノイマン Franz Ernst Neumann 生没年:1798-1895
- 改訂新版 世界大百科事典
- ドイツの鉱物学者,物理学者,数学者。ボヘミアの鉱山町ヨアヒムシュタールの生れ。ベルリン大学で神学を学ぶが,1818年にイェーナに移って後,鉱物…
屠呦呦 Tu Youyou とゆうゆう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1930.12.30. 浙江,寧波中国の薬学・植物化学者。北京医学院薬学科を 1955年に卒業後,中国中医研究院中薬研究所に勤め,助手,助教授を経て 198…
火山観測 かざんかんそく
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 火山作用(火山活動)を把握するための観測。火山の噴気や噴煙の高さなどを定まった地点から遠望観測するほか,さまざまな観測機器を用いて,地震活…
同位语 tóngwèiyǔ
- 中日辞典 第3版
- [名]<言語学>同格語(句).同位語(句).[参考]同じ人や事物をさす二つの語(句)が連続して用いられ,その一方が文の成分になっており,他方が…
リン脂質 りんししつ phospholipid
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 複合脂質の一つで、分子内にリン酸エステルおよびホスホン酸エステルをもつ脂質の総称。ホスファチドphosphatideともいう。細胞を構成する原形質膜、…
尿路結石症 にょうろけっせきしょう Urinary calculus (子どもの病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か 腎盂(じんう)から尿管、膀胱(ぼうこう)へと続くおしっこの通り道を尿路といいますが、そのなかにカルシウムやシュウ酸、尿酸などを主…
まんせいきかんしえん【慢性気管支炎】
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 〈気管支への慢性的な刺激によって起こる〉 慢性気管支炎(まんせいきかんしえん)は、せきとたんの症状が3か月以上にわたって続…
配糖体 はいとうたい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 広義の配糖体はグリコシドglycosideと同義で、糖の還元基と糖または糖以外の化合物のヒドロキシ基、あるいはまれにアミノ基やチオール基とが脱水縮合…
アルギニン あるぎにん arginine
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- α(アルファ)-アミノ酸の一つ。略号はArgまたはR。塩基性アミノ酸。シュルツェErnst August Schulze(1840―1912)とシュタイガーE. Steigerにより1886…
人工血液 じんこうけつえき artificial blood
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 赤血球のもつ酸素運搬能を有し血液型をもたず長期保存できる人工物。血液は血球成分と血漿(けっしょう)成分で構成される。血球成分の中には白血球が…
表面あらさ (ひょうめんあらさ) surface roughness
- 改訂新版 世界大百科事典
- 機械加工された表面は平らに見えても細かく見ると大きなうねり状の凸凹の上に細かい不規則な凸凹がある。表面あらさとは,ざらざらしている,つるつ…
アルカリ花崗岩
- 岩石学辞典
- アルカリ,特にNaに富む花崗岩で,曹長石を含むアルカリ長石を持ち,斜長石を欠くか少ない岩石で,有色鉱物にはアルカリ輝石(エジリン)で,アルカ…
カルシウムシアナミド かるしうむしあなみど calcium cyanamide
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 石灰窒素の主成分。炭酸カルシウムまたは酸化カルシウムに、600~850℃でアンモニアと一酸化炭素とを反応させると得られる。工業的には、細粒ないし粉…
グリセリド glyceride
- 改訂新版 世界大百科事典
- グリセリンHOCH2-CH(OH)-CH2OHと脂肪酸のエステルの総称。グリセライド,アシルグリセロールともいう。グリセリンの3個の水酸基すべてが脂肪酸と…
緑肥 (りょくひ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 若草は窒素,リン,カリウムなどの肥料成分を比較的多く含むので,刈り取って田畑にすきこみ,肥料として古くから用いられてきた。これを緑肥という…