八林郷やつばやしごう
- 日本歴史地名大系
- 埼玉県:比企郡川島町八林郷現川島町上八ッ林・下八ッ林を遺称地とし、両所を中心とした越辺(おつぺ)川の左岸一帯に比定される。応安六年(一三七…
二条良基
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:嘉慶2/元中5.6.13(1388.7.16) 生年:元応2(1320) 南北朝時代の公家。父は二条道平。母は洞院公賢の娘。嘉暦3(1328)年従三位に叙せられて以来,…
足利氏姫 (あしかがの-うじひめ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1574-1620 織豊-江戸時代前期,足利義氏の娘。天正(てんしょう)2年生まれ。古河公方(こがくぼう)であった父を幼くしてなくす。天正19年豊臣秀吉の命…
鹿王院ろくおういん
- 日本歴史地名大系
- 京都市:右京区下嵯峨村鹿王院[現]右京区嵯峨北堀町臨済系単立寺院。覚雄山大福田宝幢禅寺という。本尊釈迦如来。「宝幢開山知覚普明国師行業実録…
鵜坂御厨うさかのみくりや
- 日本歴史地名大系
- 富山県:婦負郡婦中町鵜坂村鵜坂御厨婦中町鵜坂を遺称地とする。「神鳳鈔」には弘田(ひろた)御厨(現富山市)・伊水(いみず)御厨とともに越中の…
坂士仏
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:応永22.3.3(1415.4.12) 生年:生年不詳 室町前期の医者。名は慧勇,号は健叟。祖父九仏の代より京都で医を業とし,父十仏は民部卿法印(士仏も同…
粟津庄・粟津別保あわづのしよう・あわづべつぽ
- 日本歴史地名大系
- 滋賀県:大津市中部地域粟津粟津庄・粟津別保中世、粟津には粟津橋本(あわづはしもと)御厨のほかに粟津庄・粟津橋本五箇庄・粟津別保・膳所中庄が…
空華日工集 くうげにっくしゅう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 南北朝時代の五山僧義堂周信(ぎどうしゅうしん)の日記。義堂自らは、日々の自省を込めて「日用工夫集(にちようくふうしゅう)」「日工集」と称してい…
安国寺あんこくじ
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:出石郡但東町相田村安国寺[現]但東町相田相田(あいだ)集落の西部にある臨済宗大徳寺派の寺院。山号は太平山。開山は法灯国師(無本覚心…
ぶんめいいっとうき【文明一統記】
- 精選版 日本国語大辞典
- 室町中期の政道書。一巻。一条兼良著。文明一二年(一四八〇)頃の成立。九代将軍足利義尚の要望によって書かれたものという。八幡大菩薩を祈念すべ…
御飾記 おかざりき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 座敷飾りの秘伝書。『御飾書』『東山殿荘之書(ひがしやまでんそうのしょ)』ともいわれ、相阿弥(そうあみ)こと松雪斎鑑岳(かんがく)真相が相伝のため…
塚原卜伝【つかはらぼくでん】
- 百科事典マイペディア
- 戦国時代の剣客。常陸(ひたち)の鹿島神宮社家の出。初め神道流を学び,のち上野(こうずけ)の上泉秀綱に師事し新当(しんとう)流を立てる。諸国を武者…
しょいん‐づくり〔シヨヰン‐〕【書院造(り)】
- デジタル大辞泉
- 室町時代に始まり桃山時代に完成した武家住宅の様式。基本として座敷に、床の間・違い棚・付つけ書院・帳台構えを設備するもの。銀閣寺(慈照寺)の…
位倍庄いへのしよう
- 日本歴史地名大系
- 兵庫県:西宮市位倍庄現西宮市南東部にあった武庫(むこ)郡の庄園。井部・井倍・位陪・伊倍などとも書く。「長秋記」元永二年(一一一九)九月四日…
右衛門尉国久 (うえもんのじょう-くにひさ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 室町時代の大工。将軍足利義政(よしまさ)の信任をうけ,将軍家御大工,禁裏大工惣官となる。文明14年(1482)に造営がはじまった東山殿(のちの銀閣…
室町殿伊勢参宮記むろまちどのいせさんぐうき
- 日本歴史地名大系
- 一冊 応永二一年頃か 国会図書館 著者は耕雲か飛鳥井雅縁かともいう。将軍足利義持の伊勢参宮に随行したもの。粟津・草津宿・柏木・水口・前野・土山…
六角氏【ろっかくうじ】
- 百科事典マイペディア
- 近江(おうみ)の守護大名。近江源氏佐々木氏の嫡流。苗字は京都六角堂に屋敷があったことによる。南北朝期に庶流京極氏の台頭で北近江を失い,南近江…
允能 (いんのう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 室町時代の医僧。坂士仏(さか-しぶつ)の孫。正長(しょうちょう)元年(1428)称光天皇の難病の治療に成功。永享3年(1431)将軍足利義教(よしのり)…
履中元礼 (りちゅう-げんれい)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1413 室町時代の僧。臨済(りんざい)宗。筑前(ちくぜん)(福岡県)聖福寺の南嶺(なんれい)子越の法をつぐ。京都天竜寺住持となり,金剛経を講じ,足利…
道祐(2) (どうゆう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1345 南北朝時代の僧。足利義氏の子。浄土真宗本願寺3世覚如にまなび,堺真宗寺の開山(かいさん)となる。貞治3=正平19年「論語集解(しっかい)」を…
法観寺 ほうかんじ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 京都市東山区にある臨済宗の寺。聖徳太子の創建と伝えられ,五重塔のみ現存。八坂の塔と呼ばれ,高さ 48m,永享 12 (1440) 年足利義教の再建,元和4 …
松永久通 (まつなが-ひさみち)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1577 戦国-織豊時代の武将。父松永久秀(ひさひで)にしたがい,将軍足利義輝(よしてる)謀殺にくわわる。織田信長に攻められ,天正(てんしょう)5年10…
瓢鮎図 ひょうねんず
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 室町初期,画僧如拙 (じよせつ) の水墨画京都妙心寺退蔵院所蔵。1410年ごろ足利義持の求めで描いたもの。ひょうたんで鮎魚 (なまず) をつかまえると…
五十嵐信斎 (いがらし-しんさい)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 室町時代の蒔絵(まきえ)師。五十嵐派の祖。幸阿弥(こうあみ)道長(1410-78)とともに将軍足利義政(よしまさ)につかえる。漢画風の図柄をもちい,…
かきつ【嘉吉】 の 乱((らん))
- 精選版 日本国語大辞典
- 嘉吉元年(一四四一)六月、播磨(兵庫県)守護赤松満祐が室町幕府六代将軍足利義教を自邸の宴に招いて暗殺した事件。領国に帰った満祐は幕府軍に攻…
野原荘 (のはらのしょう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 肥後国玉名郡北西部(現,熊本県荒尾市,玉名郡長洲町)にあった宇佐弥勒寺領の荘園。《中右記》永久2年(1114)3月18日条にはじめて荘名が見えるが…
永養寺えいようじ
- 日本歴史地名大系
- 京都市:下京区開智学区恵美須之町永養寺[現]下京区恵美須之町浄土宗。称名山と号し、本尊は阿弥陀如来。天正一三年(一五八五)まで現下京区永養…
神戸郷じんごごう
- 日本歴史地名大系
- 岡山県:津山市旧苫田郡地区神戸村神戸郷神戸を遺称地とし、吉井川左岸の院庄(いんのしよう)・二宮(にのみや)を含む一帯に比定される。鎌倉期の…
上杉禅秀の乱 うえすぎぜんしゅうのらん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 応永 23 (1416) 年 10月,犬懸上杉家の氏憲 (禅秀) が鎌倉公方足利持氏にそむいた争乱。持氏と不和で,山内上杉家の憲基の関東管領就任などに不満を…
細川持之 ほそかわもちゆき
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]応永7(1400)[没]嘉吉2(1442).8.4. 京都室町幕府管領 (在職 1432~42) 。満元の子。右京大夫。永享4 (32) 年管領に就任。将軍足利義教のもとで守…
じん‐しょ(ヂン‥)【陣所】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 軍隊が、陣を設けてしばらく駐在する所。陣屋。軍営。陣営。[初出の実例]「常州野州間於二可レ然陣所一、可レ相二待左右一」(出典:上杉…
安宅頼藤 (あたぎ-よりふじ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 南北朝時代の武将。観応(かんのう)元=正平(しょうへい)5年(1350)足利義詮(よしあきら)の命で淡路(あわじ)(兵庫県)由良(ゆら)城に居住。のち南…
進士九郎 (しんし-くろう)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1551 戦国時代の武士。13代将軍足利義輝(よしてる)の臣。義輝を追放して京都を支配した三好長慶(ながよし)に,天文(てんぶん)20年3月14日同席の機…
如拙 じょせつ
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 生没年不詳室町時代,水墨画の代表的画僧相国寺の禅僧。宋元画を学び,わが国の水墨画に新様式を開拓。その画統は周文・雪舟らに受け継がれた。妙心…
瑞溪周鳳 ずいけいしゅうほう
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 1391〜1473室町中期の臨済宗の僧。五山文学者和泉国(大阪府)堺の人。足利義教・義政に信任され,相国寺鹿苑院蔭涼軒に住し,僧録司となる。詩文に…
花の乱
- デジタル大辞泉プラス
- 1994年放映のNHKの大河ドラマ。原作なしのオリジナル作品。足利義政の正室・日野富子を中心に、応仁の乱前後の時代を描く。脚本:市川森一。音楽:三…
日什 にちじゅう (1314―1392)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鎌倉後期、南北朝時代の日蓮(にちれん)宗の僧。会津(福島県)黒川の石塚氏の出。1332年(元弘2)19歳で叡山(えいざん)に登り慈遍(じへん)に師事、玄…
応永条約 おうえいじょうやく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1404年(応永11)に明(みん)と締結されたといわれる通交貿易条約の名。明の年号をとって永楽要約(えいらくようやく)ともいう。1401年足利義満(あしか…
明徳村みようとくむら
- 日本歴史地名大系
- 岐阜県:養老郡養老町明徳村[現]養老町明徳押越(おしこし)村の南方、養老山地の東側、柏尾(かしわお)谷から広がる扇状地形が平野に移る地にあ…
石橋義仲 (いしばし-よしなか)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-? 室町時代の武将。父満博の跡をつぎ,陸奥(むつ)安達(あだち)郡(福島県)四本松(しほんまつ)(塩松(しおまつ))城主となる。長禄(ちょうろく)4年(14…
立阿弥 りゅうあみ
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 足利将軍に仕えた立花(りっか)作家の一系統の人々の称号。その活動は,15世紀前半~16世紀初頭に及び,歴代唐物(からもの)・座敷飾の同朋衆(どうぼう…
いまがわ‐りょうしゅん〔いまがはレウシユン〕【今川了俊】
- デジタル大辞泉
- [1326~1420]南北朝時代の武将・歌学者。名は貞世。伊予守。遠江とおとうみ守護。足利義詮あしかがよしあきらに仕え、幕府の引付頭人ひきつけとう…
有徳銭 (うとくせん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 有得銭とも書く。あるいは徳銭,徳役,有福ともいう。中世では徳=得であり,有徳人とは富裕な人をいった。その有徳人に賦課した臨時税が,有徳銭で…
足利安王・春王 あしかがやすおう・はるおう
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 安王1429~41.5.16 春王1431~41.5.164代鎌倉公方(くぼう)持氏の次男・三男。1439年(永享11)永享の乱で敗れた父と兄義久が自刃すると,鎌倉から常陸…
今川了俊 いまがわりょうしゅん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]正中2(1325)?[没]応永27(1420).8. 京都室町時代前期の武将,歌人。父は駿河,遠江の守護範国。名は貞世,源金吾と称する。左京亮,伊予守。足利…
足利工業大学 あしかがこうぎょうだいがく
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 私立の単科大学。寺院連合体である足利仏教和合会により 1925年に創設された足利実践女学校を母体として,第2次世界大戦後,月見ヶ丘高等学校が設置…
足利茶々丸
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:明応7.8(1498) 生年:生年不詳 室町時代後期の武将。堀越公方政知の子。将軍足利義澄の異母兄弟に当たる。父政知は後妻(武者小路氏)の子潤童子…
足利泰氏
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:没年不詳(没年不詳) 生年:建保4(1216) 鎌倉中期の武士。義氏と北条泰時の娘の子。丹後守,宮内少輔となる。足利氏の正嫡として,北条時頼の妹を…
あしかがのしきぶだゆう【足利式部大夫】
- 改訂新版 世界大百科事典
足利五ヶ村あしかがごかむら
- 日本歴史地名大系
- 栃木県:足利市足利町足利五ヶ村[現]足利市通(とおり)五―七丁目・緑町(みどりちよう)一―二丁目・栄町(さかえちよう)一―二丁目・西宮町(にし…