粒状斑 りゅうじょうはん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 太陽面上に見える粒状の模様。光球の下部にある対流層から熱いガス塊が上昇して光球にまで達する。その頭部が粒状の斑点として見える。大きさは約500…
レゴソル れごそる regosol
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 母岩が砂または非固結堆積(たいせき)物からなり、かつ風化年代の浅い土壌。非固結岩屑土(ひこけつがんせつど)ともいう。新期火山放出物の砂礫(されき…
トー族 トーぞく Tho
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ベトナム北部,ホン川の北に住むタイ系の一民族。言語はタイ=カダイ諸語に属する。ベトナム化が著しく,チューノム (字喃)に基づいた文字をもつ地域…
バーブエルマンデブ海峡 バーブエルマンデブかいきょう Strait of Bāb el-Mandeb
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 紅海とアデン湾とを結ぶ海峡。アラビア語の「涙の門」を意味する難所であった。幅 32kmで,中央部にあるペリーム (パリーム) 島によって2つの海峡に…
カルスト地形 カルストちけい karst topography
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 地表に露出した石灰岩が,二酸化炭素を含んだ雨水によって溶食されてできる地形。呼称はこの地形の発達しているスロベニア,クロアチアのカルスト地…
ガン・パーフォレータ gun perforator
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 坑井に設置されたケーシングパイプに穴をあける機器。ケーブルで任意の深度に降下した砲身から弾丸を発射する。点火は地表からケーブルを通じて電気…
岐阜城 ぎふじょう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 岐阜県岐阜市,標高 330mの稲葉山(→金華山)頂にある山城。建仁年間(1201~04),二階堂行政によって築かれたのが最初という。天文8(1539)年,斎…
御作城跡みつくりじようあと
- 日本歴史地名大系
- 愛知県:西加茂郡藤岡町御作村御作城跡[現]藤岡町御作 上野平通称城ヶ根山の山頂に立地。町域全体が見渡せる位置にある。頂上には本丸があり、西側…
長久寺町貝塚ちようきゆうじまちかいづか
- 日本歴史地名大系
- 愛知県:名古屋市東区白壁町長久寺町貝塚[現]東区白壁三丁目標高一二・五メートルほど。長久寺町は旧町名。明治三八年(一九〇五)縄文中期の土器…
ポルトガル,第一共和政(ポルトガル,だいいちきょうわせい) Primeira República Portuguesa
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ポルトガル史上最初の議会制民主主義の試み。19世紀末から勢力を拡大していた共和主義勢力は,1910年10月4日に首都で暴動を起こす。国王マヌエル2世…
国保の運営移管
- 共同通信ニュース用語解説
- 自営業者や無職の人が加入する国民健康保険(国保)の運営を、現行の市町村から都道府県へと移す改革。国保は加入者の年齢層が高いため医療費が膨らみ…
高誘電率絶縁膜
- 知恵蔵
- MOSトランジスタのゲート絶縁膜には速度向上を目指して10分子層以下の薄い絶縁物が使われている。しかし、薄過ぎて本来は電流の流れない絶縁物に電子…
身分階層制 (みぶんかいそうせい)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 身分を尺度として人あるいは家の社会的地位を構断的な階層によって区別する社会制度あるいはその組織原理のこと。しばしばヒエラルヒーHierarchieの…
上屋敷遺跡かみやしきいせき
- 日本歴史地名大系
- 静岡県:裾野市大畑村上屋敷遺跡[現]裾野市大畑愛鷹(あしたか)山の東麓を南北に走る国道二四六号のバイパス内にあった古墳時代から中世の遺跡。…
痒み (かゆみ) itching Jucken[ドイツ]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 かゆみと痛みの関係 かゆみの受容器 かゆみの原因皮膚あるいは一部の粘膜からおこり,“かきたい”という欲求を催す不快な感覚。瘙痒感…
かわ かわ / 皮 革
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 哺乳(ほにゅう)動物などの皮膚をはぎとったままのものを新鮮皮または生皮といい、保管、輸送しやすいよう、一時的に防腐処理を施したものを原皮(原…
イシコ Cucumaria chronhjelmi
- 改訂新版 世界大百科事典
- ナマコ綱キンコ科の棘皮(きよくひ)動物。三重県より北方に分布し,北海道の海岸ではふつうに見られる。さらにカナダ,北アメリカ沿岸にも分布する…
荘家の一揆【しょうけのいっき】
- 百科事典マイペディア
- 中世の荘園公領制下の貢納賦役(こうのうふやく)に反対する農民の闘争形態。鎌倉時代以降,小百姓(こびゃくしょう)層の成長により農村の自治組織(惣(…
砂嚢【さのう】
- 百科事典マイペディア
- 貧毛類,昆虫,鳥類の消化管の一部分で,食物の破砕がおもな働き。昆虫類を除き,筋壁の発達していること,のみ込まれた砂や小石が内部にあって破砕…
乳濁液【にゅうだくえき】
- 百科事典マイペディア
- エマルジョンとも。ある液体中に,これに溶けない他の液体が微細粒子となって分散・浮遊しているもの。分散粒子の径はふつう0.1〜10μm程度。光を乱反…
光電池【ひかりでんち】
- 百科事典マイペディア
- ある種の半導体に光を当てると,照射された部分とされない部分との間に電位差(光起電力)を生ずる(光起電力効果)のを利用し,光の強弱に対応した…
オーソコーツァイト
- 百科事典マイペディア
- おもに円磨された石英の粒子からなるケイ質の砂岩。石英粒子の間は石英で膠結(こうけつ)されている。安定な大陸上で,石英以外の鉱物のほとんどが風…
アレサンドリ
- 百科事典マイペディア
- チリの政治家。弁護士から1897年政界に入る。都市資本家層と労働者の支援のもとに1920年大統領に当選。第1次世界大戦後の不況,硝石産業の衰退とい…
雲取山 くもとりやま
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 東京、埼玉、山梨の3都県境にそびえる山。標高2017メートル。東京都の最奥で最高の地点である。この山と白岩山(しらいわやま)、妙法ヶ岳(みょうほう…
竜串 たつくし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 高知県南西部、土佐清水(しみず)市にある景勝地。足摺(あしずり)岬の西方約15キロメートル、千尋(ちひろ)岬の基部にある。対岸の見残(みのこし)とと…
奈義[町] (なぎ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 岡山県北東部,勝田郡の町。人口6085(2010)。中国山地の主峰那岐山南麓に位置し,鳥取県に隣接する。東西に断層が走り,その南に日本原などの第三…
ペドロ[1世] Pedro Ⅰ 生没年:1334-69
- 改訂新版 世界大百科事典
- カスティリャ王。在位1350-69年。1348年のペストの大流行に起因する深刻な社会不安のなかで即位,いわば緊縮政策で危機の克服を図ったが,これに反発…
藤原岳 (ふじわらだけ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 鈴鹿山脈北部,三重県員いなべ市の旧藤原町と滋賀県東近江市の旧永源寺町との境にある山。標高1143m。中腹より上は石灰岩からなり,山頂は平たんな準…
寒水石 (かんすいせき)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 茨城県久慈郡,常陸太田市,日立市北部に産する古生層中に挟まれた結晶質石灰岩(大理石)の石材名。花コウ岩の貫入によって変成されて,白色から緑…
出石山 いずしやま
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 愛媛県西部にある山。大洲(おおず)市、八幡浜(やわたはま)市の境界線上に山頂がある。標高812メートル。頂上に真言宗御室(おむろ)派別格本山の金山出…
伊平屋伊是名諸島 いへやいぜなしょとう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 沖縄県沖縄本島の北西海上に位置する島嶼(とうしょ)。沖縄諸島の一つ。伊平屋島、伊是名島、野甫島(のほじま)(面積1.06平方キロメートル、2009年の…
訓点語 くんてんご
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 訓点を施した訓点資料に表記されている国語をさす。いままでに知られている最古の資料は『華厳経刊定記 (けごんきょうかんじょうき) 』 (783) である…
ひ‐みず【日不見】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① モグラ科の哺乳類。体長九~一一センチメートル。体形はモグラに似るが小形で、口吻(こうふん)はとがり、前肢はシャベル状をなすが小さ…
ピッチブレンド ぴっちぶれんど pitchblende
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 特定の結晶形態をもたない、ピッチ様の外観をもった閃ウラン鉱(せんうらんこう)の変種。典型的な閃ウラン鉱と比べて比重が小さく、不純物、とくに水…
変異曲線 へんいきょくせん variation curve
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 数量的にとらえうる生物形質の統計をとり,これをグラフにして示した曲線。通常,同種の生物についてまとめるが,さらに性別,年齢層などを限ること…
ポケット pocket
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 上方から投入し,下方から取出すように造られている鉱石,石炭などの貯蔵設備。鉱山,炭鉱においては,分散しているいくつかの切羽からの出鉱 (炭) …
ルリガイ Janthina globosa; violet snail; globe sea snail
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 軟体動物門腹足綱アサガオガイ科。浮遊性巻貝。殻高 4cm,殻径 3.5cm。殻は薄質,球状で,螺層はよくふくらみ丸い。殻口は広く,外唇の中央が多少く…
ホラアナミジンニナ ほらあなみじんにな / 洞穴微塵蜷 [学] Bythinella nipponica
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 軟体動物門腹足綱ミズツボ科の巻き貝。微小な淡水性種で、四国、和歌山県、山口県の秋吉台(あきよしだい)、福岡県の英彦山(ひこさん)などの山間渓流…
伊江島 いえじま
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 沖縄県,沖縄島北西部の本部半島の西約 5kmにある島。1島で伊江村を構成する。隆起サンゴ礁島で楕円形をなし,全島平坦な石灰岩台地。中央東寄りに古…
大新聞 おおしんぶん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 小 (こ) 新聞の対。形式的には紙幅が大きく,内容的には政論新聞の伝統を継いで政治経済の記事を主とし,文章体で,定価も高く,インテリ層に読まれ…
小気候 (しょうきこう) Kleinklima[ドイツ]
- 改訂新版 世界大百科事典
- もともと狭い小地域の気候を指すが,今日では中気候の概念が定着したため,水平的な広がりが10km程度以下の狭い地域内の気候の差異をいう。高度,斜…
商団事件 (しょうだんじけん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 1924年10月に中国の広州でおこった商人の武装反乱。孫文の広東政府は,周辺を地方軍閥におさえられていたため,すべての財源を広州からの収奪に頼っ…
延縄 はえなわ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 「のべなわ」または「ながなわ」ともいう。中心になる1本の幹縄に釣針をつけた枝縄を一定間隔に付し,ある時間水中に放置したのち引上げて,掛かった…
ブリハディスバラ寺 ブリハディスバラじ Brihadisvara Temple
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インド南東部,タミルナードゥ州の古都タンジョールにあるシバ寺院。 11世紀初頭,チョーラ朝のラージャラージャ1世の命によって建造された石造寺院…
塵芥集 じんかいしゅう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 陸奥の戦国大名伊達氏の家法。天文5 (1536) 年伊達稙宗 (たねむね) の制定。条数は伝本によって異なるが,完備したものは 171条。前文,本文,次に同…
吉井貝塚 よしいかいづか
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 神奈川県横須賀(よこすか)市吉井にある縄文時代早期から中期にかけての純鹹(じゅんかん)貝塚。平作(ひらさく)川の沖積地に向けて張り出した台地上に…
よろい竜
- 知恵蔵mini
- 中生代ジュラ紀後期から白亜紀後期に生息していた恐竜の一種。曲竜類に属し、代表的なよろい竜としてアンキロサウルスが挙げられる。全長5~10メート…
QAnon
- 知恵蔵mini
- 米国のトランプ大統領を救世主と仰ぐ陰謀論者の集団。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)やインターネット掲示板に同氏を支持する記事を投…
松岩 (まついわ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 石炭層中にまれに出る珪化(けいか)ないし炭酸塩鉱物化した樹木化石。炭鉱,特に筑豊地区での俗称。大きさはこぶし大から1m以上の塊状のものまであ…
かすみ‐がた【霞形】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 平行した横の線、またはそれに類するもので、霞のたなびいている様子を表わした模様。詩歌を書写する料紙などによく用いられる。霞流し…