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ピンチ pinch

翻訳|pinch

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ピンチ
pinch

核融合炉の炉心プラズマを加熱し閉じ込める方式の一つ。磁場の力を応用し,プラズマを絞り込むこと。核融合研究の初期 (1940年代) には円柱状のプラズマをピンチによって加熱し閉じ込める研究が盛んに行われた。円柱プラズマに対して縦方向に電流を流すものをゼットピンチ,周方向に電流を流すものをテータピンチ,両者を組合わせ,螺旋状に電流を流すものをスクリューピンチと呼ぶ。プラズマ柱の端部からのエネルギー損失をなくすため,両端をつないでドーナツ状にしたものをトロイダルピンチと呼び,ドーナツに沿って周回する磁場をトロイダル磁場という。強いトロイダル磁場をもつスクリューピンチがトカマクに相当し,最もすぐれたプラズマの閉じ込め特性を実証している。トロイダル磁場が弱い場合,自動的にトロイダル磁場が反転する性質があり,逆転磁場ピンチと呼ばれる配位が形成される。円柱状のテータピンチに反転したテータピンチをかけ,プラズマの中に磁場の渦をつくるものをコンパクトトーラスと呼ぶ。

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知恵蔵の解説

ピンチ

アップル社の携帯電話iPhoneや携帯音楽プレーヤーiPod touchで採用された操作時の動作の1つ。上記の製品はいずれも画面を直接指でタッチして操作するが、他社製の大半の製品が利用者の触れている場所を1度に1カ所しか検知できないのに対して、一度に複数の場所に触れていることを感知可能な「マルチタッチ」を採用している。「ピンチ」はこれを利用した操作で、閉じていた2本の指を広げることでその場所を拡大表示(ピンチアウト)、広げていた指を閉じてその場所を縮小表示(ピンチイン)する。「ピンチ」は「つまむ」「挟む」などを意味する動詞「pinch」で、2本の指の動きを示したもの。日本人が考える「危機的状況」のような意味はない。「ピンチ」という語はアップル社がはじめて使用したものだが、今後マルチタッチ対応の入力が可能な機器では基本的な操作の1つとして採用されることが予想される。

(斎藤幾郎 ライター / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

デジタル大辞泉の解説

ピンチ(pinch)

[名](スル)
追い詰められた苦しい状態。苦境。窮地。危機。「ピンチに陥る」「ピンチを救う」
道具などで挟むこと。挟んで締めつけること。
園芸で、摘心すること。「新芽をピンチして枝数を増やす」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ピンチ【pinch】

さしせまった事態。危機。窮地。 「 -に追い込まれる」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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