ここち‐ゆ・く【心地行】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 気分にとどこおるところがなくなる。気持がさわやかになる。満足に思う。心ゆく。[初出の実例]「いとよくはらはれたる遣…
藤原宗業 (ふじわらの-むねなり)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1151-? 平安後期-鎌倉時代の公卿(くぎょう)。仁平(にんびょう)元年生まれ。藤原経尹の子。藤原実重の養子。大内記,文章博士(もんじょうはかせ)をへ…
伊達邦孚 (だて-くにたか)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1829-1862 江戸時代後期の武士。文政12年生まれ。伊達宗賢(むねやす)の子。陸奥(むつ)仙台藩士。詩を松井竹山にまなぶ。開国勤王をとなえ,洋式銃を…
すべり‐だし【滑出】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① すべり出すこと。すべり始めること。[初出の実例]「船体が重い滑り出しをはじめたときだ」(出典:明日への楽園(1969)〈丸山健二〉一)②…
ある【有】 程((ほど))
- 精選版 日本国語大辞典
- ① いる間。また、生き長らえている間。[初出の実例]「ある程はうきをみつつもなぐさめつ」(出典:和泉式部集(11C中)下)② そこにある限り。ある…
ひ‐や【火屋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 火葬場。やきば。荼毘(だび)所。[初出の実例]「あはれこの月こそ曇れ昼見つるひやの煙は今や立つらん」(出典:和泉式部集(11C中)上…
岸沢式佐 きしざわしきさ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 常磐津節(ときわずぶし)の三味線方岸沢派の家元名。[林喜代弘・守谷幸則]初世(1730―83)右和左古式部(うわさこしきぶ)の門弟。1768年(明和5)以…
もろ‐こころ【諸心】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 相手の気持や考えをくんで協力すること。心を合わせること。また、そのさま。[初出の実例]「むかし、色好む人ありけり。をとこ…
ぎかい‐の‐そう【擬階奏】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 加階を擬議する奏の意 ) 平安時代、二月一一日の列見で六位以下八位以上に叙することに決定した者の名簿を式部省、兵部省から太政官に…
地方公務員法【ちほうこうむいんほう】
- 百科事典マイペディア
- 地方公務員に関する基本法(1950年公布,1951年施行)。一般職の地方公務員にのみ適用。国家公務員法に準じ,職階制を根幹とする科学的人事行政の制…
こせん‐し【濃染紙・厚染紙】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「こぜんし」とも ) 伊豆修善寺付近で漉かれたという雁皮紙。薄紅色、薄赭褐色などを呈していた。[初出の実例]「かへりごと〈略〉いた…
なま‐おぼおぼし【生おぼおぼし】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞シク活用 〙 ( 「なま」は接頭語 ) なんだかはっきりしないことがある。いやに気がかりである。[初出の実例]「方たがへにわたる人の、なま…
とら【寅】 の 日((ひ))
- 精選版 日本国語大辞典
- 十二支の寅にあたる日。虎(とら)は千里行って千里もどるというところから、この日は婚礼などを忌んだ。また、毘沙門天の縁日。[初出の実例]「とらの…
おも‐な・し【面無し】
- デジタル大辞泉
- [形ク]1 合わせる顔がない。恥ずかしい。面目ない。「はしたなかるべきやつれを―・く御覧じとがめられぬべきさまなれば」〈源・橋姫〉2 遠慮がな…
法華嶽(ほけだけ)薬師寺
- デジタル大辞泉プラス
- 宮崎県東諸県郡国富町にある寺院。天台宗。本尊は薬師如来。718年、釈迦岳山頂に建立された金峰山長喜院が起源と伝わる。のちに唐から帰国した最澄が…
こと【事】 果((は))つ
- 精選版 日本国語大辞典
- 物事が終わる。行事が終わる。[初出の実例]「ことはてておりさせ給ひぬ」(出典:紫式部日記(1010頃か)寛弘五年一一月二一日)「ことどもはつるきは…
ゆい‐そ・う(ゆひそふ)【結添】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙 ( 室町時代頃からはヤ行にも活用した ) 結び添える。添えて結う。[初出の実例]「そらいたる櫛ども、白き物、いみじくつ…
なげ【無げ】 の 情((なさけ))
- 精選版 日本国語大辞典
- うわべだけのなさけ。真心のこもっていないなさけ。かりそめの好意。なげのあわれ。なごりなさけ。[初出の実例]「いかではかなきことのはをもきこえ…
ひょうぶ【兵部】 の 丞((じょう))
- 精選版 日本国語大辞典
- ① 令制で、兵部省の第三等官(判官)。大・少がある。[初出の実例]「揚レ清激レ濁。裒貶必当。為二考問之最一。〈謂二式部兵部丞一〉」(出典:令義解…
藤原宣孝 (ふじわらの-のぶたか)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1001 平安時代中期の官吏。藤原為輔の子。母は藤原守義の娘。長保元年ごろ紫式部を妻とし,ふたりのあいだに賢子(大弐三位)が生まれている。筑前…
せいがん‐じ(セイグヮン‥)【誓願寺】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 一 ] 京都市中京区新京極桜之町にある浄土宗西山深草派の総本山。山号は深草山。天智天皇の勅願所としての恵隠(えおん)が奈良に創建、三論宗をとな…
藤原保昌
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:長元9.9(1036) 生年:天徳2(958) 平安中期の中級貴族。正四位下。右京大夫致忠と元明親王の娘の子。摂津国平井(宝塚市)に住んだので平井保昌と…
万里小路正秀 (までのこうじ-なおひで)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1858-1914 明治-大正時代の華族。安政5年8月16日生まれ。万里小路正房(なおふさ)の8男。明治4年から10年間ロシア貴族のもとに留学。式部官,大膳頭…
きぶね【貴船】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 一 ] 京都市左京区北部、鞍馬山と対する貴船山のふもとの地名。貴布禰。木布禰。木船。[ 二 ] 「きぶねじんじゃ(貴船神社)」の略。[ 三 ] 謡曲。…
得分 とくぶん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 荘園の職 (しき) に伴う収益主として鎌倉時代,領主(本家・領家)・地頭・荘官などの職(権利)から生じる収益(主として米)をいうが,さらに作手…
藤原葛野麻呂 (ふじわらのかどのまろ) 生没年:755-818(天平勝宝7-弘仁9)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 平安初期の官人。山背(山城)への遷都の中心人物の一人であった小黒麻呂の子で,母は山背の土豪秦島麻呂の娘であり,名前もその地名葛野郡に由来す…
しょう‐しん(セウ‥)【少進】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「しょうじん」とも ) 令制の官職の一つ。大膳職(だいぜんしき)・修理職(しゅりしき)・左右京職・中宮職・春宮坊などの判官(じょう)で…
さく‐て【作手】
- デジタル大辞泉
- 平安時代、作人の耕作地に対する耕作権。鎌倉時代以後は作職さくしき・作手職・作人職などという。
なしつぼ【梨壺】 の 五人((ごにん))
- 精選版 日本国語大辞典
- ① ( 天暦五年(九五一)村上天皇の勅により、宮中梨壺に和歌所を設け、後撰集の編纂と万葉集の付訓に五人の寄人(よりうど)が当たったところから ) 坂…
赤染衛門
- 朝日日本歴史人物事典
- 生年:生没年不詳 平安時代の歌人。赤染時用の娘。母の前夫平兼盛が実の父ともいう。藤原道長室倫子や,その娘一条天皇中宮彰子に仕えた。大江匡衡と…
藤原豊子
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:没年不詳(没年不詳) 生年:天元3頃(980) 平安中期の女官。『蜻蛉日記』作者の孫。藤原道綱の娘。従三位典侍。宰相君,美作三位とも。大江清通と…
どく‐しゃく【独酌】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 相手がなく、ひとりで酒を飲むこと。また、杯などに自分で酒をついで飲むこと。手じゃく。[初出の実例]「月下独酌 月見ばや紫式部妻にし…
留守氏【るすうじ】
- 百科事典マイペディア
- 中世の陸奥国の武士。1190年伊沢家景(いざわいえかげ)が陸奥国留守職(るすしき)に任命され,以後留守職を代々世襲し,留守氏を称した。留守職とは,…
地方公務員【ちほうこうむいん】
- 百科事典マイペディア
- 地方公共団体のすべての公務員。一般職と特別職に分かれる。教育公務員については教育公務員特例法が,公営企業職員と単純労務者については地方公営…
賀陽豊年
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:弘仁6.6.27(815.8.5) 生年:天平勝宝3(751) 平安前期の官人,文人。若いころ,石上宅嗣の設けた芸亭院で学び,その文才は「釈道融,淡海三船もおよ…
東坊城長詮 (ひがしぼうじょう-ながあき)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1647*-1711 江戸時代前期-中期の公卿(くぎょう)。正保(しょうほ)3年12月16日生まれ。東坊城恒長(つねなが)の子。貞享(じょうきょう)元年参議となる…
おん‐しそん【蔭子孫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 蔭子と蔭孫との意 ) 父または祖父の蔭(おん)によって官人として出身する子、または孫。[初出の実例]「太政官処分。式部省蔭子孫并位子…
こす‐こす【越越】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 副詞 〙 ( 動詞「こす(越)」の終止形を重ねたもの ) 今にも越すかと見えるほど十分に満ちているさまを表わす語。容器のふちまでいっぱいに。す…
紫式部日記絵巻 むらさきしきぶにっきえまき
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 「紫式部日記」を絵画化した13世紀中頃の絵巻物。当初は日記のほぼ全文を絵画化したと推定されるが,現在は絵・詞(ことば)とも23段,4巻分が伝存。「…
境寺村さかいでらむら
- 日本歴史地名大系
- 福井県:足羽郡美山町境寺村[現]美山町境寺羽生(はにう)川が本流の足羽川に合流する付近、朝谷島(あさだにじま)村の東にある。福井藩領。慶長…
ごん【権】 の 中将((ちゅうじょう))
- 精選版 日本国語大辞典
- 近衛府(このえふ)の中将の次に位するもの。中将の権官。相当位は従四位下。〔続日本後紀‐天長一〇年(833)〕[初出の実例]「臨時のまつりのつかひは…
こし‐はな・る【腰離】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 和歌の第三、四句の句がうまくつながらない、また、腰につかないままになる。→腰折る。[初出の実例]「ややもせばこしは…
うち‐かが・める【打屈】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]うちかが・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 ( 「うち」は接頭語 ) 腰を前方に曲げる。[初出の実例]「腰うち…
うえ‐しろ(うへ‥)【上白】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「うえじろ」とも )① 襲(かさね)の色目を白にしたものをいう。[初出の実例]「やなぎのうへしろの御こうちきもんも色もめづらしく」(出…
よみ‐ちら・す【読(み)散らす】
- デジタル大辞泉
- [動サ五(四)]1 いろいろな本を手当たりしだいに読む。あちらこちらの文章を少しずつ読む。「詩集から学術書まで―・す」2 (「詠み散らす」とも…
ひた‐おもて【直面】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 形動 ) 直接、顔を合わせてさし向かうこと。覆いかくすところなく直接的であること。また、そのさま。[初出の実例]「ひたおもてにさし…
ふすい【臥猪】 の 床((とこ))
- 精選版 日本国語大辞典
- イノシシが茅・葦・枯草などを敷いて寝ている所。また、人が野宿するためにそれをまねて作ったもの。イノシシのことにもいう。[初出の実例]「苅藻か…
menuisier /mənɥizje/
- プログレッシブ 仏和辞典 第2版
- [男] 指物師,建具屋[職].menuisier en meubles|家具製造(職)人.
高村たかむら
- 日本歴史地名大系
- 熊本県:下益城郡城南町高村[現]城南町高緑川にほど近い平野部に位置し、周辺は丹生宮(にゆうのみや)・長(なが)・碇(いかり)・赤見(あかみ…
岸沢 式佐(6代目) キシザワ シキサ
- 新撰 芸能人物事典 明治~平成
- 職業常磐津節三味線方 肩書岸沢流家元 別名前名=岸沢 巳佐吉,後名=岸沢 古式部(5代目)(キシザワ コシキブ) 生年月日天保4年 経歴常磐津浄瑠璃三絃の…