全身性殺虫剤 ぜんしんせいさっちゅうざい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 植物の汁液を吸う吸汁性害虫の駆除に用いる殺虫剤。浸透移行性殺虫剤ともいう。植物に施用すると、その成分が根あるいは茎葉から吸収され植物汁液に…
タイミンタチバナ たいみんたちばな / 大明橘 [学] Myrsine seguinii Lév.
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ヤブコウジ科(APG分類:サクラソウ科)の常緑小高木。高さ5~8メートル。枝を折ると裂けやすく、削(そ)げる木の意味からソゲキ(削げ木)ともいう。…
水ガラス みずがらす water glass
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ケイ酸アルカリガラスの濃厚水溶液をこのようにいっているが、固体そのものを無水水ガラスあるいは単に水ガラスということもある。アルカリとしては…
おう‐れん(ワウ‥)【黄連・黄蓮】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① キンポウゲ科の小形の常緑多年草。北海道、本州、四国の山地の樹下に野生するほか、各地で薬用として栽培され、京都、兵庫の丹波黄連は…
吟薫
- 事典 日本の大学ブランド商品
- [飲料(酒類)]九州産業大学(福岡県福岡市東区)の大学ブランド。新開発の酵母を使用した麦焼酎。工学部物質生命化学科・満生慎二准教授の研究室と…
ギブズ Gibbs, Josiah Willard
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1839.2.11. コネティカット,ニューヘーブン[没]1903.4.28. コネティカット,ニューヘーブンアメリカの物理学者,理論化学者。エール大学卒業後…
ネオジム弘三石 ねおじむこうぞうせき kozoite-(Nd)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 炭酸塩鉱物の一つ。2000年(平成12)に宮脇律郎(りつろう)(1959― )らによって佐賀県東松浦(ひがしまつうら)郡肥前(ひぜん)町(現、唐津(からつ)市…
油脂化学 ゆしかがく chemistry of fat and oil
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 油脂の成分、化学的性状、化学反応などを探究する学問分野である。油脂は脂質として生体内に含有されているから、生体内での脂質の化学的探究も油脂…
地球温暖化 ちきゅうおんだんか global warming
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 地球全体で平均した地上気温(世界平均気温)の上昇傾向と,それに関連する気候の変化。水蒸気,二酸化炭素,メタン,亜酸化窒素(一酸化二窒素),…
リョウ(菱)苦土鉱 (りょうくどこう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- マグネサイトmagnesiteともいう。化学成分はMgCO3の鉱物で,Mgの一部は,しばしばFeと置換されている。六方晶系に属し,通常は塊状,粒状ないし緻密…
ライダ lidar
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- パルス状のレーザー光を上空に発射し,エアロゾルなどによって散乱された光を望遠鏡で集光し,光電子増倍管で検出する能動型の光学測器。Light detec…
ソーダ明礬石 そーだみょうばんせき natroalunite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 明礬石系鉱物の一員。明礬石のナトリウム(Na)置換体に相当する。両者は広範囲に固溶系を構成するが、中間に化学組成上の間隙(かんげき)があるとさ…
高峰譲吉 タカミネ ジョウキチ Takamine, Jokichi
- 化学辞典 第2版
- 明治期の日本の応用化学者,企業家.加賀藩典医の長男として,嘉永7年9月13日越中高岡に生まれる.1879年工部大学校一期生として卒業,翌年より3年間…
ペントース ペントース pentose
- 化学辞典 第2版
- 五炭糖ともいう.炭素数が5個の単糖類の総称.アルドペントースとケトペントースとに大別される.前者には8種類の異性体があり,D-およびL-系列のリ…
ヘキサン ヘキサン hexane
- 化学辞典 第2版
- C6H14(86.18).CH3(CH2)4CH3.炭素数6のパラフィンには5種類の異性体が存在する.これら異性体を総称する場合もあるが,そのうち直鎖状のものをとく…
ナトリウム sodium
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 元素記号 Na ,原子番号 11,原子量 22.989770。周期表1族,アルカリ金属の1つ。1価の陽イオンになりやすい。各種の化合物として天然に多量に産出す…
テンナンショウ(天南星) テンナンショウ Arisaema; Indian turnip
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 一般にサトイモ科テンナンショウ属の植物の総称として使われる。日本には多数のテンナンショウ類が知られているが,おもなものは,マムシグサ (蝮草)…
むふぃぶりのーげんけっしょうふぃぶりのーげんていかしょう【無フィブリノーゲン血症/フィブリノーゲン低下症】
- 家庭医学館
- フィブリノーゲンは、血漿(けっしょう)(血液中の液体成分)中に含まれるグロブリン(たんぱく質)の一種で、線維素原(せんいそげん)ともいい…
ブシ製剤
- 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版
- 製品名 アコニンサン(三和生薬、化研生薬) オースギ加工ブシ末(高砂薬業、大杉製薬) 加工ブシ末(三和生薬、本草製薬) 加工ブシ末K(小西製薬)…
有効
- 小学館 和西辞典
- (効き目) eficacia f., (効力) validez f.パスワードは1年間有効です|La contraseña es válida durante un año.有効なv…
試金 しきん
- 日中辞典 第3版
- 试金shìjīn,鉴定合金成分jiàndìng héjīn chéngfen.試金術试金术sh…
apprehend
- 英和 用語・用例辞典
- (動)摘発する 逮捕する 捕らえる 検挙する 拿捕(だほ)する 懸念する 気づかう 気をもむ 心配する 危ぶむ 理解する 感知する 考えるapprehendの関連語…
スーパーフード すーぱーふーど superfood
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- おもに植物由来の健康食品に関するマーケティング用語の一つ。人が一般的に摂取している食品よりも、低カロリーでありながら、必須(ひっす)栄養素や…
生合成 せいごうせい biosynthesis
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生体によって行われる合成的物質代謝をさし、簡単な化合物から複雑な化合物がつくられる。なお、生体抽出成分による生体外での反応も、これに含まれ…
宇宙線 うちゅうせん cosmic rays
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地球外起源の高エネルギー放射線。地球の大気に突入する以前の宇宙線を一次宇宙線、それが地球の大気や土で発生するものを二次宇宙線という。[早川…
あれるぎーせいびえん【アレルギー性鼻炎】
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 〈抗原抗体反応で起こるくしゃみ、鼻みず、鼻づまり〉 近年、春先になると、くしゃみや鼻みず、目のかゆみなどに悩まされる花…
アズキ
- 食の医学館
- 《栄養と働き》 原産は東アジアで、日本では北海道が代表的な産地です。 粒の大きい大納言(だいなごん)と普通小豆(ふつうあずき)の2種類がありま…
晒粉 (さらしこ) bleaching powder chlorinated lime
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 製法 用途漂白粉,カルキともいう。次亜塩素酸カルシウムを有効成分とする白色粉末で,アルコールや水によく溶ける。塩素に似た刺激臭を…
干渉分光法 (かんしょうぶんこうほう) interference spectroscopy
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 多光束干渉型 2光束干渉型プリズムを分散素子として用いるものを除くすべての分光手法は光の干渉を利用している。例えば回折格子による分…
生分解性プラスチック
- 知恵蔵
- 廃棄後、焼却せずに微生物によって分解されて、最終的に二酸化炭素と水になる環境に配慮したプラスチックのこと。増え続けるごみ対策の1つとして注目…
ドクニンジン Conium maculatum L.
- 改訂新版 世界大百科事典
- ヨーロッパ原産のセリ科の有毒な二年草。茎は直立して上部で分枝し,高さ1~1.5mに達し,中空で毛がなく,表面に暗紫色の斑紋がある。葉は3回羽状に…
鼻茸 (はなたけ) nasal polyps
- 改訂新版 世界大百科事典
- 鼻粘膜とくに上顎洞および篩骨洞の慢性炎症によって自然孔付近より発生する粘膜浮腫。鼻鏡検査では,表面がつるつるした軟らかい蒼白ないしは灰白色…
原料炭 (げんりょうたん) coal for carbonization
- 改訂新版 世界大百科事典
- 原料用炭ともいう。製鉄用のコークス,都市ガスや化学原料用のガスなどを製造する目的で使用される石炭を指し,ボイラー,加熱炉などに燃焼を目的と…
暗黒星雲 (あんこくせいうん) dark nebula
- 改訂新版 世界大百科事典
- 天の川にはところどころ穴が空いたように星数の少ないところがある。これを暗黒星雲という。星間塵によって背景の星の光が吸収散乱されているのが原…
予冷 (よれい) precooling
- 改訂新版 世界大百科事典
- 鮮度を保つため,出荷や貯蔵に先立って,野菜や果物を3~5℃程度にまで冷却すること。野菜や果物は,収穫後高温下に置かれると,呼吸や蒸散を活発に行…
ラッカセイ(落花生)油 (らっかせいゆ) peanut oil
- 改訂新版 世界大百科事典
- ラッカセイの種子(豆)を冷却下で圧搾して得た油。淡黄色ないし淡緑黄色のかすかな特有の香りをもつ。比重d15=0.915~0.921,凝固点0~3℃,ケン化…
次亜塩素酸 じあえんそさん hypochlorous acid
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 塩素のオキソ酸の一つ。水溶液としてのみ存在する。きわめて弱い一塩基酸。最高濃度は約25%。化学式HClO、式量52.5。塩素水中に次の平衡を保って存…
光ビート ヒカリビート optical beat
- 化学辞典 第2版
- 光の検出器にわずかに振動数の異なった ν1 と ν2 の光が入射したとき,検出器の出力に現れる ν1 と ν2 の差の振動数をもつうなりのこと.光電管,フ…
μ硫黄 ミューイオウ μ-sulfur
- 化学辞典 第2版
- 液体硫黄の同素体の一つ.慣用名.硫黄を融解すると黄色・透明で流動性の液体となり,157 ℃ 以上で褐色になり粘性を増し,200 ℃ 付近で暗褐色,粘度…
炭素繊維 タンソセンイ carbon fiber
- 化学辞典 第2版
- セルロース,ポリアクリロニトリル,リグニン,レジナスピッチなどを原料として,不活性気体中で加熱分解してつくる炭素を主成分とした繊維.広義に…
原子価制御 ゲンシカセイギョ valency control
- 化学辞典 第2版
- 半導体に成分金属原子(イオン)と原子価(イオン価)の異なる金属(イオン化合物)を置換的に溶融して,電気伝導度などの物性を制御する方法.E. Verwayら…
ノグルミ のぐるみ / 野胡桃 [学] Platycarya strobilacea Sieb. et Zucc.
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- クルミ科(APG分類:クルミ科)の落葉高木。葉は奇数羽状複葉。小葉は7~15枚、縁(へり)に深く切れ込む鋸歯(きょし)があり、裏面の葉脈に褐色の毛が…
密封療法 (みっぷうりょうほう) occlusive dressing treatment
- 改訂新版 世界大百科事典
- 軟膏など外用剤の使用方法の一つ。閉鎖包帯療法またはODTともいう。外用剤を皮膚に塗布すると,水分やアルコール,脂質の一部は時間とともに蒸発して…
アビエチン酸 あびえちんさん abietic acid
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 三環式ジテルペンに属するカルボン酸でロジンの主成分として存在している。マツ科植物の樹幹を傷つけると樹液を分泌し、しだいに固化して樹脂(オレ…
グアノ ぐあの guano
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 海中や海岸の島に生息する海鳥の排泄(はいせつ)物の堆積(たいせき)固化によって生成された物質の総称。洞窟(どうくつ)に生息するコウモリの排泄物や…
石炭ガス化 せきたんがすか gasification of coal
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 石炭に水蒸気、酸素、空気、水素などを単独に、あるいは併用して作用させ、水素、一酸化炭素、メタンなどを有効主成分とする気体燃料あるいは合成原…
易融合金 (いゆうごうきん) fusible alloy
- 改訂新版 世界大百科事典
- スズよりも融点が低く(スズの融点は232℃で,金属の中では水銀に次いで低い),室温では固体である合金。可融合金と呼ばれることもある。これらは,…
ゲラシモフ(Innokentiy Petrovich Gerasimov) げらしもふ Иннокентий Петрович Герасимов/Innokentiy Petrovich Gerasimov (1905―1985)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ソ連の土壌学者。ドクチャーエフ学派の土壌学を継承発達させ、主著の『土壌学・土壌地理学の基礎』(グラゾフスカヤMaria Alfredovna Glazovskaya(1…
ペリクレース periclase
- 改訂新版 世界大百科事典
- 鉱物の一種。化学組成はMgOであるがMgはFe2⁺により一部置換されているものがある。等軸晶系。主として八面体,ふつう丸みをもった粒状。無色,灰白色…
マツリカ (茉莉花) Arabian jasmine Jasminum sambac (L.) Ait.
- 改訂新版 世界大百科事典
- アラビアからインドにかけての地域原産の,モクセイ科の常緑小木。木は高さ3mほどでややつる性を帯びて半登攀(はんとうはん)性。葉は広卵形で7cm×3…