洞爺丸台風 とうやまるたいふう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1954年(昭和29)の第15号台風のこと。9月26~27日、西日本・北陸・北日本に風水害をもたらした。東シナ海を時速80キロメートルで北東進し、9月26日2…
古地磁気 (こちじき) paleomagnetism
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 古地磁気学の歴史 古地磁気学によって可能となったこと過去の地磁気を古地磁気と呼び,その状態を研究する分野を古地磁気学と呼ぶ。特に1…
ウィーナー(Norbert Wiener) うぃーなー Norbert Wiener (1894―1964)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アメリカの数学者、サイバネティックスの提唱者。11月26日ミズーリ州コロンビアに生まれる。父レオ・ウィーナーLeo Wiener(1862―1939)はポーランド…
機器分析 (ききぶんせき) instrumental analysis
- 改訂新版 世界大百科事典
- 特異試薬との化学反応を利用して色の変化や沈殿生成などの化学変化を観察することによって物質の確認,検出,定量を行っていた化学分析に対比される…
ブッシュ Vannevar Bush 生没年:1890-1974
- 改訂新版 世界大百科事典
- アメリカの電気工学者。第2次世界大戦中の科学動員,なかでも原爆開発を指揮した科学行政官として著名。マサチューセッツの牧師の家に生まれる。タフ…
SKK
- ASCII.jpデジタル用語辞典
- 1987年に、(当時)東北大学の佐藤雅彦教授によって設計、開発された日本語入力システム。SKKの大きな特徴は、その名前にも現れているように、変換アル…
アントシアン anthocyan
- 改訂新版 世界大百科事典
- 花青素ともいう。植物の花弁や果皮などの美しい色の原因となっている一群の色素の総称。ときには葉や茎(赤ジソ,赤キャベツ)あるいは根(ハツカダ…
質量スペクトル しつりょうスペクトル mass spectrum
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 物質をイオン化したとき生成する種々の荷電粒子の質量で,正確には質量 m と電荷 e (電荷素量を単位とする整数) との比 m/e と相対強度の実測値。質…
多発性骨髄腫(造血幹細胞移植の適応の考え方)
- 内科学 第10版
- (9)多発性骨髄腫(multiple myeloma:MM) a.予後予測因子 1975年に発表されたDurie and Salmon分類が長く用いられてきたが,多数例のデータに基…
エーラス・ダンロス症候群 エーラス・ダンロスしょうこうぐん Ehlers-Danlos syndrome (皮膚の病気)
- 六訂版 家庭医学大全科
- どんな病気か コラーゲン線維の先天性異常で結合組織の脆弱(ぜいじゃく)性(もろさ)を特徴とし、関節、皮膚が過伸展する病気で、優性遺伝が多いで…
マーカス理論 マーカスリロン Marcus theory
- 化学辞典 第2版
- R.A. Marcus(マーカス)が,外圏機構で進む電子移動反応の速度定数を見積もるために,活性錯体中で分子の相互作用がきわめて弱いという仮定のもとで展…
反応装置の最適化 ハンノウソウチノサイテキカ optimization of chemical plant
- 化学辞典 第2版
- 目的生成物が最小の経費で生産できるように,すなわち,安全性や操作性などの制約のもとで最大の利潤が得られるように反応プロセスを選択し,それに…
骨形成不全症(先天性結合組織疾患)
- 内科学 第10版
- 骨量が低下し,骨の脆弱性を特徴とする疾患で,brittle bone disease(脆弱骨病)ともよばれている. 頻度 20000〜30000出生に1例程度の頻度で発…
生体情報 せいたいじょうほう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生体が発する種々の生理学的・解剖学的情報(たとえば心電、心音、X線の吸収率など)から、生体を調節するために入力する情報を含めて生体情報という…
意味 いみ
- 日中辞典 第3版
- 1〔言葉のさす内容〕意思yìsi,意义yìyì.単語の~意味を調べる|查单词dāncí的意思.…
次元 (じげん) dimension
- 改訂新版 世界大百科事典
- ディメンションともいう。(1)数学における次元 常識的には,ユークリッドの《ストイケイア》にあるように,線とは幅のない長さ,面とは長さと幅を…
稔性 (ねんせい) fertility
- 改訂新版 世界大百科事典
- 生殖細胞が健全に形成され,機能していて,生活環境が有性生殖の過程で断ち切られることなく,次代の生物が作られること。ふつうは植物についていう…
太陽面通過 (たいようめんつうか) passage on solar disk
- 改訂新版 世界大百科事典
- 日面通過ともいう。天体が太陽面を横切るように見える現象。通常は内惑星の現象を指す。太陽,内惑星,地球がこの順に一直線に並ぶとき,すなわち,…
共役断層 きょうやくだんそう conjugate faults
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 同一の応力下で、互いに90度程度斜交した断層面が形成され、断層のずれの向きが互いに逆向きを示すもの。共役断層には、共役正断層、共役逆断層、共…
物理検層 ぶつりけんそう geophysical logging well logging
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 試錐(しすい)孔(ボーリング孔、ボアホールともいう)や坑井において、物理的あるいは化学的現象を利用して測定を行い、得られたデータに解析を加え…
時間研究 じかんけんきゅう time study
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 作業研究の一分野で、個々の作業についてその標準所要時間を科学的に測定・設定し、課業(標準作業量)の決定に資料を提供し、さらに作業の計画的遂…
世界気象機関 せかいきしょうきかん World Meteorological Organization
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 国連の専門機関の一つ。略称WMO。2011年時点で、183か国と6領域が構成員として加盟している。気象には国境がないので、気象観測事業に国際協力は欠か…
災害統計グローバルセンター さいがいとうけいぐろーばるせんたー Global Centre for Disaster Statistics
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地震、津波、噴火、台風など世界の災害データを収集・分析し、防災・減災・復興に生かす公的研究機関。東北大学と国連開発計画(UNDP)が2015年(平…
スマートグリッド
- 知恵蔵
- ネットワークを活用した未来的な電力供給システム全般を指し示す語。次世代送電網、または次世代電力網などといわれ、概念としてもまだ生まれたばか…
立体異性 (りったいいせい) stereoisomerism
- 改訂新版 世界大百科事典
- 分子の平面的配列順序が等しいが原子の立体配置が異なるために生じる異性。かつては光学異性と幾何異性に大別されたが,現在ではエナンチオ異性とジ…
鋼材 (こうざい) steel
- 改訂新版 世界大百科事典
- 鋼の形材,板材,管材,線材をいう。鋼には炭素を含む普通鋼と,特別に用途を考慮してニッケル,クロム,コバルトなどを添加した特殊鋼とがあるが,…
合同変換 (ごうどうへんかん) motion congruent transformation
- 改訂新版 世界大百科事典
- 平面上の各点をその平面上の点にうつす写像によって,任意の2点間の距離が不変に保たれるとき,この写像を合同変換,または運動という。平面上の各点…
島根原発【しまねげんぱつ】
- 百科事典マイペディア
- 中国電力・島根原子力発電所。島根県松江市鹿島町(旧八束郡鹿島町)片句。日本で唯一県庁所在地にある原発。電力会社の設置した原発としては日本で…
北薩の屈曲 ほくさつのくっきょく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 鹿児島県北西部北薩地方でみられる地層の著しい屈曲構造。西南日本弧に所属する秩父帯や四万十帯(しまんとたい)は、九州北部で北東―南西方向に延びて…
スペクトル spectrum
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 時系列信号単にスペクトルといった場合,光を分光器などで分解したときの各波長成分の強さの分布,すなわち光スペクトルをいうのがふつうで…
糖原病II型 (Pompe病)(糖原病(グリコーゲン病))
- 内科学 第10版
- (2)糖原病Ⅱ型(Pompe病) 病因 ライソゾーム内のα-グルコシダーゼ(酸性マルターゼ)の欠損によって生じる.本酵素はGAA遺伝子によってコードさ…
レーダー航法 (レーダーこうほう) radar navigation
- 改訂新版 世界大百科事典
- レーダーにより得られる情報を使って,船や飛行機などの移動体を安全に,かつ効率よく目的地まで移動させること。船で使用されているレーダーの表示…
雄 (おす) male
- 改訂新版 世界大百科事典
- 一般には,雌雄異体の生物において精巣,すなわち精子を形成する器官をもつほうの個体をさす。植物や下等動物では,比較的小さくて活発に運動する小…
中性子 ちゅうせいし neutron
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 原子核を構成する中性の粒子。ニュートロンともいう。質量は 939.6MeVで,陽子の質量にほぼ等しく,電子の質量の約 1840倍である。スピン 1/2のフェ…
配位数 はいいすう coordination number
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 錯体中で、中心原子に配位している配位原子の数をいう。また結晶学的な意味では、これとすこし異なり、結晶中のある原子を取り巻くもっとも近い他の…
三陸はるか沖地震 さんりくはるかおきじしん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1994年 12月 28日午後9時 19分頃に青森県と岩手県の県境沖で発生したマグニチュード 7.6 (気象庁) の地震。気象庁による正式名称は「平成6年 (1994年…
吸着 キュウチャク adsorption
- 化学辞典 第2版
- 気相,溶液などの均一相から,気体分子あるいは溶質分子が固体表面や液相の界面に取り込まれる現象.吸着物質が逆に均一相に戻る現象を脱離という.…
ポーリング Linus Carl Pauling 生没年:1901-94
- 改訂新版 世界大百科事典
- アメリカの物理化学者。オレゴン州ポートランドの生れ。1922年オレゴン農業大学卒業後,カリフォルニア工科大学に学び,25年X線結晶構造解析の研究で…
シレネ しれね [学] Silene
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ナデシコ科(APG分類:ナデシコ科)マンテマ属の総称。北半球やアフリカに広く分布し、約300種ある。日本ではビランジや帰化植物のマンテマが分布す…
自然減衰 しぜんげんすい natural attenuation
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 土壌などに侵入・溶出した有害な物質や放射性物質などが、移動や時間の経過とともにその濃度を低減させる現象。これにかかわるおもな事象としては、…
非破壊検査法 ひはかいけんさほう non-destructive inspection
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 工業材料や製品の欠陥の有無を、破壊することなしに検査する方法で、非破壊試験法ともいう。機械や構造物の製作に使用される材料の品質、製作加工技…
オペレーションズ・リサーチ おぺれーしょんずりさーち operations research
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 略称OR。一般には「システムの運用に関する問題に、科学的な方法・技法および用具を適用して、これを管理する人々に最適の解を提供すること」(C・W…
物質構造科学研究所 ぶっしつこうぞうかがくけんきゅうしょ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 国立大学法人法に基づいて設置された、大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構(KEK(ケック))傘下の国立の研究所である。英語名はInstitut…
硫銀ゲルマン鉱 りゅうぎんげるまんこう argyrodite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 銀(Ag)およびゲルマニウム(Ge)の複硫化物。元素ゲルマニウムは1885年ドイツ、フライベルク鉱山大学教授であり化学者であったウィンクラーによっ…
タングステン酸塩 タングステンサンエン tungstate
- 化学辞典 第2版
- 一般式xWO3・yMⅠ2Oで表される化合物.通常,x:y = 1:1の,通称,オルトタングステン酸塩MⅠ2WO4をさす.このほかに,ポリ酸がある.代表的なイソポ…
油層 (ゆそう) oil reservoir
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 油層岩の性質 油層流体 油層解析,油層シミュレーション原油とガスとが共存するのが常態である地層。これに対し,ガスだけが遊離して…
素粒子論【そりゅうしろん】
- 百科事典マイペディア
- 素粒子の本性やその転換・生滅の法則を研究する物理学の一部門。物性論と並んで現代物理学の最も基礎的・先端的な分野である。量子力学と相対性理論…
ルベーグ積分 (ルベーグせきぶん) Lebesgue integral
- 改訂新版 世界大百科事典
- 初等微積分において学ぶふつうの積分は,19世紀中ごろにG.F.B.リーマンによって現代的に厳密な定義が与えられたのでリーマン積分と呼ばれ,連続関数…
構造化学 こうぞうかがく structural chemistry
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 分子あるいは物質の物理的・化学的性質をそれらの構造に基づいて研究する物理化学の一分野。 分子およびその集合系の構造を完全に記述するためには…
時系列分析 (じけいれつぶんせき) time series analysis
- 改訂新版 世界大百科事典
- 時系列解析ともいう。時間的順序を追って一定間隔ごとに観察され,しかも相互に統計的依存関係が認められるようなデータの系列を時系列,あるいは時…