テヘラン国立考古博物館 テヘランこくりつこうこはくぶつかん National Archaeological Museum of Teheran
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イラン,テヘランにある博物館。イラン・バスタン博物館 Muzech Iran Bastanともいう。 1917年創設。 26年にマッスード宮「鏡の間」に移されたのち,…
細川 護立 ホソカワ モリタツ
- 20世紀日本人名事典
- 大正・昭和期の美術収集家 東洋文庫理事長;国宝保存会会長;貴院議員(侯爵)。 生年明治16(1883)年10月21日 没年昭和45(1970)年11月18日 出生地東京 …
喪乱帖 そうらんじょう Sang-luan-tie
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,東晋の王羲之の尺牘 (せきとく) の法書 (手本) 。白麻紙を用い,双鉤填墨 (そうこうてんぼく) の技法によって,唐の貞観期に王羲之の真跡から…
と‐ぼそ【枢・扉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「戸臍(とぼそ)」の意 )① 戸の梁(はり)と敷居とにあけた小さな穴。これに、枢(とまら)をさし入れて戸を開閉させる軸とする。[初出の実…
漆器 しっき
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 漆 (うるし) で塗装した器物。蒔絵 (まきえ) などの装飾を加えることも多い中国の漆器は早くから作られたらしいが,遺品の出土は戦国以後。漢代には…
は‐ふ【破風・搏風】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 屋根の切妻(きりづま)についている合掌形の板。また、屋根の切棟(きりむね)の両下して山形になっているところ。本来は神明造りのように、…
依馬郷えまごう
- 日本歴史地名大系
- 静岡県:伊豆国田方郡依馬郷「和名抄」諸本にみえる郷名。訓を欠くがエマであろう。天平勝宝七歳(七五五)一〇月の緋帳緋紐の銘文(正倉院宝物銘文…
荒木郷あらきごう
- 日本歴史地名大系
- 石川県:能登国羽咋郡荒木郷「和名抄」所載の郷。東急本に「阿良支」、刊本に「阿良岐」と訓ずる。郷域は現富来(とぎ)町の中心部に比定されている…
額田郷ぬかたごう
- 日本歴史地名大系
- 愛知県:三河国額田郡額田郷「和名抄」高山寺本・刊本ともに訓はない。天平勝宝二年(七五〇)四月一九日銘の正倉院丹裏古文書に「額田郷」とある。…
安曇郷あずみごう
- 日本歴史地名大系
- 鳥取県:伯耆国会見郡安曇郷「和名抄」諸本とも訓を欠く。郷名の「あずみ」は「あまずみ」の縮まったもので、漁業や航海に従う海部(あまべ)の長と…
伊秩郷いちつごう
- 日本歴史地名大系
- 島根県:出雲国神門郡伊秩郷「和名抄」所載の郷で、同書高山寺本・名博本では伊扶とする。同書諸本とも訓を欠くが、イチツであろう。天平一一年(七…
石神社いしじんじや
- 日本歴史地名大系
- 広島県:神石郡油木町新免村石神社[現]油木町新免虎伏(とらふせ)山にあり、祭神石凝姥命、神体は約三メートル角の巨石で、その上に本殿が建つ。…
曾我郷そがべごう
- 日本歴史地名大系
- 福岡県:筑前国早良郡曾我郷「和名抄」諸本のうち伊勢本・東急本・元和古活字本にはみえない。名博本の傍訓は「ソカ」であるが、高山寺本の訓「曾加…
シルクロード(絹の道)
- 共同通信ニュース用語解説
- 中国と中央アジア、地中海沿岸を結んだ歴史的な東西交易路。中国の特産品だった絹(シルク)が西方に運ばれたことに由来。紀元前2世紀、前漢・武帝ぶ…
ナンセン国際難民事務所 ナンセンこくさいなんみんじむしょ Office International Nansen Pour Les Refugiés
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ノルウェーの探検家・科学者であり人道的な活動で 1922年にノーベル平和賞を受賞した F.ナンセンの活動を継承する目的で,30年の国際連盟総会によっ…
ぐんま絹遺産
- 事典 日本の地域遺産
- 「ぐんま絹遺産」とは、群馬県内にある養蚕、製糸、織物などの絹産業に関わる建造物や構造物、民俗や祭礼に関わる行事や芸能、関係資料などを展示し…
水沼村【みぬまむら】
- 百科事典マイペディア
- 近江国にあった古代の村,のち奈良東大寺領の荘園となる。現在の滋賀県多賀町敏満寺にあたる。751年の東大寺近江国開田図(正倉院蔵)に〈水沼村〉30…
海野清 うんのきよし (1884―1956)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 大正・昭和の彫金家。水戸金工の名工といわれた海野勝珉(しょうみん)の四男として東京に生まれる。父が教授であった東京美術学校金工科を卒業。初め…
鴛鴦文 おしどりもん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 雄を鴛(えん)、雌を鴦(おう)という。雌雄がつねに離れることなく仲がきわめてむつまじいところから、古来、夫婦和合の象徴とされている。鴛鴦模様は…
ぞうしき‐にん(ザフシキ‥)【雑色人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 令制で、四等官・品官(ほんかん)以外の伴部・使部などの雑任の官の総称。官司内の雑務に従事する。諸家や諸国の国衙(こくが)・郡衙にも…
そう‐しょ(サウ‥)【草書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 近世は「そうじょ」とも )① 書体の一つ。篆隷(てんれい)を簡略にしたもの。楷・行・草と三段階あるうちでもっとも崩したもの。後漢時代…
しょう‐とく【証得】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 証悟・体得するの意 ) 仏語。修行によって真理をさとり、その果位や智慧・功徳等を身に受けること。また、単にさとること。証入。[初…
川辺郷かわのべごう
- 日本歴史地名大系
- 静岡県:駿河国安倍郡川辺郷「和名抄」諸本にみえる郷名。高山寺本に「加ハ乃ヘ」、東急本に「加波乃倍」の訓がある。比定地については、現在の静岡…
高島郷たかしまごう
- 日本歴史地名大系
- 滋賀県:近江国高島郡高島郷「和名抄」高山寺本は「多加之万」(タカシマ)、東急本は「太加之末」と訓ずる。平城宮跡出土木簡に「近江国高嶋郡高」…
蜷川式胤
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:明治15.8.21(1882) 生年:天保6.5.23(1835.6.18) 明治初期の考古家。京都東寺の公人子賢の子として生まれる。明治2(1869)年新政府の制度取調御…
校倉 (あぜくら)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 木造の倉の一種。床下に束を立て,台輪を置いた上に,断面が三角の木材を横にして積みあげて壁面とし,上に敷桁を置いて寄棟造瓦ぶきの屋根を支える…
へら【篦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 竹・木・金属または象牙を細長く平たくし、先のへりをややとがらせたもの。折り目や印をつけたり、物を練ったり塗ったり、その他いろい…
こころ‐ぶと【心太】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 植物「てんぐさ(天草)」の異名。〔正倉院文書‐天平宝字四年(760)四月一五日・経所見物注文案〕[初出の実例]「磯菜摘まん今おひ初む…
かみや‐がみ【紙屋紙】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 奈良・平安時代、朝廷の造紙所(平安時代は紙屋院)で造られた上質の紙の総称。かんやがみ。こうやがみ。[初出の実例]「四月廿四日、受…
品玉 (しなだま)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 手玉や短刀などを空中に投げ上げて,これを巧みに受け止める曲芸の一種。中国古代の雑戯または百戯の一種で,〈弄玉〉〈飛丸〉〈跳剣〉などともいわ…
組紐 くみひも
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 糸あるいは糸の束を組合せてつくった紐。打ち紐とも呼ぶ。通常は絹糸などの繊維類を数本または数十本の単位とし,これを3単位以上そろえて,ある一定…
倭文布 しずり
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 文献によると、中国大陸から錦(にしき)の技法が導入されるまで、広く使われたわが国の在来織物。『万葉集』『日本書紀』などによると、帯、手環(たま…
笠間郷かさまごう
- 日本歴史地名大系
- 三重県:伊勢国員弁郡笠間郷「和名抄」東急本は「笠門」とし、諸本とも「加佐万」の訓を付す。天平一六年(七四四)一一月九日の優婆塞貢進解(正倉…
桑原郷くわはらごう
- 日本歴史地名大系
- 高知県:土佐国吾川郡桑原郷「和名抄」高山寺本・東急本ともに「桑原」と記し、訓を欠く。正倉院宝物の天平勝宝七年(七五五)一〇月の年号がある緑…
狭結郷さようごう
- 日本歴史地名大系
- 島根県:出雲国神門郡狭結郷「和名抄」所載の郷。諸本とも訓を欠いているが、サヨウであろう。「出雲国風土記」には郷名としては記載されないが、神…
添下郡そふのしもぐん
- 日本歴史地名大系
- 奈良県:大和国添下郡現奈良市・大和郡山市・生駒市にまたがって存在した郡。古くは添上郡とともにソフ県の地域で、「日本書紀」神武天皇即位前紀己…
石上乙麻呂
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:天平勝宝2.9(750) 生年:生年不詳 8世紀の貴族。詩人,万葉歌人。宅嗣の父。大和朝廷の名族物部氏の本流の出身。天平10(738)年藤原宇合の未亡人…
小野 光敬 オノ コウケイ
- 20世紀日本人名事典
- 昭和・平成期の刀剣研磨師 日本美術刀剣研磨保存会幹事長;日本美術刀剣保存協会刀剣審査員。 生年大正2(1913)年7月30日 没年平成6(1994)年6月29日 …
東大寺 とうだいじ
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 奈良市雑司町にある華厳宗の総本山。南都七大寺の一つ聖武天皇の発願により,743年紫香楽 (しがらき) 宮で始められた盧舎那仏 (るしやなぶつ) の造営…
美作紙 みまさかがみ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 美作国(岡山県北部)で漉(す)かれていた和紙。古くから美作は紙の産出国として知られていたが、美作紙という呼称は1477年(文明9)の『御湯殿上(お…
蘭奢待 らんじゃたい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 正倉院中倉に伝世する香木。聖武(しょうむ)天皇によって蘭奢待と命名されたと伝わる。銘文中に東大寺の名が含まれるところから、別名東大寺、また黄…
小野郷おのごう
- 日本歴史地名大系
- 群馬県:上野国緑野郡小野郷「和名抄」高山寺本は訓を欠き、東急本には「乎乃」と訓を付す。正倉院御物の調庸銘文中の白布墨書に「上野国緑野郡小野…
新居郷あらいごう
- 日本歴史地名大系
- 静岡県:遠江国浜名郡新居郷古代の郷名。浜松市伊場(いば)遺跡出土木簡に「辛卯年十二月新井里人宗我□×」、天平一二年(七四〇)の遠江国浜名郡輸…
山代忌寸真作墓誌出土地やましろのいみきまつくりぼししゆつどち
- 日本歴史地名大系
- 奈良県:五條市東阿村山代忌寸真作墓誌出土地[現]五條市東阿田町昭和二七年(一九五二)大阿太(おおあだ)小学校の校舎床下から山代忌寸真作の墓…
前取郷さきとりごう
- 日本歴史地名大系
- 神奈川県:相模国大住郡前取郷「和名抄」高山寺本・東急本ともに訓を欠く。「日本地理志料」は「佐岐登利」と訓を付す。天平七年(七三五)閏一一月…
沖ノ島
- 共同通信ニュース用語解説
- 福岡県宗像市沖約60キロの玄界灘にある、外周約4キロの孤島。全体がご神体で宗像大社の「沖津宮おきつみや」。4~9世紀、大陸との交流成就を祈る国…
左衽 ひだりまえ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 上前の衽(おくみ)が左手のほうへくるように重ねて着ること。「さじん」とも読む。現在の女性の洋服の前合わせがこれに当たる。和服の前合わせは、男…
霰文 あられもん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 石畳、市松と同様、正方形のパターンを縦横に連続した地文。とくに小形の市松文様を霰文とよぶ。幾何学文様のうちでももっとも単純な形式であるため…
罫引 (けひき)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 部材の一側面を基準にして,平行線を引く道具の総称。一般に木工具としての罫引は,一端に爪という針または刃状の鉄片をつけた棹と,棹が任意に出し…
だい‐ちょう(‥チャウ)【大帳】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 令制で、各国の課口の数を集計した帳簿。四度公文の一つ。普通、計帳といわれているが、大計帳とも、大帳ともいわれる。[初出の実例]「…