ボーティシズム Vorticism
- 改訂新版 世界大百科事典
- フランスのキュビスム,イタリアの未来派に刺激されてロンドンにおこった前衛美術の運動。〈渦巻主義〉と訳されることもある。1914年,P.W.ルイスを…
擦文土器 (さつもんどき)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 北海道で使用された最後の土器。製法,器形に東北地方の土師器(はじき)の影響が強くみられる。器面内外に木製の篦(へら)状工具による擦痕,ある…
マルグリス Margulis, Gregori Aleksandrovich
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1946.2.24. モスクワロシアの数学者。モスクワ大学で学び,1970年博士号を取得。リー群論(→リー群)への貢献を認められ,1978年フィールズ賞を…
堀内正和 ほりうちまさかず
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1911.3.27. 京都,京都[没]2001.4.13. 東京,渋谷彫刻家。日本の抽象彫刻の先駆者。常に抽象的な形態にこだわり続け,機知に富んだ作品で高く評…
アリダード alidade
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 平板測量に用いる器械で測斜儀ともいう。長さ 27cm (木製の場合) または 22cm (金属製) の定規の両端に金属製の視準板 sight vaneを取付け,中央に気…
アルキメデス Archimēdēs
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]前287頃.シラクーザ[没]前212頃.シラクーザ古代ギリシアの数学者,発明家。当時の学問の中心地であったアレクサンドリアに学んだのち,生地に戻…
ペアノ Peano, Giuseppe
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1858.8.27. クネオ[没]1932.4.20. トリノイタリアの数学者。トリノ大学に学び,トリノ大学員外教授 (1890) ,教授 (95) 。トリノ陸軍大学教授を…
ぎょくほういんていえん【玉鳳院庭園】
- 国指定史跡ガイド
- 京都府京都市右京区花園妙心寺町にある庭園。臨済宗妙心寺派の大本山、妙心寺の46ある塔頭(たっちゅう)のなかで最初に建立された寺院。玉鳳禅宮(ぜ…
村上堆朱 むらかみついしゅ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 新潟県村上市を中心に産する漆器。木彫素地(きじ)に塗漆して、堆朱・堆黒に似せたもの、またはその加飾技法。中国画の楼閣山水、人物花鳥から取材し…
若木 山 ワカキ タカシ
- 20世紀日本人名事典
- 昭和期の日本画家 生年明治45(1912)年4月3日 没年昭和49(1974)年1月28日 出生地熊本市坪井町 学歴〔年〕帝国美術学校卒 主な受賞名〔年〕日本美術…
フラクタル ふらくたる
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 自然界には、たとえばリアス海岸の海岸線や、空に浮かぶ雲の形、河川の本支流の形、動物の体内に広がっている血管の分布の形、あるいは樹木の枝の形…
天体物理学【てんたいぶつりがく】
- 百科事典マイペディア
- 天体の物理的性質を研究する天文学の一分科。19世紀末から発展。特に近年は,ロケット,人工衛星,宇宙探査機を用いたほとんど全波長域に及ぶ大気圏…
市松模様 (いちまつもよう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 石畳,霰(あられ)などともいわれ,幾何学模様のもっとも簡単なものとして洋の東西を問わず古くから種々のものの意匠模様に用いられている。ことに…
ヘロン へろん Heron
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生没年不詳。古代ギリシアの技術者、物理学者、数学者。62年ごろから150年ごろの間、アレクサンドリアで活躍した。著作は多く、10編余りが現存する。…
新ピタゴラス学派 しんぴたごらすがくは Neopythagoreans 英語 Neo-Pythagoreans 英語 Neupythagoreer ドイツ語 néo-pythagoriciens フランス語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 紀元前1世紀から後2世紀にかけてローマとアレクサンドリアを中心としておこった哲学の学派。始祖ピタゴラスの「万物の原理は数である」という教説を…
ロルの定理 (ロルのていり) Rolle's theorem
- 改訂新版 世界大百科事典
- 関数f(x)が閉区間[a,b]で連続,かつ開区間(a,b)で微分可能であって,f(a)=f(b)ならば,f′(c)=0となる点cが開区間(a,b)の中に存在…
南原遺跡みなみはらいせき
- 日本歴史地名大系
- 千葉県:市原市中高根村南原遺跡[現]市原市中高根 南原養老(ようろう)川中流域を望む標高約八〇メートルの台地上に位置する。昭和五三年(一九七…
フック(Robert Hooke) ふっく Robert Hooke (1635―1703)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イギリスの物理学者。ワイト島のフレッシュウォーターに牧師の子として生まれる。1648年父を失い、100ポンドの遺産を頼りにロンドンのウェストミンス…
画像診断学(神経学的検査法)
- 内科学 第10版
- 神経疾患の画像診断には現在,CT(computed tomography,コンピュータ断層撮影),CT血管造影(CTA),灌血流CT(pCT),磁気共鳴画像(magnetic r…
トピアリー とぴありー topiary
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 園芸用語。庭木を彫刻的に仕立てたもの。装飾刈り込みともいう。細かい葉や小枝の多い樹種を刈り込んで、人や動物、各種の幾何学的図形などの形に仕…
デ・ステイル ですている De Stijl
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 20世紀の新様式を目ざして1917年、オランダのモンドリアン、ドースブルフ、彫刻家ファントンヘルロー、建築家アウト、同リートフェルトらが結成した…
ナスカ文化 ナスカぶんか Nazca culture
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アンデス文明の古典期文化 (前 200頃~後 1000頃) 。ペルー南海岸のイカ,ナスカ河谷地帯に栄えた。6~11色の色彩を用いて,鳥,魚,人間,怪獣神な…
くすみょうしげさだこふん【楠名-重定古墳】
- 国指定史跡ガイド
- 福岡県うきは市浮羽町朝田にある古墳。筑後川左岸、扇状地の先端部に位置する朝田古墳群のうちの2基の古墳。楠名古墳は径約32m、高さ6m、2段築成の…
投影図 (とうえいず) projection chart
- 改訂新版 世界大百科事典
- 空間図形Fと平面αがあるとき,Fの各点からαに下ろした垂線の足によって描かれるα上の図形FαをFのα上への正射影という。空間内に互いに直交する三つの…
アナウ Anau
- 改訂新版 世界大百科事典
- トルクメニスタン南部のアシガバート東方11kmにあり,先史から歴史時代にわたる3丘より成る遺跡。1904年にアメリカのパンペリー調査隊のH.シュミット…
一般法学 (いっぱんほうがく)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 法ないし法学の各分野を孤立化して扱わず,全部門に共通の概念を主として帰納的な方法によって取り出そうとする法の一般理論を指す。ドイツ法学は,…
人文地理学【じんぶんちりがく】
- 百科事典マイペディア
- 人文現象を総合的に記述・研究する地理学の一部門。自然地理学の対。歴史地理学,文化地理学,経済地理学,政治地理学,行政地理学,社会地理学等の…
岩のドーム いわのドーム Qubba al-Sakhra; Dome of the Rock
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アラビア語でクッバ・アッサフラと呼ばれ,エルサレムのアクサー・モスクを含む聖域内に建つ,現存するなかでは最古のイスラム建築。ウマイヤ朝のカ…
メナイクモス めないくもす Menaikhmos
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生没年不詳。古代ギリシアの数学者。エウドクソスの門人で、幾何学の完成に尽くした一人。当時、いわゆる三大問題(任意の角の三等分の作図、与えら…
アダマール あだまーる Jacques Hadamard (1865―1963)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フランスの数学者。ベルサイユに生まれる。エコール・ノルマル・シュペリュール(高等師範学校)で学び、コレージュ・ド・フランス、ついでエコール…
卍形文 まんじがたもん swastika; Hakenkreuz
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 鉤十字の文様 (→卍 ) 。十字の4本の腕を途中から同一方向に折り曲げたものを基本にした文様で,連続文になっていることが多い。幸福を意味するサンス…
ディブリイ Divrigi
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- トルコ,アナトリア中央部,シバス県の古都。アナトリア・セルジューク朝時代のモスクと付属病院の複合建築物で知られる。ビザンチン帝国時代にはテ…
ハンブルク文化 (ハンブルクぶんか)
- 改訂新版 世界大百科事典
- ドイツ,ハンブルク近くのマイエンドルフMeiendorf遺跡を標準遺跡とする後期旧石器時代文化。前1万2000-前9000年ころにあてられる。分布は北ドイツを…
トトナカ文化 (トトナカぶんか)
- 改訂新版 世界大百科事典
- メキシコ湾岸,ベラクルス州中央部に展開した古代トトナコの文化。最初にオルメカ文化と,次にテオティワカン文化と密接な関係をもち,そうした文化…
アルバース Josef Albers 生没年:1888-1976
- 改訂新版 世界大百科事典
- アメリカの画家,デザイナー。ドイツのボットロープに生まれる。ミュンヘン美術アカデミーでF.vonシュトゥックについて学び,表現主義の影響の強い木…
ロトンダ rotonda[イタリア]
- 改訂新版 世界大百科事典
- 円形ないしそれに近い多角形プランの部屋,または建物のこと。多くはドーム状の天井や屋根をもつ。ロトンドrotonde(フランス語),ロタンダrotunda…
蕨手文 (わらびでもん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 曲線の先端の巻きあがった形が,早蕨(さわらび)のようにみえる文様。1個の図形を単独で用いることがあり,右巻きと左巻きとの2個の図形を背中あわ…
analytical [analytic]
- 英和 用語・用例辞典
- (形)分析の 分析的な 解析の 分解の 論理的思考のanalytical [analytic]の関連語句analytical chemistry分析化学analytical geometry解析幾何学analy…
かっぺた織 (かっぺたおり)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 伊豆諸島の八丈島に伝わる織技で,経糸(たていと)によって文様が織りだされる二重組織の紋織物。機(はた)は機台のない素朴な〈いざり機〉が用い…
アユイ Haüy, René-Just
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1743.2.28. ジュスト[没]1822.6.1. パリフランスの結晶学者,鉱物学者。織工の子,神学を学び司祭となる (1770) 。 1781年結晶の形態に関する論…
テペ・ヒッサール てぺひっさーる Tepe Hissar
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イラン北部、テヘランの東北東約280キロメートルにある遺跡。アルボルズ(エルブルズ)山脈の南をマシュハドへ走るかつてのシルク・ロード上の町ダー…
ヘルツベルク Herzberg, Gerhard
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1904.12.25. ドイツ,ハンブルク[没]1999.3.3. カナダ,オタワドイツ生まれのカナダの物理学者。ダルムシュタット工科大学に学び,1930~35年同…
構造因子 コウゾウインシ structure factor, structure amplitude
- 化学辞典 第2版
- 任意の物質系からの干渉性X線散乱波を与える因子で,物質中の電子密度分布ρ(r),すなわち構造に依存する.干渉性散乱強度Iは,I = Ie|F|2で与えられ…
比較心理学【ひかくしんりがく】
- 百科事典マイペディア
- いろいろな生物の行動について,その差異と類似の関係を研究し,その発生機構に至るまで明らかにしようとする心理学の一分野で,アメリカの行動主義…
理論物理学【りろんぶつりがく】
- 百科事典マイペディア
- 理論的研究を主とする物理学。実験物理学とともに物理学を2範囲に分ける。個々の実験事実や経験法則から理論体系をうちたて,それによって個々の現…
動物心理学【どうぶつしんりがく】
- 百科事典マイペディア
- 動物の行動を研究する心理学および動物学の一分野。観察・実験によりその行動の法則性を追究するのがおもな課題で,動物の本能,記憶,学習などが研…
がっかん‐いん(ガククヮンヰン)【学館院・学官院】
- 精選版 日本国語大辞典
- 平安時代、大学別曹の一つ。承和年間(八三四‐八四八)に嵯峨天皇の皇后、橘嘉智子が子弟の経書学習のために学舎を開いたのが始め。康保元年(九六四…
quad・riv・i・um /kwɑdríviəm | kwɔd-/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]((複)-i・a /-iə/)《歴史》(中世の大学の)四学科(◇算術・幾何・天文学・音楽).
亀甲文 (きっこうもん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 六角形を基本とした文様および紋章の名。亀の甲の模様をかたどったものとしてこの名がある。蜂窩(ほうか)(ハチの巣)とともに古くからある幾何学…
デリダ
- 百科事典マイペディア
- フランスのユダヤ系哲学者。アルジェ生れ。エコール・ノルマル・シュペリウール(高等師範学校)教授。アルチュセールらに学び,バタイユ,ブランシ…