クレジット(英語表記)credit

翻訳|credit

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

(1) 国際金融上の用語。外国の政府,銀行その他の金融機関,会社などから資金を借入れたり,将来必要が生じた場合一定の枠内で借入れるための契約を行うこと。主として中期短期の資金借入れにこの語が用いられ,長期のものは借款 (ローン) と呼ばれることが多い。 (2) 外電記事の冒頭につけるその発信地と提供通信社名など (たとえば「ロンドン発ロイター=共同」のように) 。その記事の著作権者である契約通信社名を確認し,記事の提供を受けたことへの謝意をも表わし,同時にニュースの入手経路を明らかにして記事の信頼性を保証する味ももつ。 (3) 民間放送でスポンサー名を告知する文字やアナウンスをいう。

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デジタル大辞泉の解説

信用の意》
国際金融で、短期または中期の借款
信用貸しによる販売または金融。信販・月販・消費者金融など。→販売信用
新聞・書物・写真などに明記する著作権者・原作者などの名前。
クレジットタイトル」の
地球温暖化対策の取り組みで、政府間や企業間で取引される、温室効果ガスの排出権。カーボンクレジット。炭素クレジット。「オフセットクレジット

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百科事典マイペディアの解説

(1)国際金融用語としては借款。(2)割賦販売信用販売消費者金融など,売手側からの信用の授与に基づく取引。(3)新聞の外電記事などの入手経路を示すために付記される通信社名。(4)出版物,新聞記事,テレビ番組などに使用された著作物等の出所を明示する言葉。

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とっさの日本語便利帳の解説

コース修了の際に与えられる単位所定の単位を修了することで学位が授与されることになる。

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世界大百科事典 第2版の解説

多様な意味で使われる。まず〈信用〉(支払の繰延べ約束)の意味であるが,これについては〈信用〉の項目を参照されたい。政府または銀行などから一定の金額を借り入れる短期もしくは中期の信用のこともいうが,一般に〈貸付け〉ないし〈借款〉と訳される。また,信用販売・割賦販売消費者金融のこともいう。簿記においては,貸方のことをいい(Cr略記),借方(debit,Dr)に対応する。マスコミ関係においては,出版物,新聞記事,テレビ番組などに使用された著作物等の出所を明示する言葉をいう。

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大辞林 第三版の解説

信用の意。また、会計用語で貸方の意
商取引や金銭の貸借において、客に対する信用。商品やサービスを購入する際に、販売業者や金融機関が消費者に供与する。
借款。
月賦などの信用販売。
書物・記事などに文章や写真を使用したときに明記される著作権者・提供者などの名。
クレジットタイトルの略。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (credit)
① 信用。信頼。
② 外国の政府や金融機関などから短期、中期の資金を借入れること。また、必要な場合に一定金額の融資を受けることを予約すること。また、その信用。日本では通常、借款と呼んでいる。
③ 掛売りなどの商業上の信用取引。
④ 月賦などの信用販売。
※誕生日(1977)〈津村節子〉「夫は最初からダブルベッドには反対で、昌代がクレジットで買ってしまってからも」
⑤ 「クレジットカード」の略。
⑥ 高等学校の授業で取得する単位。
※学生と教養(1936)〈鈴木利貞編〉学生時代の回顧〈東畑精一〉三「一つの官立高等学校で一ケ年間に認められたクレヂットは」
(イ) (credit line の略) 新聞の外電記事の頭に記載される発信通信社名と受信通信者名のこと。記事の出所と信頼性を明らかにしている。
※ストマイつんぼ(1956)〈大原富枝〉「わたしの耳の奥には外電のクレジットが充満していて」
(ロ) (credit title の略) 映画、テレビ番組で冒頭または最後に出るスタッフ、キャストのリスト。
(ハ) スポンサーづきの放送番組で、その提供者名、またその画面。

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世界大百科事典内のクレジットの言及

【信用】より

…ここにいう信用とは倫理的徳目のことではなく,経済学の対象としての社会的関係であり,契約・取引と決済との時間的乖離(かいり)にもとづく債権債務関係を基盤に発生するもので,当事者の信頼を前提にするためこれを信用という。信用は実物信用と貨幣信用に大別される。奈良時代の出挙(すいこ)のような米穀等を内容とするものを実物信用というが,現在ではこれは例外的で,圧倒的大部分は貨幣ないし貨幣類似の購買力をもつものの貸借を内容とする貨幣信用である。…

【信用状】より

…銀行が取引先の依頼に応じて,その信用を補うため第三者に対し一定の保証を与えることを目的として発行する証書をいう。単にクレジットともいわれ,一般にL/Cと略称される。信用状発行銀行は,自己または特定の銀行を支払銀行と定め,発行依頼人の指定する者(信用状の受益者beneficiary)に手形を振り出す権限を与え,あるいはこうして振り出された手形に対する引受け,支払または買取りを特定の銀行に授権する。…

【丸井[株]】より

…その後〈月賦〉のもつイメージが消費者に嫌われ,かつ割賦販売に伴うリスク吸収が難しいため,全般に不振となった。しかし(株)丸井は1960年に月賦の名称を〈クレジット〉と改称,信用調査機関丸井クレジットセンターを設置し,クレジット・カードを発行した。このように近代化を進めるとともに店舗を,〈駅のそば〉というキャッチフレーズどおり,盛場を重点とした展開を行った。…

※「クレジット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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