選炭 (せんたん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 採掘されたままの石炭(原炭run-of-mine coal,raw coal)は一般には炭層の母岩や炭層間に介在する岩石層(挟みpartings)の混入により品質が悪く,…
たばことこきゅうきのびょうき【たばこと呼吸器の病気】
- 家庭医学館
- ◎たばこの煙によって肺の中でどのようなことがおこるのか たばこの煙の中には、4700種類ものさまざまな気体と粒子成分(りゅうしせいぶん)が含ま…
リン(燐)脂質 (りんししつ) phospholipid
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 リン脂質の代謝と機能複合脂質の一つで,リン酸エステルおよびホスホン酸エステルをもつ脂質の総称。ホスファチドphosphatideともいう。アル…
ダイズ
- 食の医学館
- 《栄養と働き》 昔からダイズは、米、麦、アワ、キビとともに五穀(ごこく)の1つにあげられるほど日本人にとって大事な食糧源とされてきました。味…
がいじえんちゅうじえんないじえん【外耳炎・中耳炎・内耳炎】
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 〈外部的な刺激や感染によって起こる〉 耳は、外耳(がいじ)、中耳(ちゅうじ)、内耳(ないじ)の3つの部分からできています。外耳…
いえん【胃炎】
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 〈胃液と胃粘膜の拮抗がくずれて炎症が起こる〉 胃炎は、胃の粘膜(ねんまく)が炎症を起こして赤くなったり、ただれたりした状…
デトックス でとっくす detox
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 代替医療の治療法の一種。体内にたまった有害物質や老廃物が健康を阻害しているという考え方に基づき、漢方薬やサプリメント、食事、運動、入浴など…
ネーブルオレンジ navel orange Citrus sinensis Osbeck var.brasiliensis Tanaka
- 改訂新版 世界大百科事典
- かんきつ類の1種で早生のスイートオレンジの代表種。果実は球形で果頂部に重囊よりなるへそ(ネーブル)がある。樹勢は弱く,枝はいくぶん下垂する。…
おとなのようけつせいにょうどくしょうせいしょうこうぐん【おとなの溶血性尿毒症性症候群】
- 家庭医学館
- 溶血性尿毒症症候群は溶血性の貧血、血小板(けっしょうばん)の減少、急性の腎不全(じんふぜん)の3つをおもな症状とする病気で、日本では乳幼児…
アマチャ (甘茶) Hydrangea macrophylla(Thunb.) Seringe ssp.serrata (Thunb.)Makino var.oamacha Makino
- 改訂新版 世界大百科事典
- ヤマアジサイ(アジサイ)の変異種のうち,外形的には区別されないが,植物体が甘みを呈する系統。オオアマチャとも呼ぶ。またアマチャより全体小型…
アルカリ岩
- 岩石学辞典
- (1) イディングスは火成岩をアルカリ(alkali)岩と亜アルカリ(subalkali)岩とに分けることを提案した[Iddings : 1892].ローゼンブッシュは火成…
残留側波帯方式 ざんりゅうそくはたいほうしき vestigial sideband system
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 2011年(平成23)7月までテレビジョン放送に使用していた電波の変調方式であり、画像信号を送信するための振幅変調・単側波帯方式の一種。略称VSB方…
コーラ飲料 こーらいんりょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- コーラノキの種子(コーラ・ナッツ)のエキスを含む特有の風味と色をもつ炭酸飲料。コーラノキはアオギリ科(APG分類:アオイ科)の常緑高木で、西ア…
膏薬 こうやく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 皮膚外用剤の一種で、皮膚または粘膜に塗ったり貼(は)り付けたりして、その保護、防腐、殺菌、緩和、痂皮(かひ)(かさぶた)軟化をはじめ、薬物の吸…
プライマー ぷらいまー primer
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 十数ヌクレオチドの短いDNAまたはRNA(まれにタンパク質のこともある)で、DNA合成の開始に必須な成分。1956年にA・コーンバーグが発見したDNAポリメ…
***prin・ci・pio, [prin.θí.pjo/-.sí.-]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [男]1 始め,始まり;初めの部分(=comienzo)(⇔fin, final).del [desde el] principio al [hasta el] fin|始めから終わりまで,一部始終.desd…
波動方程式 はどうほうていしき wave equation
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 二階線形双曲型方程式を波動方程式という。f(x,y,z)が3回連続的微分可能、g(x,y,z)が2回連続的微分可能ならば、(1)の初期条件を満たす解はただ一つ…
黒色火薬 こくしょくかやく black powder gun powder
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 硝酸カリウム(硝石)、木炭および硫黄(いおう)からなる3成分混合火薬。 火薬類のなかでもっとも古くから使われてきたもので、7世紀にすでに中国で…
ふり‐だ・す【振出】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行五(四) 〙① 容器を振って中から物を出す。ゆすって出す。[初出の実例]「葉柳にふり出されけり蝉の声〈春来〉」(出典:俳諧・俳諧新…
ミイラ取りがミイラになる
- ことわざを知る辞典
- ミイラを取りに行った者が、目的を果たせずに命を失い、自分がミイラになってしまう。人を連れもどしに行った者が先方にとどまって戻らないことや、…
糖質 とうしつ glucide glycide
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 糖を主要成分とする物質の総称で、1923年の国際化学会議で決められた名称。脂質およびタンパク質に対してよばれる。糖質は、緑色植物が光合成の結果…
カルコファン鉱 かるこふぁんこう chalcophanite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 二酸化マンガンの鉱物の一つ。主成分として亜鉛を含む。カルコファン鉱系鉱物の一員。三方型と三斜型の両方があるといわれ、日本のものは後者に属す…
フォトクロミックガラス photochromic glass
- 改訂新版 世界大百科事典
- 室内などの光量の少ない所ではほとんど無色透明で透過率が高く,屋外では光に感応して着色し,吸収率が高くなるような可変透過率ガラスをいう。現在…
ヤダケ (矢(箭)竹) Pseudosasa japonica(Sieb.et Zucc.) Makino
- 改訂新版 世界大百科事典
- イネ科の大型のササ。シノダケ(篠竹)の名もある。稈(かん)はまっすぐで,主として上方から1節に1本の枝が出る。細長い葉が垂れ下がり,美しい。…
肝内胆汁うっ滞 かんないたんじゅううったい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 肝内外の主要胆管に狭窄(きょうさく)、閉塞(へいそく)を伴うことなく、胆汁中諸成分の血中増加と肝組織内停滞をきたす疾患をいう。臨床的にはしばし…
はるうこんとあきうこん【春ウコンと秋ウコン】
- 食の医学館
- 最近、日本でもターメリックの健康的効用に対する注目度が上昇。ウコンの名前で、粉末や錠剤型のサプリメント、お茶などが多く出回るようになりまし…
キヌア
- 食の医学館
- 〈宇宙食としてNASAも指定した食品〉 キヌアは南米アンデス山脈の、標高3000m近くに生育するアカザ科の植物です。80~150cmぐらいの高さにな…
らふまちゃ【羅布麻茶】
- 食の医学館
- 羅布麻(らふま)は中国西部に自生するキョウチクトウ科の植物で、その若葉を蒸して乾燥させたものが、お茶の代用として古くから飲まれていました。お…
べんぴ【便秘】
- 食の医学館
- 《どんな病気か?》 慢性の便秘(べんぴ)には、大きくわけて弛緩性(しかんせい)便秘、直腸性便秘、けいれん性便秘の3つのタイプがあります。 弛緩…
アミラーゼ amylase
- 改訂新版 世界大百科事典
- 可溶性デンプンやグリコーゲンなどを加水分解する酵素であり,その作用様式によってα-アミラーゼとβ-アミラーゼとに区別される。α-アミラーゼは動物…
アレニウス Svante August Arrhenius 生没年:1859-1927
- 改訂新版 世界大百科事典
- スウェーデンの物理化学者。電解質溶液の電離説を提唱し,F.W.オストワルト,J.H.ファント・ホフらとともに物理化学の建設に主導的な役割を果たした…
縮退 しゅくたい degeneracy
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 量子力学において一つのエネルギー準位に対して2個またはそれ以上の定常状態が属する体系をさすことば。縮重とよぶこともある。一般には、エネルギー…
水収支 みずしゅうし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 雨や雪などによる地表面への降水量と、地面、水面、植物などからの水の蒸発や蒸散の量は長い期間にわたり地球全表面を考えれば、収支がバランスする…
抽出装置 チュウシュツソウチ extractor
- 化学辞典 第2版
- 抽出とは,固体や液体(抽料)中の目的成分(抽質)を溶媒(抽剤)に移動させることにより分離する操作であり,これを工業的に行う装置をいう.その操作に…
磁気モーメント ジキモーメント magnetic moment
- 化学辞典 第2版
- 磁気量の双極子モーメントをいう.磁石の磁気モーメントは,正負の磁極の強さをq,-qとし,両者の間隔をlとするときqlをいう.これは電気双極子モー…
腎コレステロール塞栓症(腎と血管障害)
- 内科学 第10版
- 定義・概念 腎へのコレステロール塞栓(コレステロール結晶塞栓ともよばれる)であり,全身への塞栓症の部分症とに出現することが多いが,腎単独で…
アミノ酸剤
- 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版
- 製品名 《L‐システイン製剤》 ハイチオール(久光製薬) 《総合アミノ酸製剤》 アミユー(EAファーマ、陽進堂) ESポリタミン(EAファーマ) 蛋白…
増殖・浸潤・転移関連分子(腫瘍)
- 内科学 第10版
- 癌はさまざまな要因(病因)により,癌遺伝子や癌抑制遺伝子の質的あるいは量的な異常が,細胞に段階的に蓄積することにより発生することを前項で…
音 おと sound
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 弾性的な媒質中を伝播(でんぱ)する波。とくに空気中を伝わって聴覚によってとらえられるものだけをいう場合もあるが、音はほとんどの気体、液体、固…
スペクトル すぺくとる spectrum 英語 spectre フランス語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 可視光線を分光器で分解したときに得られる、波長(周波数)の順に並んだ帯状の光の像のこと。スペクトルという語はラテン語のspectareに由来し、元…
FM放送 えふえむほうそう FM broadcasting
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 周波数変調(FM:frequency modulation)方式を使った放送。周波数変調は、音声信号の振幅に応じて搬送波の周波数を変化させる変調方式であり、FM放…
カシア cassia Cinnamomum cassia Blume
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 薬用トンキンニッケイ(東京肉桂),ケイ(桂)ともいう。クスノキ科の常緑樹。樹高15m。葉は長さ12~15cm,つやのある緑色で,3本の葉脈が…
グアッシュ gouache[フランス]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 水彩絵具の一種で,とくに厚塗りや不透明な彩色に適したもの,またこれを用いて描いた絵をいう。不透明水彩ともいう。ただし,日本では学童用の廉価…
光分散 (ひかりぶんさん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- プリズムに細い平行な白色光を入射させると,プリズムから出る光はいろいろな色に分かれる。これは光の屈折率が波長によって異なるために起こるもの…
有機溶剤中毒 (ゆうきようざいちゅうどく)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 有機溶剤中毒予防規則では約50種類の有機溶剤をあげているが,実際の産業現場では,さらに多くのものが使用されている。有機溶剤は気化しやすく,吸…
水酸化アルミニウム (すいさんかアルミニウム) aluminium hydroxide
- 改訂新版 世界大百科事典
- 化学式Al(OH)3。3種の結晶形が知られている。(1)ギブス石gibbsite α-Al(OH)3。また水バン土とも呼ばれる。ボーキサイトの主成分である。実験…
充塡塔 (じゅうてんとう) packed column
- 改訂新版 世界大百科事典
- 気-液両相間の接触面積を大きくし,各相の流れを乱して両相間の物質移動速度を大きくするために,内部に各種の充てん物を詰めた塔。化学工場から出る…
位相群 (いそうぐん) topological group
- 改訂新版 世界大百科事典
- x,yが正数のとき積xyおよび逆数x⁻1はまた正数であるから,正数全体の集合は1を単位元として群をつくる。この際,(x,y)をxyにうつす関数およびxを…
ケイ(珪)化木 (けいかぼく) petrified wood
- 改訂新版 世界大百科事典
- 樹幹の化石で,細胞中の内容物と水溶性のケイ酸とが置きかえられ,化石化の途中で,ケイ酸が不溶性・非結晶質の二酸化ケイ素SiO2(メノウやオパール…
視線速度 (しせんそくど) radial velocity
- 改訂新版 世界大百科事典
- 天体の運動速度の視線方向(観測者と天体を結ぶ直線方向)成分をいい,遠ざかる場合を正,近づく場合は負で表す。天体を分光観測して,波長λのスペク…